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Fleur de sel 塩の華

フランス ボルドー コニャックも近いラロシェル海辺の家でオーガニック素材 新鮮な海と土地の幸の健康料理ご紹介致します。

ロワール地方の名物

2007-02-01 18:50:36 | 肉料理 Viandes
フランス中央 ロワール河沿いの地方の名物の一つと言ったら。やはりブーダン。
前にも色々御紹介したけれど。



現在私の家に滞在中のM子さん。これから2ヶ月ロワール地方ツールに滞在の予定。ローカル特産物の紹介。自炊をするということなので一寸した食べ方も伝授。
やはりブーダンが有名。ブーダンにはナチュラルな物と玉葱の入っているもの林檎の入っているものが在ります。今日は玉葱入りと林檎入りと半々。やはり林檎のソースで食べるのが一番。フランスではブーダンと2つの林檎(林檎と大地の林檎のじゃが芋)(boudin aux deux pommes_)と言う名のレシピです。付け合せはじゃが芋だけでなく大好きな蕪も。
いつも日本人の方々恐る恐る食べますよ。M子さんも同じ反応 でも口にして あら癖がなくて美味しい。と。
主人がフランスで癖のない味とは美味しくないということだよと2国文化 言葉の表現の違いに話が発展。

そして山羊のチーズ。私の住んでいる土地も山羊のチーズなので今日は地元の物ですが。
灰が掛かっている山羊のチーズはサンドレと云います。


葡萄の枝(セルマン)を燃やしてできた灰を被せる事によって山羊のチーズの酸味を中和させたり 濃厚な味わいを加える 青白いカビを定着させる役目を持っているそうです。
山羊のチーズはそれこそ形が豊富。そして形によりかなり味も変化。やはり食べてみることが必需。そして新しい出来立ての物と熟成期間の長い物 大きさも半分に 同じチーズでも全く味は異なります。
この2つのチーズはマルシェで見たとたん即試してみたいと決めました。(その形と皺皺に魅力を感じたのです)半円球のものはドームという名。その形から。酸味とミルクの甘味が調和したしっとり美味しい物です。薄べったい物はブリック(普通は長方形)の丸型ということ。外側の皺皺が一寸粘り気味 中はとてもクリーミーな物。



ところでロワール地方に脚を踏み入れるとレストランのメニュー オードブルはシェーブルショーの看板が至る所。サラダに熱い山羊のチーズを取り合わせたものです。(レシピは此処を)
山羊のチーズは個性があるというけれど食べると病み付きになってしまうチーズ料理にも色々使えます。
私は酸味とエラスティックの質のパンをトーストして一緒に食べるのが好き。(例えばパリのポワランのようなパン)

ザサートはタルトタタンが有名。
作りましたよ。はっと引っ繰り返したらあっと崩れてしまってお見せできる物では。林檎一杯で美味しかったけれど。次回に。他の特産も。


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8 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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シワシワ (レアールシェフ~fleur de selさんへ)
2007-02-02 08:26:14
ボンジュール マダム

フロマージュの皺皺がたまらないです

先日のラングルチーズもそうですが

表面の皺がぐぐっときちゃいます

私の目尻の皺はよろしくありませんが

フロマージュの皺はよろしく哀愁です

シェーヴルショーは日本の皆さんに

本当におしえてあげたい一品ですね

粉っぽいような舌触りのシェーヴルが

クリーミーな食感に変わり 

サラダにナッツ類も混ぜて食べたら 

あ~~~~~~ダメ 書き込んでいるうちに

生唾が

リン  リン 
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Unknown (KS)
2007-02-02 23:20:40
ずっとブータン食べてみたいと思いつつ13年が
過ぎてしまいました。次回の訪仏時には是非!
ご主人の「フランスでは癖のない味とは美味しくない
味ってこと」というコメントたいへん面白いです。
なんだかフランス人気質にもあてはまるような?
それにしても、恵美さんのお料理味わえるM子さんが
うらやましいな~
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魅力 (fleur de sel)
2007-02-03 06:50:29
私もこの皺に魅されて即選択決めました。なんとも渋さに人生の重みと厚みが。魅力在りますね。あらっチーズの事でしょうか。でもマサさん皺なんて無いですよ。
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KSさんへ (fleur de sel)
2007-02-03 06:54:05
13年も食べたい思いがですか。食べてみて何だと思われるのは悲しいから美味しいブーダン食べて欲しいです。私ももう一寸長い間帰国していなくて今年は帰ろうかな?なんて。
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私も恐る恐る・・・ (Fujika)
2007-02-05 17:23:24
3年前だったか南仏のある街の定期市の屋台で勇気を出して買ってみました。恐る恐るぱくり。M子さんと同様、思ったより全然くせがないわ、とびっくりでした。レバーより癖がない感じ。レバー好きの私ですから大好物になってしまいそうです。もっと前からチャレンジしてみるべきでした・・・。
悲しいことにそれ以来フランスにいく機会がないのです。本当に美味しいブーダンならばもっと素晴らしいのでしょうね。
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Unknown (Masako)
2007-02-06 20:57:13
http://www.poilane.fr/

ポワランのパン、ちょこっと調べてみました。奥の深いパンで、ちょっとや、そっとでは、真似のできないような魔法使いのパンでしょうか?!?! 東京にも有名な天然酵母のパンやさんがありますが、味覚の鋭い方のコメントではポワランとは比較もしてくれないほど・・・ポワランのパンはすごい、すごかったのだそうです。店主がなくなったので残念だと聞きました。現在は味が変わってしまったのでもう当時のものがない。←恵美さん、そういうことですね? 

私は修行中の身、まだまだ。ヨーグルトの酵母で頑張ってみます。 最近の課題・ヨーグルトの酵母がたくさん入ったフィグのパン。ライ麦もちょっと入っています。  志を高く、頑張ります! 

いつか、パリに行ったら現在のポワランに食べに行きたいです。 
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fujika さんへ (fleur de sel)
2007-02-07 02:07:49
作り方見たらそんなに難しそうでもありませんでした。ことに全然性格の異なる白ブーダンは私でもできそうなくらい。そのうち日本でも生産するようになるのでは?
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Masako ちゃんへ (fleur de sel)
2007-02-07 02:18:18
味が変わってしまったかどうかは判らないけれどご夫婦とも自家用飛行機の墜落で無くなりました。お子様達が継いでいると思います。地方には入ってこないのでやはりパリで。色々パン食べたけれどやっぱりです。パリのシェルシェミディ通りに本店が。昔はよく通った物です。
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