クラシック 名盤探訪

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龍峰寺の千手観音菩薩像

2009年01月13日 | 歴史・気になる話
海老名市にある龍峰寺は、四季を通じて折々の美しい花を咲かせる風情豊かな寺で、一度は訪れてみて欲しいお寺。
本尊の千手観音菩薩像は、海老名市に二つしかない国指定の重要文化財のうちの一つで、正月元旦と大祭の3月17日の年二回、一般公開されている。
この千手観音菩薩像の姿形は平安時代の特徴が見られるが、眼に水晶をはめ込む技法などから、鎌倉時代末期の作と見られている。
左右脇手のうちから各一手を頭上に高く組み、掌の上に阿弥陀如来の化物一体を安置している像の形は、秘仏とされている京都清水寺の本尊と同じもので、清水形千手観音と呼ばれている。
写真は今年の元旦に拝観した時のもので、悩み事がゼロというわけでもないので、何らかのご利益があるのではと密かに期待している。

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