毎日が観光

カメラを持って街を歩けば、自分の街だって観光旅行。毎日が観光です。

新川うどん店

2009年05月15日 08時45分37秒 | 食べ物
 いつもの通り、荒川サイクリングロードへ。約10km走り、サイクリングロードを降り、国道6号線を約7km進んで江戸川サイクリングロードin。ここから江戸川を北上。北上すること約45km。利根川サイクリングロード着。
 コンビニで食事と黄金色の発泡する液体を買って利根川沿いで食べるという黄金パターンも存在するが、今回はひと味違うのである。利根川を20km近く走って南に戻り、加須市内へ。加須。これ、「かぞ」と読む。

 加須は関東の讃岐と言っても過言ではないうどんのメッカなのだ(あと、こいのぼり)。
加須市のページにも「加須といえばうどん!」と銘打たれ、市内の手打ちうどん店30店ほどのうどんマップがあるほか、埼玉県のページにも彩の国のうまいものとして加須のうどんが紹介されている。加須はうどんの街なのだ(手打ちうどんだけで30軒ってすごいね)。
 そう言えば2年前、自転車を乗って楽しく走り回り始めた頃、埼玉県のうどんレベルの高さに驚いたことがあった。2007年うどん祭。うどんの生産量は香川県が日本一だけれど、埼玉県は2位だ。
 さ、うどんだ、うどん。

 今回は町からちょっと離れた新川うどん店へ。

 写真は閑散としているのだけれど、店の前に名前を書いて待機するシステムなので、写っていないところにも待っている人達が。
 しばらく待ってようやく入店。でも、注文するまでにもまだ時間がかかる。満員の店内に仕切るおばちゃんの声が響く。
 「注文取りに行くまで待ってて下さいね、ごめんなさいねえ」
 びた一文悪いと思ってなさそうな「ごめんなさい」の声に萎える部分もあるんだけれど、客と店員の比率から考えるとこれくらいの押しの強さが必要なのかもしれない。客単価が高い名店蕎麦屋とは違うのだ。
 だけど、これだけ混んでるうどん屋さんなのに、蕎麦もある。そして蕎麦を食べている人もいる。不思議な光景だ。


 今回は冷やしたぬきを注文。つゆは別にあって、つけて食べることもできるし、ぶっかけにすることもできる。
 味は、実はよくわからなかった。
 うどんを食べているというより、うどんが勝手に口に入ってくる感じ。大盛りにするか、もう1杯食べないと味まではわからない。あっという間になくなってた。
 ここまで来るのに80km以上自転車をこいで来たんだから、たいていのものはおいしく感じる。だけれど、それを差し引いても、このうどんは名品。このあとも走るつもりだったので、おかわりもしなかったし、大盛りにもしなかったんだけれど、うどん巡りだけに来てもよさそうな加須でありました。





コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 牛島の藤 | トップ | うどんのあと »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

食べ物」カテゴリの最新記事