宮美庵

幸せはいつだって、わたしの中に。

幸せは どんなときも 私の中に・・・

小さな大地 ~今年も畑仕事を

2017-05-30 10:44:01 | 庭・畑 2017 

たった3坪。でもそこに立つと、

喜びと感謝が、

自分の奥底から静かに、でも溢れるように、湧いてくる。

 

今年もなんとか時間を見つけながら、ちょこちょこ蒔いたり植えたりしている。

ミニトマト、ピーマン、茄子は定番。

 

サンチュやミックスリーフ、ルッコラも、毎朝のサラダ用に欠かせない。

 

大根、二十日大根、インゲン、サヤエンドウも試しに?蒔いてみた。

初挑戦のキュウリも。ツルが可愛い。

面白半分に、芽キャベツ。知らなかったのだけれど、

茎の部分に芽キャベツができる・・・

らしい・・・できるかな~できたら面白いなぁ~

昨日早速、モンシロチョウさんが来ていた。で、葉の裏を見ると!

とってもきれいに、ちっちゃな卵が整列していた・・・でもごめんね。青虫さんはいらないの。

 

もひとつ面白半分に、アイスプラントも苗で植えてみた。

塩水をあげると、塩味のプチプチ歯触りの良いサラダになる・・・かな~

 

勝手に生えているアスパラさんもだいぶ朝食になった。

チャイブは冬を越して、可愛い花を咲かせている。

葉っぱは刻んでオムレツに、お花はサラダに

 

 

蕗は今年も、爆発的に元気。まだまだまだまだ何度も食べられる。

 

暴発ミントも、好い香り。暑くなってきたのでミントティーに。

 

今年も土の上で、土と戯れ野菜たちの成長を楽しみ、ぼーっと空を見上げ、

ちっちゃなちっちゃな私の大地に感謝して過ごす時間を、

たくさん取りたいな・・・

 

 

さて、本日も実家へ行きましょ。

実家の畑にも、父に代わって私がいろいろ植えたり蒔いたりした。

父には水やりをお願いして・・・雪かきに代わる夏の日々の生活の張りになるといいなと 思っている。

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なぜか演歌な気分

2017-05-25 22:44:09 | 日記

「演歌」と言われる音楽を、ずっと毛嫌いしていた。

母がそうだったせいなのか、とにかく肌に合わないと感じてきた。

どろくささが苦手だった。

ところが今日買った本はこれ。

好きではなかったはずの曲たち・・・だけれど、今の私にはなぜかしっくりくるものが増えた。

 

ずっと落ち着かない毎日を過ごしていた。

ブログに向かう時間は全然なく、

とにかく忙しい、と感じ、したいことができない、と感じていた。

 

で、私の「したいこと」って何かなと、ハタと考えてみた。

 

オカリナを吹くこと。ジャンべを叩くこと。歌うこと。ボランティアをすること。

畑をすること。友人に会うこと。そして実家の両親と過ごすこと。

旅にゆくこと・・・

 

あら?旅以外は、全部やっているじゃない?!

 

なのになぜ、何を探して~君はゆくのか~♪

じゃなく、

私は落ち着かなかったのだろうか?

 

 

 

今朝、体調に、ある不安を感じて、

病院に急いだ。

1つ目の病院で

「ここでははっきり分からないから、専門の病院でしっかり調べてもらった方がいいですね」

と、やけにまっすぐに私の目を見て、お医者様が言った。

急に、最悪の場合が想定されてドキドキした。

でも、2つめの病院で、たいしたことがないことが分かり、

「このまま治る感じですが一応お薬を飲んでおきましょう」

と言われ、あっという間に最悪の日々は消え去った。

 

そうすると、急に気分が落ち着いて、

それまでの「忙しくて大変だ病」が一気に退散した感じがする。

ショック療法みたいに。

 

相変わらず、

母は夜になると混沌の世界から戻れなくなり、

今日も父から助けを求める電話が来たけれど、

こないだみたいに私自身が苛立つことは、今日はなかった。

 

そしてさっき吹いた演歌たち・・・

以前の自分にない感情が生まれていた。

哀愁のこもった演歌のメロディーが、やけにしっくりと、心に添うのだった。

演歌も悪くない。そう思うようになった。

なんとかなっていくけれど、思うようにならないことも多い日々・・・

ありがたく幸せな中でも、切なさが積ってゆく時間・・・

そんなのが心の底深くに積み重なって来たからなのかなぁ。

まだまだ人生、面白い!

