毎日が観光

カメラを持って街を歩けば、自分の街だって観光旅行。毎日が観光です。

小石川後楽園

2010年06月01日 18時28分56秒 | らくがき


 水戸黄門から由美かおるが降りて新シリーズが始まるらしい。
 なぜ?
 ぼくはとても不思議だ。
 毎週、毎週悪代官やら悪家老などを退治し続けて41年。いい加減気づけよ。モグラ叩きのように、出てきた悪を叩き続けてるけどさ、どうせ来週も悪いヤツ出てくるんじゃね? 経験則からすればさ。むしろ、これって、制度上、あるいは構造的な問題なんじゃね? なんか毎週、面白おかしく旅して回ってるけどさ、何一つ世直しに寄与してないんじゃね?
 なぜご一行様誰一人気づかない?
 41年やって誰も気づかないのは、おかしいだろ。あまつさえ、来年もまたぞろ愉快な仲間たちが日本中を旅する、と。いや、黄門。きみに必要なのは、日本中を旅することではない。むしろ江戸にこもって、抜本的な改革に着手すべきだ。
 今回で降板する由美かおるあたりがこそっと黄門くんの耳元で「その旅、無駄よ」などと囁いてくれないか。
コメント (3)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« バリケードの中のジャズ | トップ | ポピー その壱 »
最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
木漏れ日・・・ (Nancy)
2010-06-02 01:18:13
水戸黄門は子供の頃観た東野英治郎の印象が強くて、黄門様といえばあのおじいさん。
今回新しい助さん格さんの配役を見て大笑いしました。
確かに助さん格さんは用心棒でしょうけど、的場ナントカと東幹久って、、、チンピラ道中(笑)


返信する
確かに。 (aquilegia)
2010-06-02 20:43:55
全く同じパターンでこんなに長く作られ続けているということは、それを見る人が、これだけ時を経てもそれなりの数いる、ということですよね。
白と黒のあいだに無限に広がる灰色のグラデーションの実世界にいて、わかりやすく白黒分けて勝ち負けをつけてカタルシスを得られる場が欲しい、のでしょうか。
私も、もういい加減にしたらと思っているくちですが、実際にこれを見ている81歳の父にそういう理屈を言っても通じないので黙ってます(笑)。
返信する
コメントありがとうございます (aquira)
2010-06-02 23:43:09
*Nancyさん
>的場ナントカと東幹久
 キャスト知らなかったので、このコメント見てびっくり。水戸黄門、いつからVシネマに? 

*aquilegiaさん
 複雑な現象を抽象化して物語るという欲望を人間が抱いてるのはわかるんですが、あそこまでの抽象化と二元論はすごい。でも、水戸黄門に限らず、予定調和の心地よさも需要としてあるんですよね。
返信する

コメントを投稿

らくがき」カテゴリの最新記事