私のレコード・ライブラリーから

私のレコード/CDコレクション紹介

懐かしの1枚 - フリッツ・レーマン&ベルリン・フィル 「ピーターと狼」

2013-03-15 14:44:09 | 管弦楽曲

  フリッツ・レーマン(Fritz Lehmann/1904~1956)は私がまだ中学生の頃、「ドイツ・グラモフォン」のレコードでよく目にしていた。因みに私が最初に求めたモーツアルトのピアノ協奏曲第26番「戴冠式」のレコードもレーマンが指揮するベルリン・フィルのものでピアノはカール・ゼーマンだった。後に知ったことだがレーマンはバッハを得意とした指揮者で「マタイ受難曲」の録音は定評があった。しかも彼は指揮する「マタイ受難曲」のコンサートの休憩中に急逝したと云われている。今回取り上げ写真(上)のプロコフィエフ音楽物語「ピーターと狼」の10インチLPは1950年代のモノラルだが録音は大変良好なうえ演奏も気に入り現在でも時々針を下ろしている。(写真/独グラモフォンーLPE17117/10インチ盤)マティアス・ヴィーマン(Mathias Wieman)によるドイツ語の語りも快調である。またこの国内盤も中村メイコの吹き替えで当時同じ10インチLP(25cmLP)でリリースされていた。ジャケットのイラスト・デザインもオリジナル盤と同一のものを使用している。(写真下ー国内盤/LG1008)