近年私が興味を持って観察している事の内に野生の食用植物 野草があります。雑草と呼ばれて終わったしまうのは可哀相なくらい健康に良いそして美味しい野草沢山あります。今日は庭に生えているものを摘んでサラダを作りました。(庭はぼうぼうなのだけれど除草剤は一切使用していませんのでご安心ください。笑)
野草はそれぞれ個性があるのでアクセントにベースにはあまり癖のないエンダイブを刻んでベースに。(庭にこれは植えたビーツの若葉も少しばかり加えました。)胡桃と鴨の燻製の刻んだ物も加えました。
今日加えた野草は、、、
Mouron des oiseaux
はこべ(なでしこ科)
Mâche, Doucette
ノヂシャ(オミナエシ科)
Fenouil
フェンネル(セリ科)
Plantain lancéolé
へらオオバコ(オオバコ科)
Plantain corne de boeuf
corne de boeufとは牛の角の事
牛の角のような形の葉なのでこの名前が
オオバコの種類(オオバコ科)
coquelicot
芥子(ケシ科)
Pissenlit
たんぽぽ(キク科)
Silène, Compagnon blanc
ヒロハノマンテマ,ホワイトキャンピオン(なでしこ科)
Violette
スミレ(スミレ科)
どの植物も若い時期の柔らかい若葉がサラダに入れて美味しいものです。(花 種 根を食べるものも数多くあります)
私には二人の尊敬する植物学者がいます。一人はフランス植物学 食用 薬用野草で 第一人者 François Couplain (フランソワ クプラン) 野草を料理に取り入れる興味を持つフランスの数々の大シェフ頃にMarc Veyrat とのコラボレーションは有名です)と一緒にコラボレート影響力を持つ方です。彼の頭の中は植物の百科事典のよう 何冊も数え切れないくらい本を出しています。
彼の一週間の研修には2度ほど参加しました。 採集してきた野草でそれはそれは想像豊かな御料理を楽しんで作りました。又ご紹介することがあるかも知れません。(野草を使って御料理を考えるのも私の先頃の興味なので。)
もう一人は隣の町に住む Anne Richard( アンヌ リシャール)アンヌはたまたまラロシェルの図書館で彼女の書いた本を発見、隣町に居しているというので早速電話をしてみたら野草研究の野歩きの講習が定期的にあるということで昨年から参加しています。
と言うわけで私の料理に使う野草は危険な物ではありませんよ。(笑)
野に育つ物は生命力が強い物です。育てなくても生えてくるのですから。滋養分も豊富です。
野草の持つ個性的な 又はデリケートな味 がシンフォニーを奏で一口ごとに味わえる今日のサラダです。
美味しいビネグレット用意してくださいね。
悲劇の東日本大震災から二年経ちました。 数多くの犠牲者の方々、ご家族と共に心からご冥福お祈りいたします。避難生活にしのいでらっしゃる方々まだまだ沢山いらっしゃると聞いております。一日も早く普通のやすらぎのある生活に戻れますよう。 被害地の復興 皆様方の御健康 お幸せ 心から祈っております。
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