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田端近くの暗渠沿いに貝塚。つまりこのあたりは縄文時代の水辺にあたる。たとえば中沢新一「アースダイバー」についている縄文地図とともに歩くと、暗渠歩きはさらに魅力的になる。はるか昔、縄文時代と繋がっていることを実感する散歩。
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田端駅の崖下沿いに暗渠道は続いていきます。
京浜東北線は何か素敵な雰囲気が漂う楽しい沿線だったのに、上野を出発点に次第に現代的なビルが広がっていくのが残念。田端にも再開発の魔の手が………。
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田端~西日暮里間にある貨物船の踏切。
尾久駅の手前から別れた東北線が常磐線の三河島に接続する線路が近くにある。東北線なのに、そのまま、常磐線を走っていくのは、もちろん乗用ではなく、貨物。鉄道に乗るのも大好きなんだけれど、最近貨物線が気になって仕方がない。自転車で彩湖に行き、向こうに見える武蔵野線を貨物列車が走っていたりすると、思わず見つめてしまう。貨物に萌えてる自分がいる。
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西日暮里駅周辺の暗渠繁華街。このまま、日暮里まで流れ込んでいく。
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西日暮里~日暮里間にある常磐線の踏切。上を京成線がふさいでいるので、高架化したくてもできないでいる。しかし、この踏切を特急スーパーひたちなんかが通るとその風景のアンバランスさが楽しい(ある種、山形新幹線のアンバランスさにも似ている)。
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暗渠は日暮里駅前を通り、150mほど尾久橋通りと合流したあと、再び小道の旅に出る。
日暮里は最近タワーマンションは建つわ、駅はリニューアルされるわ、なんだか寂しい限り。かつては池袋を境に、西側が山手線太平洋側、東側が山手線日本海側と呼ばれ、その日本海側で育ったぼくには、失われつつある風情が生きてきた雰囲気そのものなのである。そういえば、大塚駅もリニューアルされたし、そろそろ赤羽移住を本気に考えなくてはならないかも。
次回は、尾竹橋通りの先を歩いてみます。
「音無親水公園」というのがあるそうですね。徳川吉宗の故郷、紀州の音無川にちなんで命名されたと書いてありました。
アメリカに比べるとかなり短いとは思いますが、延々続く(と思われた)貨物列車がゆるゆる通り過ぎるのに鉢合わせして「あー、遅刻するー!」と踏切の前で駆け足していたのを思い出しました。小学生の頃、ン十年前の話です(笑)。
山手線を東西に分けるもうひとつの境は東京駅ですか?
おお、自分で「音無川」のこと書いていながら、お恥ずかしながら、由来知りませんでした。知ろうともしなかった自分の知的怠慢さが悔やまれます。
日本に比べて線路が曲がりくねってなさそうだから、ほんと長そうな貨物列車の連なりが浮かんできます。夕日バックで。
*aquilegiaさん
そう、日本だと客車はせいぜい長くても15両くらいなのに、貨物は、え?まだ? と思うほど連なってるときありますよね。しかも、途中の2両くらい、途中で降ろしたのか、これから積むのか空荷だったり。
東京駅、ぼくも一票。昔は北の玄関は上野駅で、なんとも言えない不思議な感じがあったのですが、北行きの新幹線も東京発になったし、東北本線・常磐線も3年後には上野発着じゃなくて東京を通る路線に。ますます、東京での境目がはっきりとしてくるのではないか、と。