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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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動機付けで人々は行動を…盛岡~八戸~青森~木古内~北斗市

2008年09月04日 21時42分55秒 | Weblog
誰も行なった事のない事業や研究などには様々な抵抗や困難が伴うものです。
普通に考えると、先人達や先輩諸兄が実践した事をそのまま継承する方がはるかにラクだし、リスクを回避する事が出来るでしょう。また継承して上手く行かないのは、元々の事業モデルに問題があったとする責任回避も可能となるのです。

特に官僚政治と言うのは、事例、実績、慣例などが基本となっているため、新しい試みが出来にくい状況にあるのだと思います。
為さねばならないと言う、揺り起こされるような強い動機付けが、もっと強い信念となり、為さねばならない目標に向って邁進してこそ、その目標に近づく事が可能となります。

私が断熱に脱グラスウールを訴えているのは、グラスウールに恨みがある訳でありません。ふとんと同じ綿であるグラスウールは、乾燥した空気が静止して断熱性能を保持します。床下や押入れの壁の中に入れたグラスウールが、乾燥した空気を長期的に静止すると断言し、あなたはその責任をとれるでしょうか…グラスウール断熱の指針を出す公的機関も責任はとれません。

自分や志を同じくする仲間達が、出来た住宅の温熱環境に責任を取れる断熱方式を開発して展開をしています。当然、自分の思いだけでなく、公的な機関認証を交付されなければ人様に薦める訳に参りません。ファースの開発動機は、自らが責任の取れる温熱性能の確立でした。公的認証を交付されたと言っても、歴史と実績の少ないマイナー工法である事に変わりありません。

特に一生一代の大事業である家づくりは、メジャーで実績の多い工法を採用したくなるのは当然です。しかし、建主さんも住んで本当に満足できる住宅工法だと信頼を得た時、その揺るぎない行動力を多く目にしてきました。我々は、建主さんの期待を絶対に裏切らない温熱環境の伴った家づくりを遂行する責任を背負っているのです。

写真は今日、午前に訪問した東北電力岩手支店の応接室で撮りました。隣から営業開発統括部長の一関 直竹さん、同じく松長 博幸さんです。一関部長は、ファース工法を本州展開の起点となった秋田支店の部長を経て岩手支店に転勤されました。東北電力秋田支店は、システム電化を取り入れるために尽力した歴史に名を残すような逸材が多くおります。

一関部長もそのお一人で「家は出来上がってから真価を発揮するもの」との信念から、自らの家もそれで建築し、身を持って本物の電化住宅を推進しております。
人は、何かのきっかけで動機付けされ、それが信念となった時に歴史に名を為す逸材に…

今日は盛岡の工務店経営者セミナーで講演を行ないました。
明日、新しい素材実験を本社で行うため、講演終了後、新幹線に飛び乗り、先ほど帰社致しました。

出かける前の夜は、どんより天気でこの執務室から見える函館山の灯火が、揺ら揺らと頼りなったのですが、今夜はスッキリ、クッキリ、夜空に映えて輝いて見えます。
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