金沢 建築散策 その5

2006-09-25 07:03:41 |  石川県
 尾山神社を後にして県立体育館脇の坂道をのぼっていき、金沢城公園に入ります。 度重なる火災で城の大部分は焼失してしまい一時は金沢大学のキャンパスとなっていましたが、現在は櫓や長屋が復元・整備されています。 この中に少し異質の建物があります。 

旧第六旅団司令部  明治31(1898)年  旧陸軍の建物           


                                   

更に  

鶴丸倉庫  明治初期に陸軍により建設とされてきましたが、最近の調査によると加賀藩藩政末期の建築である可能性が高まりました。                   

                                   

兼六園と併せてこの辺り一帯は桜の名所としても有名のようです。 機会があればその時期にゆっくり回ってみたいですね。   次に訪れたのは  

石川近代文学館(旧制第四高等中学校)  明治24(1891)年  広坂2丁目   


                                   

泉鏡花、室生犀星(むろうさいせい)、徳田秋声etc・・・ 石川県ゆかりの文学者たちの著書・原稿・愛蔵品の類が集められ、彼等に思いを馳せながらより深く身近に感じることが出来る場所です。 外界の喧騒が嘘のように内部には静寂な時間が流れています。 文学に興味をお持ちの方には外せません。    文学館を後にし百万石通りを東に進むと 

旧石川県庁舎  大正13(1924)年  解体か保存かで揺れ動いているようですが・・・  中には入れず。                            


                                   

旧県庁舎を離れ金沢21世紀美術館の裏側(南側)に廻ると  

石川県知事公舎  昭和10(1935)年?  広坂1丁目            

                                   

監視カメラにびびり、じっくりと見ることが出来ません。 古い建物だと思うのですが。 

まだまだ続きます。 次回 その6 もうしばらくお待ち下さい。