クラシック 名盤探訪

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とっておきの名盤 その65 ブラームス 弦楽六重奏曲第1番変ロ長調 作品18

2006年12月19日 | とっておきの名盤「室内楽曲」
ブラームスの青春時代、27歳頃の作品。
曲全体を通し、のどかな田園の情緒を思わせる明るさの中にやるせない感傷性も秘めていて、ブラームス好きにはたまらない。
結成以来40年に亘って顔ぶれが変わることなく活躍を続けるアマデウス四重奏団、歌にあふれた第2楽章の表現などひとしを耳に染み入る。
録音も優秀、ふくよかな弦の響き、深みのある音色が19世紀ロマン情緒をかもし出す。
この曲のベストスリーは、
・アマデウス弦楽四重奏団、セシル・アロノヴィッツ<2ndVa>、ウイリアム・プリース<2ndVc> <Grammophon>
・ウィーンコンツェルトハウス四重奏団、フェルディナント・シュタングラー<2ndVa>、ギュンター・ヴァイス<2ndVc> <Westminnster>
・なし
ウィーン情緒がひとしおのコンツェルトハウス盤も懐かしさがひとしお。