久しぶりの大学サッカー。そして久しぶりの国立西ヶ丘競技場。
大学サッカーを見るのは10年ぶりくらい。前回見たのは、早稲田対駒沢大学の大学日本一の決勝戦。場所は同じ国立でもここではなく、国立霞ヶ丘競技場の方だった。
また、西ヶ丘競技場は20年ぶりぐらいのご無沙汰。前に来たのはオリンピックの一次予選かなんかの日本代表対タイ。ここしばらく代表人気が高いけれど、1990年のイタリア・ワールドカップの予選でさえ、観客はまばらだった。次のアメリカ・ワールドカップのときにドーハの悲劇があり、その次のフランス・ワールドカップのときにジョホールバルの奇跡があったのはみなさんもご存じ。でも、ドーハのたった4年前でさえ、客は全然いなかったのだ。
で、西ヶ丘でのタイ戦のあと、タイからクレームが来た。代表戦にあるまじきピッチ状態で、こんなところでやらされるとは思ってもいなかった、と。
去年のアジア大会予選、インドのピッチに犬がいただの、ピッチがでこぼこしてるだの言っていたマスコミは、自分の国がちょっと前までそんな状態で代表戦を行っていたことを知っているのだろうか(西ヶ丘には今日、鳩がいたよ)。
さ、その久しぶりの大学サッカー、そして久しぶりの西ヶ丘競技場。大学選手権1回戦、早稲田対立命館。
ぼくが見た試合と劇的な変化。ピッチはちゃんと芝生だし、応援はラグビーと違って応援団が入っているのだけれど、これが実にサッカーっぽくて面白い。前に行ったときはサンバのリズムを単調にずっと刻んでいたのだけれど、今はJリーグの影響か、サッカーっぽい多彩な応援になっていた。
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試合はワールドユースに出場した兵藤の活躍もあって、4-1、早稲田の勝利。今年ようやく2部から上がってきたチームだから、大学選手権一回戦を突破できただけでもめっけもん。
ああ、それにしても、サッカーにラグビー、忙しい年明けです。