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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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衣食足りて礼節を…東京浜松町~羽田空港~函館空港~北斗市

2008年01月26日 17時28分57秒 | Weblog
紀元前、中国の思想家の言葉で「衣食足りて礼節を知る」と言うのがあります。
着るものなく、食べるものも無い状態では礼儀礼節を言う以前の事だろうと言う事です。
陸上に暮らす人間以外の動物の殆どが、毛皮をまとっており、先ずは衣服が足りています。動物は生命を保持しその生命を永遠に延命させるため本能で生かされていると言います。衣服が足りて腹を満たされると次は、子孫存続のための行動となるのでしょうか。

今朝、浜松町駅の狭い裏口で、旅行に出掛ける格好をした数人の若い女性がでかい口を開け、奇声に近い大笑いをしながら盛んに話し込んでおりました。持っているブランドのカバンなどから、どうみても普段満ち足りた生活をしている都会人のようです。
入り口が塞がって通れないため「入り口ですから場所をあけてくだい」と、さりげなく注意したら「入り口は向こうにもあるでしょ」と言う返事が返ってきたのには驚きました。直ぐ側に交番があり「明らかにこれは違反なので、そこの交番に伝えます」と言ったら、すごすごと外に出て行きました。これは礼節いぜんの問題なのですが…

この直ぐ後ですが、浜松町の駅でかなり老齢のお婆さんの手を取り、荷物も持ってあげてゆっくりとモノレールに乗り込んで来た少年がいました。かなり席が埋まっておりましたが、入り口の近くに座った中年の夫婦らしい人が、さっと立ち上がり、お婆さんと少年に席を譲りました。その時の少年の嬉しいそうな笑顔、そして手を合わせてお礼の態度を示すお婆さんの姿がとても印象的でした。席を譲った夫婦との会話では病気治療で上京し、田舎に帰るのだと言う事です。「タクシーで移動すると料金が高いので」と呟いていました。

今日は、この二組の姿を見て「衣食足りて礼節を知る」は紀元前の言葉です。
2000年も過ぎた現在は「衣食足りて礼節を忘れる」の時代になったような気がします。
「衣食が満ち足りて心豊かに」と、なりたいものです。
写真は会社の前にはためく安全旗ですが、この安全旗には工事の安全と、心の健康をも含まれているのです。

今日は東京から氷点下の北斗市に戻りました。この寒空の中で当社ハウジング事業部(フクチホーム)でファースの家完成内覧会を行っていました。
当社柳田ブログに仔細が載っていますのでご覧戴きたいと思います。
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