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宮沢賢治(1896~1933)の寓話『黒ぶだう』に出てくるベチュラ公爵の別荘のモデルになったといわれる住宅(大正15年築 1926)。 家主の菊池氏は札幌農学校の助教授や長野・岩手・山形の各県で農業試験場の場長を歴任し、新渡戸稲造や後藤新平との交流から日本の農業の近代化と台湾の産業の確立に貢献したと伝わる人物。 建設当時は明治製糖の十勝清水工場長だったという氏はそれまで歴任した仕事の流れから北海道開拓の中で培われた北米・コロニアル様式の洋風建築を導入し、東京の設計士に依頼して建てたのがこの住宅だったそうです。 昭和の初めには秩父宮の花巻行啓時の宿泊所になったともいわれ、こげ茶の下見板に薄いピンクの縁取り、主/副2つの玄関や2階の窓の手摺りなどが印象的な建物ですが、保存問題があるようで今後の状況が気になる建物の一つです。 岩手県花巻市御田屋町 08年08月中旬
※参考 『岩手県の近代和風建築』 2007
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『☆☆の多い料理店』は小学校の低学年の頃に確か国語の教科書で読みました。
短編ながらもインパクトがとても強い作品で、最後に飼い犬(猟犬)が助けに来た時はホッとしたのを覚えています。
それから何年かしてアニメ映画の『銀河鉄道の夜』(猫)を見てからは「宮沢賢治」という名前を意識し、
家の書棚にあった彼の作品を何作か読みましたが、『銀河鉄道の夜』は未完成の作品で後半は内容を理解するのが難しかったですね。
この記事で紹介した『黒ぶだう』は読んだ事が無いので今後の宿題と思っています。
「てんてこまい」とか「曖昧模糊」とか「四面楚歌」という言葉の響きが好きで
まさに最近がそういう状態でしたので「てんてこまい」というタイトルを付けてしまいました。
特に深い意味もありませんので適当に聞き流して下されば結構ですよ。。