年末伊勢に行ったときには雪でバスが3時間の遅れ。8時に着くはずが11時に。のろのろとしか動かないバスの中で煮え煮えしながらも、天候ばかりはどうしようもない、と慰めてました。だから羽田空港の搭乗口で「霧のため現在のところ出発を見合わせております」と言われたときの感想は、「また天候かっ!。
JALやANAがはやばやと欠航を決める中、スカイマークだけは「天候調査中」。ひとつ前の便は神戸空港に着陸できず、関空へ行ってしまったので、この飛行機が神戸に降りないとギリギリの機材で運用しているスカイマークは神戸から飛べなくなってしまうのだ。
チケットぴあ発券のチケットを握りしめて必死に係員に事情を聞いている女性。時刻表はないか、と尋ねる男性。携帯電話で電話している人々も多い。
結局1時間半遅れて、だめなときは羽田に引き返すという条件で飛ぶことに。スカイマーク、必死である。
神戸上空にさしかかるが着陸条件がクリアできずに、飛行機は上空で旋回しながら待機。15分ほどして「一時的な天候回復により着陸致します」のアナウンスには、機内から拍手が起きた。いやあ、映画で見るシーンだが、こういう拍手は初めて。
霧の中に浮かぶ明石海峡大橋。