大きな丸窓と輪郭からハミ出した四角窓がユーモラスな建物は『山形県の近代化遺産』によると昭和4(1929)年の建築。 不器用な丸窓の開き方がツボに嵌ります(笑)。 こういうエキセントリックな建物に出くわすと街歩きの楽しさが倍増されますね。 山形県米沢市丸の内2丁目 09年06月下旬
大きな丸窓と輪郭からハミ出した四角窓がユーモラスな建物は『山形県の近代化遺産』によると昭和4(1929)年の建築。 不器用な丸窓の開き方がツボに嵌ります(笑)。 こういうエキセントリックな建物に出くわすと街歩きの楽しさが倍増されますね。 山形県米沢市丸の内2丁目 09年06月下旬
上杉家に出入りしていたようで米沢の建築を語る上では欠かせない名前のようですね。
この写真館が江部栄蔵さん本人が手掛けたものでは無くても、
一門の誰かという説はかなり高いと私も思います。
そうなれば日本の在来工法を用いて建築されたでしょうし、
日本の木造建築技術は西洋に劣っていないどころか優れた部分も多いですから、
定期的に手を入れてやれば、まだまだこれからも安心して住む事が出来ますね(笑)。
先日の大地震では米沢市内は震度5強の揺れがあったようですね。
幸いにも人的被害は無かったようですが、何らかの被害を受けた建物も少なくはなかったと思います。
この写真館に大きな被害が無かったのは棟梁の江部氏のお力も大きかったのかも知れませんね。
工夫を凝らして設計したお父様と、それを受け止めて誠実に施工した棟梁の心意気。
この2つの大きな力が家族をいつまでも守ってくれる事を信じていたいですね。
写真館という職業は医者と並んでステータスの高い職業でしたから
今でも全国各地に古くからの立派な写真館が残っているのを見かけます。
この建物はお父様が自ら設計されたんですね。
規制の枠にとらわれない自由な発想がうかがえ、お父様の人となりが伝わってきます。
蓮池の畔に建つ写真館、今となっては想像もつきませんが、
夏の太陽の下で桃色の花弁に包まれた姿はさぞ誇らしい姿だったんでしょうね。
甥っ子さんも古い建物を維持していくのは大変でしょうが、
少しでも長い間、私のように古い建物を愛する旅人の目を楽しませてくれる事を願っております。
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