毎日が観光

カメラを持って街を歩けば、自分の街だって観光旅行。毎日が観光です。

東京ウォーカー(下)

2009年02月13日 17時32分25秒 | 観光

 赤坂見附跡。
 江戸城の警護にあたった見附だけれど、その後は門の名前として使われるようになった。赤坂見附、四谷見附(喰違見附)、牛込見附など現在も地名として残っているところもある。
 このそばにあったのがホテルニュージャパン。火事のあと、周囲の雰囲気とは異質の廃墟としてずっと取り残されていたのが記憶に残っている。
 ここからはひたすら246号線一直線。



 豊川稲荷。愛知県にある豊川稲荷の東京別院。伏見稲荷が神道系のお稲荷さんだとすれば、こちらは仏教系のお稲荷さん。お寺である。
 このお稲荷さんは、もともと名奉行で知られる大岡忠相が勧請し、自宅で祀っていたもの。



 赤坂御用地。
 皇太子一家をはじめ、いろんな皇族たちが住んでる。散歩してて、「お、高円宮」「お、常陸宮かい。今度ビールでも飲みにおいでよ」などと出会って会話したりするんだろうか。



 無事ラグビー場に到着してラグビー観戦。
 望遠レンズを使った撮影が禁止なので、こんな程度。昔はそんな縛りはなかったから、一脚に500mmつけて撮影してたんだけどな。
 マイクロソフトカップ決勝戦。3億円盗まれたり、ここんとこ不祥事が続いた(おい、いつの話だよ、それ。だいたい不祥事じゃないだろ)東芝府中だったけれど、風下をリードして折り返して万全の戦い。
 どっちもハンドリング・ミス多し。国内じゃ強いかもしれないけれど、ワールドカップなどを視野に入れるとこの戦いぶりは、ちょっと悲しい。三洋も決定力なし。
 ま、そんなこんなで10kmちょいの東京ウォーカー。ラグビーの試合があったからここでやめたけれど、もうちょっと遠くへ行くのもいいかな、と。
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今週のCD

2009年02月13日 10時39分42秒 | 音楽

 舘野泉「ひまわりの海 セヴラック作品集」
 セヴラックが好きだった。エラートから出てたCDをよく聴いたものだ。で、舘野泉が弾いたものがあることを知り(知るのが遅いよね)、早速入手。2001年、まだ舘野泉の両手が動いていた頃の録音。
 ツール・ド・フランスという自転車レースをご存じの方もいらっしゃるだろう。レース中ひなびた街道筋にひまわりが咲き乱れているシーンがよく映し出される。あれよ、あれ。まさにセヴラックの音楽は。スペインとの国境に近い南フランスの田舎町。陽光にはえるひまわりの花。明るい色彩のセザンヌの絵画。
 すてきなCD。

 スティング「ラビリンス」 スティング/エディン・カラマーゾフ(リュート)
 スティングの声にダウランドがあうとは想像もしていなかった。クラシック音楽の範疇で言えば決して美声ではないのだが、真摯な態度でのぞむ彼の姿勢に打たれた。ただ、「ラクリメ」はその姿勢がちょっと空回りしてしまったような気がする。構えが固すぎる。もっと自分の持ち味で勝負してもよかったのではないか。
 その1曲を除けば、あとはどれもスティングの歌が素晴らしい。
 こういう試みって日本でもやんないかな。結構面白いかもしれない。
 死んじゃったけど三波春夫にベルナール・ド・ヴァンタドルンの「ひばり」を歌わせたりしたら面白かったんじゃないかと。



 エリカ・ヘルツォーク「日本の思ひ出」
 はっきり言えば、ぼくは「君が代」が嫌いだ。だいたい明治維新が好きじゃないんだから、「君が代」はダメ。薩摩琵琶歌の「蓬莱山」だろ、あれって。古今とか言ってるけど。
 その点日の丸にアレルギーはない(好きってわけでもないけど。でもそれは日の丸がどうのこうのってことじゃなく、国旗そのものに対する複雑な感情)。
 で、このCDの1曲目が君が代。面白い企画CDで、西洋人が日本を綴った曲ばかり集めている。その中にはワインガルトナーやバイエル、カバレフスキー、キーシン(そう、あのピアニストの)といった見知った人たちの知らない一面があったり、まったく初耳の作曲家たちがいたり。面白い。君が代はドイツのカペレンが組曲として取り入れていて、われわれの耳慣れたものとは違う和声を施しているので、ちょっと新鮮。
 こういう企画ものも楽しいもんだ。
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