毎日が観光

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渡良瀬川2

2009年06月19日 11時33分46秒 | 観光
 江戸川をずっと北上して関宿で利根川に出会う。ここから国道4号線にぶつかるまで利根川を鮭のように遡る。そう、利根川って鮭いるんだよね。前にどこかの学校の先生が鮭捕って逮捕されたニュースを見た。先生が逮捕されたってことよりも、埼玉で鮭捕れるってことにすごくびっくりした。
 利根川サイクリングロードは江戸川と違って全線整備されているわけではないので、大変走りにくい。特に方向音痴のぼくなんかはサイクリングロードがなくなってしまうと大幅に迷うので要注意である。
 で、4号線のところでサイクリングロードがなくなっている。仕方なく一般道に出るんだけれど、今度は利根川が見つからない。「このあとスタジオ騒然、信じられない大イリュージョンが!」などというCM前のフリが頭に浮かぶ。だって、あのでかい利根川なくなっちゃうんだもんな、そりゃすげえイリュージョンだ。
 その後無事に川を発見するが、すでに利根川にあらず、渡良瀬川であった。今回の目的は渡良瀬川サイクリングロード制覇なので、結果オーライ。渡良瀬遊水池にある道の駅「きたかわべ」」で本日2度目の昼食。再三再四書いているが、埼玉の道の駅はあなどれない(他の県もそうなのかもしれないけれど、とりあえず埼玉のしか行ったことがないんだ)。


 うどんが食べたかったのだけれど、タイミング悪く売り切れ。やはり評判がいいようだ。うどんのかわりに蕎麦を注文。見るとうどんを打ち始めているので、1時間後くらいに来ていたら食べられたかもしれない。それでも十分においしい手打ち蕎麦。
 ごちそうさま、と店を出て水場で頭から水をかぶる。シャツもぐしょぐしょに濡らす。とにかく気化熱を利用して体中を冷ましながら走ろうとのもくろみ。前回もかぶっていたんだけれど、飲用にも使いたいとボトルの水をけちったのが敗因の一つ。今回はこまめに給水、こまめにかぶる。


 本当に関東平野のきわを走ってるんだなあ、と実感。ここまでが平野で、この先から山地になるのがよくわかる。渡良瀬川も桐生あたりまでは平地だけれど、その後は渡良瀬渓谷鉄道という名前が物語っているように山に入ってく。
 足利の途中でサイクリングロードを見失って一般道を走るが、なかなか足利から出られない。一般道走りにくいし、なんだか面倒くさくなってしまったんだけれど、何しろ自分がどこにいるのかさえ分からないから、とにかく西を目指す。そのうちサイクリングロードを発見、元気よく走り出す。


 栃木県足利から群馬県桐生に至って、渡良瀬川サイクリングロード起点着。ここまでうちから約150km。JRの桐生だと両毛線から高崎線か宇都宮線に乗り換えなので、東武線の新桐生から特急で浅草へ帰ることにする。


 帰りの車窓の風景。なんだか北関東っていい風情だよなあ。考えてみたら、数年前まで自転車で浅草から帰るなんてこと自体考えられないことだったよなあ。うちからだったら、せいぜい上野ぐらいが自転車の限界だったのに。それが特別な訓練をしたわけでもないのに、こんなに走れるようになるんだから、自転車が持っているポテンシャルって結構高いものがあるんだよな。ハイブリット車もいいけど、自転車をもっと活用できる社会ってえのも、考えてもいいんじゃないか。
コメント
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