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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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見えるコストと見えないコスト…函館~北斗市

2008年11月01日 20時40分29秒 | Weblog
窓についた結露は、典型的な見える結露であり、拭取るだけで解決するのです。
ところが壁の内部に発生する結露を内部結露と言って家を腐らす深刻な結露と言えます。
観た目の良い家には、とかく見えない部分の重要部分を蔑ろしている場合があります。

今日は日創研の「企業の成功法則」と言う6時間研修を受講して参りました。
演壇から講演する機会が多いのですが、受講生としても今日の6時間研修は貴重な経験をさせて戴きました。写真は講師の日創研、専務取締役の松原 誠さんです。
今日のコラムの題材は、今日勉強した「見えるコストと見えないコスト」を取り上げます。その中で会社経営のコストには、原価などの変動費と、人件費や光熱費などの固定費がありますが、そのようなコストは数値で見えるため顕在コストと言うのだそうです。

一番厄介なのが、見えないコストで潜在コストと言われています。この見えないコストを放置しておくと企業は確実に衰退してしまいます。今日の講義ではその潜在コストの見出し方と対処法を勉強して来ました。
本来、得られるべき利益を得られないのを「逸失利益」と言うのだそうです。この殆どが人材育成の歪みから発生すると言う事です。

何かを指示や提案をしても「でも」「しかし」と否定的である。仕事に消極的で心や気持ちが入り込んでいない。「言い訳や愚痴、溜め息ばかり」を言う後ろ向き言動。報告、連絡、相談の不足による「機会損失」。
知らない、分らない、方法が見つからない知識不足。情報不足による世間知らずや考えが浅い行動。
根気不足で継続を逸してしまう、などが潜在コスト、つまり見えないコストで「逸失利益」と言うのだそうです。

会社の利益を上げるには、売り上げから原価と販売管理費を引くのですが、業績が悪くなると、いの一番に見えるコスト削減にかかります。しかし、普段から見えないコストで生ずる「逸失利益」の存在を意識し、勉強しておく必要がありそうです。
ファース本部のハードマニュアルの中にも、寒暖計に表記される「顕熱」と、湿気の持つ見えない熱の「潜熱」がありますが、潜在コスト、潜在能力など、見えないパワーの偉大さを知っておく必要があります。

松原講師の軽快な講義の進行もありますが中身が充実して6時間研修が本当に短く感じ、加盟工務店の方々にも松原講師の講義は、是非、受講して戴きたい内容でした。
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