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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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団塊世代から団塊ジュニアへ…北斗市

2008年09月05日 22時25分54秒 | Weblog
私達は戦後のベビーブームの時代に大量生産でつくられた世代です。
チョンマゲ時代の江戸時代から、文明改革と言う名のものとで洋服を着る明治時代に移行し、海外の文明を目の当りにしながら、大砲や戦車を用いた戦争時代に入り、二度にわたり世界大戦を経験する事になります。徴兵制度で健康体の成人は兵隊として戦地に出向き、国家正義の名のもとに愚かな戦争を行なって来たのでしょう。

特に第二次世界大戦は、全国民が総玉砕の覚悟で世界を敵に回して戦ったと言います。
平和ボケと言われる現代人には、想像の出来ない修羅場の時代だったようです。その戦争で多くの若者が戦死しました。終戦後の生めよ、増やせよ、と言う風習によって我々が量産されたようで、まさに粗製乱造的な人間生産方法で我々が造られたような気がします。

質より量であって、この量産した子供達は、自分自身で生きるための知恵と工夫を余儀なくされたのでしょう。団塊世代の人々は、粗製乱造で生まれたものの、強かに生き抜くだけでなく、戦後の日本を世界有数の経済大国にまで成長させたのです。

このような団塊世代が還暦を迎え、その子供達である団塊ジュニアと言われる世代への継承時期を迎えています。この団塊ジュニアと言われる人々は、団塊世代の親達が、自分達と同じ苦労をさせまいと丁寧に精魂込めて産み、育てた経緯があります。
少なくともお腹をすかせる生活困窮の苦労をさせたなかったため、純真で真っ直ぐに育て上がったように思われます。結果として逞しさに欠けても、卑しさが備わっていません。

団塊世代が育った戦後復興の時代のように、飯を食うために奔走する人の陰部を知る事無く育ちました。次世代はこのような純真人間である団塊ジュニアの方々が担います。
ファース加盟工務店も、団塊ジュニアに引き継ぐ準備期間に入ったところが多くあります。先日、訪問した久慈市のハンナホームさん、大仙市の大坂組さん、そして田沢湖町(現、大仙市)の寺沢工務店さんも、世代交代の準備期間のようでした。

写真は、株式会社 寺沢工務店で撮ったものですが、社長の千葉 恆昭さんと、後継者で甥の常務取締役、寺澤 喬さんです。寺澤常務も団塊ジュニアですが、この世代の人々は、父親や叔父、先代などの生き様を冷静に客観的に見られる視点を持っています。私達、団塊世代と異なる感性で、まさに次世代を担う新しい発想の工務店経営を行う事でしょう。

ファース本部でも、次世代に引き継ぐための新しい素材研究やシステム開発に拍車をかけています。今日の北斗市は朝から涼しくて爽やかな一日でした。明日もシステム研究を…
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