英語教育、迫り来る破綻 | |
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ひつじ書房 |
☆大学入試の英語をTOEFLにしようとか
☆小学校の英語の必修化
☆英語による英語の授業
☆などなど、政府や文科省の英語教育政策は
☆今までの学校英語教育を破たんさせてしまう
☆という危機意識から論じられている。
☆本書の論考は信頼性は妙に高い。
☆しかし、国政や経済、教育に与えるほどの言語といいながら
☆従来の学校英語教育を保守するというのは
☆妥当でないし、正当性は低い。
☆できない理由を見つけているような気がする。
☆歴史を学べと言いながら
☆現状の政治経済を変えるために、言語教育はどう変えるかという視点が
☆抜けている。
☆今の政治経済でよいのだろうか?
☆言語教育を変えないということは、
☆今のままでよいということであろう。
☆大学入試悪玉説は思い込みだと言われても、
☆多少の改革も、パラダイムを変えているわけではないから
☆その改革の信頼性はわかるが、
☆妥当性も正当性もないだろう。
☆しかし、従来の大学受験準備のための学校英語教育を保守したい
☆陣営の理論書であることに間違いはない。
☆そうそう、CEFRについても非常によい視点で語っているのに、
☆CEFRとTOEFLのリンクを評価しないところは
☆学術的装いで編集されながら
☆操作的な何かを感じてしまう。
☆そうなってくると信頼性も危ういかもしれない。