松阪工業高校資料館

2008-11-13 18:53:30 |  三重県



 旧三重県立工業学校製図室(明治41年築 1908、校門は大正4年築)。 朱色の下見板が目を引きますが、これは当時は実験に使用する硫化水素の影響によって建物の外壁が黒くなると考えられていた為、変色しないように朱(硫化水銀)で塗ったもの。 この色のお陰で同校は、創立早々から「赤壁」という愛称で呼ばれていたそうです。 建物は大正5(1916)年から10(1921)年にかけて西側に増築がなされており、建設当初の建物は東側の部分だけのようです。  三重県松阪市殿町1417  05年12月下旬 


 ※おまけ  こちらは 松阪市立歴史民俗資料館(旧飯南郡図書館)本館と倉庫(共に明治45年築 1912)。 明治43年に当時の皇太子殿下(大正天皇)の御旅行記念として建設を計画されたもので、物の本には、日本風の細部を持った洋風建築と説明があります。  松阪市殿町 松阪城跡のすぐ近く(敷地内?)
 



 ※おまけ その2  これは松阪市文化財センター(旧カネボウ綿糸松阪工場綿糸倉庫)。 大正12(1923)年築のレンガ倉庫で、現在はギャラリーとして活用されています。  松阪市外五曲町1番地
    




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