神崎郡歴史民俗資料館

2009-02-05 07:05:17 | 京都・兵庫





 明治19(1886)年に神東・神西郡役所として建設され、明治29年に神崎郡役所と改称。 大正15(1926)年まで郡役所として使用され、その後は県の地方出先機関の事務所などに用いられたという建物。
 
 正面のベランダを支える柱が1階は角柱、2階は円柱と使い分けされスマートさを演出。 良く見れば1階の窓にはペディメントも付き、円柱に彫られたアカンサスの葉と共にこの建物の特徴の一つになっています。 内部は1階部分のみ公開されており、展示されているのは神崎郡の古の歴史・民俗資料など。 1階横に張り出した旧郡長室には暖炉の跡も残っています。 展示品を大写しにしない、という条件で内部撮影の許可を頂きました。  兵庫県福崎町西田原1038-12  08年10月中旬


 ※おまけ 旧郡役所の少し南にあるのが、旧辻川郵便局(明治中期、もしくは明治15年頃、あるいは大正12年?)。 単なる下見板の旧局舎と思いきや、玄関ポーチの装飾が賑やかでオドロキです。 必ず下から覗きこみましょう。 いい仕事が見られます。 空家のようなのが少々残念。
 




 旧福崎警察署を見に行きましたが見つからず(解体されたみたい)、代わりに見つけたのがこの個人邸。 玄関ポーチの上のトンガリ棒が面白いです。