平成13(2001)年の庁舎改築にあたり、南東を向いていた旧庁舎の玄関部分を保存再生したもの。 後ろに繋がる形の新庁舎も同意匠で建てられているので違和感はほとんどありません。
建物を遠目で見ると空に突き出た4本の柱が印象的ですが、近づいて見てみればやはり玄関上部に刻まれたミミズクの顔に興味は集中。 陽の当たっている時は顔に陰影が出て凛々しい表情に見えますが、そうでない時は何だか気弱な表情に思えます。 夜行性になぞらえて夜間警備の象徴としたらしいですが、ちょっと頼りなさげなのが面白いですね。 兵庫県芦屋市公光町6-7 09年01月下旬