私のレコード・ライブラリーから

私のレコード/CDコレクション紹介

FMエア・チェックから生まれた名演 - (1)

2008-11-14 21:56:24 | FMエア・チェック
 最近はエア・チェックとういう言葉をあまり耳にしなくなったが学生時代から私はFM放送を録音することが好きであった。特にNHKFMの海外から送られてくるクラシックコンサート・ライヴを60年代後半から現在まで気に入ったものをエア・チェックして楽しんでいる。昔はエア・チェックファンのために複数のFM雑誌があった。今ではインターネットでFM放送番組情報を簡単に入手することができ便利になったものだと感じている。私の場合60年代から80年代を中心にオープン・テープデッキ、90年代に入るとDAT/MDデッキ、そして現在はCDレコーダーと機材も進化したが個人的にはアナログのオープン・テープが一番好きである。今でもTEACのオープン・デッキX-10Rは健在だ。現在エア・チェックコレクションは千を超えている。そんな中でレコード・CD化されてない貴重な名演が数多く存在する。きょうは、その中の1つカラヤンが1977年のザルツブルク音楽祭でベルリン・フィルと演奏したマーラー/交響曲第6番イ短調「悲劇的」を紹介したい。私の記録によればこれは1977年8月27日ザルツブルク祝祭第劇場大ホールでの演奏会でその年の12月14日にNHKFMでオン・エアされ演奏はカラヤン美学の真髄をいくすばらしいものでカラヤン・ファンの私にはたまらない。特に第3楽章Andante moderatoは当時発売されたLP/DG2707106に迫るものがある。LPと同様私の宝となっている。今後も過去のライヴ・テープから名演奏を紹介して行きたいと思う。


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