Fleur de sel 塩の華

フランス ボルドー コニャックも近いラロシェル海辺の家でオーガニック素材 新鮮な海と土地の幸の健康料理ご紹介致します。

南仏の香りの鯛の香草入り温サラダ 

2013-03-21 20:22:02 | オードブル Hors-d'oeuvre

昨日は驚くほど暖かい春の日差しの一日でした。久しぶりに映画を楽しもうと早めの夕食 軽くて沢山野菜のメニューにすることに。冷たいサラダを食べるのはまだ肌寒感じなので鯛の温サラダと烏賊ゲソの温サラダを作りました。

鯛の温サラダ



朝 隣の町 夏は海水浴で賑わうシャトレヨンChâtelaillonの朝市で気に入ったお魚を買いました。まずは黒鯛のフィレ。いつもは自分で卸すので新鮮な切り身を見つけると手間が省けて嬉しいです。お刺身用にも少し残してこの御料理。鯛は焼いてあるので 野菜のブリュノワーズ(小さいサイコロ切り)は茹でるので温かみの残る温サラダになります。香草が沢山入って芳しいのですよ。

    材料 (4人分)

   *鯛の切り身 (レシピは鱸)
   *トマト 皮を剥き種を除き細か切り(私はミニトマト使用。そのまま4つぎり)300g
   *種抜きブラックオリーブ 10g 薄い輪切り 
   *ズッキーニ 100g
   *赤ピーマン 40g
   *黄ピーマン 40g (なかったので緑)
   *フェンネル 50g
   *蕪 又は大根 30g
   *ルッコラ 200g
   *エストラゴン バジリック フェンネル
   *レモン 1
   *オリーブオイル 25cl
   *大蒜 1片 卸しておく
   *辛口ベルムース 1cl
   *塩 胡椒
   
     作り方
1 野菜は小さなサイコロ切りにし各々別々に塩の入った湯でさっと火を通す程度に湯がいておく。
2 オリーブオイル レモン汁 大蒜 塩 胡椒でビネグレットソースを用意する。
3 茹でて水気を取った野菜にベルムース 香草の微塵切り オリーブの輪切りを加え野菜の熱いうちにビネグレットソースであえる。(ビネグレットソースはルッコラを用に少し残しておく。5cl)
4 鯛は塩 胡椒 タイムを振っておき熱したオリーブオイルでさっと焼く。
5 ルッコラをビネグレットソースで合えその上に焼いた熱々の鯛を載せ 3 の温野菜のソース合えを載せる。

バジリックはまだ温室のものしかないので庭に生えているメリッサ フェンネル イタリアンパセリを使用。
メリッサは昨年野歩きの時摘んできたもの植えたら逸れは大きく育ちました。


烏賊のげその温サラダ
    

同じ写真じゃないか と苦情が出そうです。でもこれは烏賊のげそのサラダです。鯛と一緒に盛り付けなかったのはそれぞれの味を別々に味わいたかったから。
そして烏賊のげそはさっと茹でて熱いうちに細かくきり温野菜と一緒にソースに和えて味を浸みこませてあります。タバスコを加えてちょっぴり辛く。

烏賊のげその温サラダ
 

このように盛ると烏賊と言うことがよくお分かりになると思います。

烏賊のげそ


ところで烏賊のげそなんですが この写真湯がいた物です。(湯がきたてではなく残った物冷蔵庫に入れ今朝この記事を書く時ふとご説明した方がよいのではと思い写真を撮りましたので冷たそうに写っています。笑)

此方では tête de seche 烏賊の頭と言います。きっと海辺の街でしか見かけないと思います。この地方では烏賊の一ツ本釣りも近海で行われるけれどこの烏賊は大きいですよね。もっと遠くで獲れるのかも知れません。年がら年中ではなく時折お店に出てきます。とっても安いのですよ、1kg 4-5ユーロ。

さっと湯がいた物とっても柔らかいです。太い部分は斜めに切り茹でたこのお刺身のように食べても美味しいです。買う人あまり見たことないけれどけれど私のお友達のイタリアンレストランではよくメニューに載っています。美味しいのに 知らない人々は損をしているなーと思いつつ私が買い占めています。(笑)茹でたもの冷凍してもよいし、色々な御料理に使えます。

カラフルピーマンのスパゲティ



後は熱々のスパゲティで締め括り。
エシャロット 大蒜をオリーブオイルの中で炒め 赤と黄色のピーマンを加えてアルダンテに炒め茹でたスパゲティを加えフェンネル香辛料 塩 胡椒で味をつけました。パルメザンチーズをたっぷりかけてどうぞ。

大蒜を沢山使ったので映画館では口を塞いでいなくては?(笑)

見た映画はスティーヴン・スピルバーグ監督の リンカーン です。 イマージュ 光の使い方 カメラワークが圧倒的に美しく素敵でした。合衆国の選挙法はフランスと異なってあまり事情をよく知らないので一寸難しく思いました。勉強しなくては・・・・・・



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