旧三島測候所

2010-09-07 07:10:01 |  静岡県


 中央気象台三島臨時出張所として昭和5(1930)年に開設。 定規で引いたような直線基調の建物ですが、目に付きやすい部分に半円形のアーチを用いる事によってモダンな雰囲気を高め個性を演出しています。  静岡県三島市東本町2-5-24  10年03月中旬



 半円形にデザインされた2階の窓台。


 青空にスッと伸びた煙突も美しい。


 このアルミ扉は最大の残念ポイント。


 ステンドグラスを内側から。 静岡なら富士山が描かれそうですが。


 中に入ると2階への階段がお出迎え。






 1階の中央廊下。 室内も見学できます。


 何かの警報装置でしょうか。 盤内には桜の花びらのマーク。


 竣工当時は田園の中に孤立した姿であったそうですが、現在は周りが住宅地となって民家に取り囲まれています。


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2 コメント

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受付の装置では? (加島昭三)
2010-09-07 20:10:09
お世話になります.測候所の受付にある各部屋を管理装置では?電気のコードの状態を見ると.かなり古い電気的な(電磁)的な.各部屋から呼び出しがあると.ベルが鳴り.金属製の各部屋の表示プレートが.外れる(落ちはしませんが)*その様な装置では.マグネットを使用した.古いシステムと思いますが?*その場合受付係がその部屋に駆けつけます.余談ですが戦後アメリカ映画・「心の旅路」で.初めて「インターホンを」!*四日市々のコスモ石油の大正時代建設のクラブ(昭和天皇もお泊まりに)・・で似たような装置を見たことが有りますが???.
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不明装置。 (es)
2010-09-08 19:55:02
昭三さん、そういえば猪苗代の天鏡閣(旧有栖川宮別邸)でも似たような装置がありました。
仰るように各部屋からの呼び出しを管理する装置で、
場所は忘れましたが何処か他の倶楽部建築でも見たような記憶があります。
ここが測候所という事を考えれば、観測装置に何かトラブルが発生した時に
それを知らせる装置だっのかも知れませんね。
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