Fleur de sel 塩の華

フランス ボルドー コニャックも近いラロシェル海辺の家でオーガニック素材 新鮮な海と土地の幸の健康料理ご紹介致します。

白身魚のマスタード入りクリーム煮と春のブロッコリー

2006-04-24 22:31:40 | 魚貝料理 poissons

此処10日間。北のリルの義理の妹の家族滞在で我が家はにぎやかです。現在8人。夕飯時。この魚を目の前に皆当てっこ。何の魚かしら。そこへ一足遅く帰り着いた次女。一目でママ えいの頬っぺたじゃないの。と。皆あっけに取られ次女を感嘆の目で。
何ということはないのです。彼女夏のアルバイト探しのため隣の海水浴場の町の大きなキャフェレストランから試しに1週間働いてみてと現在春休みの間通っています。今日のお昼のお勧めメニューがえいの頬っぺたの料理。
骨の心配もなく口の中でとろけるような口当たりで良く我が家で料理するのですが親の料理する際には無関心。美味しいで終わってしまうのですが職業的な目で見ると観察力が増すのでしょう。
一度ポッシェしてからムタルドアンシアンヌと言う粒の入ったマスタードを入れたソースでさっと煮込みました。ソース他の記事の中に。ご覧下さい。(普通の白身のお魚とでも美味しいと思います。)
後は今美味しいブロッコリー。茎は皮を剥くととても美味しいですよ。葉も柔らかいので使用。ブイヨンの中で温め一寸バターを。


現在このように小さなアーティチョークの盛りです。クロック セルと言います。セルは塩のことクロックとはかじりつくこと。この土地について驚いた事(前は長くパリの中そして郊外に住んでいました)生で食べる習慣が有ること。
塩漬けの鰯はもちろん若い空豆もこのアーティチョークも生でパターと塩で。(塩の華fleurde selとが一番素敵ですと一寸宣伝。 微笑み)。
でも私は湯がいて食べるのが好き。柔らかいので殆ど全部たべられます。ビネグレットソースで本日のオードブルでした。

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今お気に入りのパン。サルマンティン

2006-04-24 19:31:33 | デサート desserts


今日の朝 ほとんど毎日のように私の住む村のパン屋さんに今凝っているSarmentine(サルマンティン)を探しに行きました。7時になるとお店が開き幸せなにおいが漂っています。私が早起きと言うわけでなく皆さん顔を知り合った人達が散歩がてら集合です。フランスでは街はもちろんどんなに小さな村でも必ずパン屋さんはあります。社交場 情報の交換場ですね。朝焼き釜から出たばかりのまだパチパチと音楽を奏でている温かいパンを食べる幸せはフランスだと思いませんか?塩の華が少々加えられている特産の生バターを塗ってコーヒーやカフェオレでの始まりはそれだけでも一日の活動力になります。もちろん自家製のスモモやら苺やらのジャム。季節のあふれる果物と当地産の生ハムチーズを添えて朝のテーブルはソロからコンツルエント 日によってはオーケストラのブランチになることもあります。フランスの朝食はパンとバターとジャムと言われ先ごろでは色々なコンフレーク等のセレアルまたは何も食べずと言う傾向があるのはとても残念なことと思います。
サルマンティンは小麦粉の中にすり胡麻がひっそり隠れてはいっているのです。サルマンとは葡萄の小枝のことです。 美味しいワインを生む葡萄の樹は人間の一生と同じ20歳を超えひとり立ち40歳で熟し本当の魅力的なワインを生む葡萄を生み出します。
Vive la sagesse.

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