東京と埼玉の都県境、「トトロの森」とも称される狭山丘陵のひとすみに建つこの建物は、家業の醤油醸造業を弟に譲り、自らは別の事業で成功したW氏が郷里の丘陵の最も眺望の良い所に建てた白亜の別荘建築。 大正10年代頃のものといわれます。 その後、建物は主を変えることはありましたが、そのモダンな佇まいは里山の風景の中で変わることはありませんでした。 東京都武蔵村山市 11年02月下旬
建物の西側。 梁を露出させたハーフティンバー風の妻面が目を引く。
印象的な円筒部分はそれぞれ6畳ほどの居室になっているという。
最下層のこの部分は浴室。
展望台へは外階段を使って上がるみたい。 南側に開けた斜面に建っているので眺望は素晴らしいでしょう。
そっとしておきたい場所。 見学の際はご配慮ください。