教育のヒント by 本間勇人

身近な葛藤から世界の紛争まで、問題解決する創造的才能者が生まれる学びを探して

従来の学校英語教育は破たんする?

2013-08-08 08:22:07 | 
英語教育、迫り来る破綻
クリエーター情報なし
ひつじ書房


☆大学入試の英語をTOEFLにしようとか

☆小学校の英語の必修化

☆英語による英語の授業

☆などなど、政府や文科省の英語教育政策は

☆今までの学校英語教育を破たんさせてしまう

☆という危機意識から論じられている。

☆本書の論考は信頼性は妙に高い。

☆しかし、国政や経済、教育に与えるほどの言語といいながら

☆従来の学校英語教育を保守するというのは

☆妥当でないし、正当性は低い。

☆できない理由を見つけているような気がする。

☆歴史を学べと言いながら

☆現状の政治経済を変えるために、言語教育はどう変えるかという視点が

☆抜けている。

☆今の政治経済でよいのだろうか?

☆言語教育を変えないということは、

☆今のままでよいということであろう。

☆大学入試悪玉説は思い込みだと言われても、

☆多少の改革も、パラダイムを変えているわけではないから

☆その改革の信頼性はわかるが、

☆妥当性も正当性もないだろう。

☆しかし、従来の大学受験準備のための学校英語教育を保守したい

☆陣営の理論書であることに間違いはない。

☆そうそう、CEFRについても非常によい視点で語っているのに、

☆CEFRとTOEFLのリンクを評価しないところは

☆学術的装いで編集されながら

☆操作的な何かを感じてしまう。

☆そうなってくると信頼性も危ういかもしれない。