 

 

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叔母の一周忌で旭川へ

2017-05-08 17:10:57 | 家族・親戚

5月6日は父のすぐ下の妹である叔母の一周忌でした。

両親を乗せて、旭川の伯母の家へ。

納骨の儀の時も今回も、従兄がお経を上げてくれました。

従兄の、とってもきれいな声の読経に合わせて、

信仰心の厚い伯母の家にたくさんある本を手に、心を込めて慣れないお経を唱えました。

百合子おばちゃんは、あの優しい笑顔でみんなを見てくれていたと思います。

 

 

お供えの、真ん中の餃子せんべいは、父が新聞の広告を見て、土産にしたい!と買ったもの

右のよもぎ餅は、父の一番下の妹である叔母が、

私の生まれ故郷でもある千歳川の畔から摘んだ蓬で 作ってきたもの。

お料理がとっても上手なその叔母吟ちゃんの、美味し~いよもぎ餅は、

祖母のと同じ懐かしい香り

 

 

読経の後は・・・百合子おばちゃんがよく利用させてもらっていた雷電鮨さんへ。

お寿司以外に、お店の方からのサービスがたくさんでした!

卵焼きは、わかめと小豆の煮たのが入っているという珍しくて美味しいものでした

 

母も、新婚当時何年か一緒に暮らしていた叔母たちに会えて、

とても楽しそうでした。

見えない母の手を取って歩くのは、いつもは父か私ですが、

この日は叔母たちが優しく寄り添って気遣ってくれたので、

母は嬉しそう。父も私も ホッとできたひととき・・・。

 

父は叔母たちが高校生だったときにその高校の教員だったので、

叔母のお友達も、父の20代の頃をご存じなのでした

お友達がこのブログを時々見て下さっているということで、

吟ちゃんのリクエストで載せます~

 

お友達の方、ご覧いただけていたら嬉しいです~

父はちょっと痩せたけれど、それに光の加減で実際より髪が白いけれど、

来月86歳になるにしては、とても元気でおります。

 

 

私は赤ちゃんの時から、叔母たちにお世話になりましたが、

働き者で優しくって本当に善い人間のこの叔母が人生のお手本です。

昔は甘い物が苦手でしょっぱいおせんべいが大好きだったことや、

ちょっぴりせっかちで、じっとしてるのが苦手なところや、

手が冷たいところまで、

この叔母と共通点がたくさんあるのが、なんだかとっても嬉しいのでした

 

何でもすぐ忘れてしまう母ですが、

帰りの車の中で何度も何度も、

「パパの姉妹はみんな気持ちの良い、善い人ばかり!今日は会えて本当に嬉しかったわ~」と繰り返していました。

妙子おばちゃん、ママちゃん、吟ちゃん・・・そして天国の百合子おばちゃん・・・

ありがとうございました・・・

またみな元気に、会えますように・・・

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春を満喫~小樽・余市・ニセコ

2017-05-05 20:20:55 | 道内の旅

快晴の空の下を

日常の諸々をしばし忘れてひた走り

美しい春を思い切り味わう小さな旅に出かけました。

 

昨年も桜を楽しませていただいた、小樽の天上寺。

友人の好きなアンデリス(美味しいプリン専門店のHP)のプリン大福をおやつに買って、

余市の桜並木へ。

川の両側に続く桜の下でお弁当やおやつを食べ、

今年の桜を心から楽しみました。

立って、座って、寝転んで・・・

札幌よりも開花が遅くまだ7、8分咲きでしたが、

今年は今までになく、「香り」をいっぱい感じました。

桜の香り、こんなに感じたのは初めてかも。

満開より少し前が、香りを放つピークなのでしょうか?

寝転んで眺めるのも、贅沢なひととき

今年も、きれいな桜を楽しむことができてよかった・・・

 

 

それから車はニセコへ。

途中、母の故郷倶知安を通りました。

母が生まれ育った日々にいつもあった蝦夷富士、羊蹄山・・・

 

 

ニセコ酒造にも寄り道。試飲できるお酒がずらり。

父へのお土産を買いました。

 

宿は素泊まりなので、夕食を買って、

天窓のあるお宿のお部屋へ。

一番の目的、露天風呂を堪能。

まだ雪の残るニセコでしたが、

ここで味わった春は・・・鶯の鳴き声!

濃~い硫黄泉にゆったり浸かりながら、

「ホーホケキョ」とキレイになく鶯の声を、何度も聴き、

そのたびに、あ、鳴いたね~と喜んだのでした。

 

夜は、明るい半月、夜中には満天の星空。

好天に感謝した一日でした。

 

 

帰り道に撮ったニセコアンヌプリ。

 

本日帰り道は、ニセコの早春、という感じ

フキノトウもまだ可愛らしい。

 

水芭蕉やヤマブキの花・・・

たくさん楽しみました。

でもなぜか今朝からアレルギー症状を発症した私。ちょっと不調。

何のアレルギーかなぁ・・・

白樺やダケカンバは、札幌と違って、葉も出ておらず花粉など全く放っていなかったので安心していたのですが・・・

 

あ、今日の昼食が美味しかったので載せておきます。

ヨーロッパの方たちの移住者が多いニセコには、

おしゃれな飲食店がた~くさん増えています。

その一つがこの「ニセコピザ」。店内は・・・

日本のピザ屋さんとは全く違うのでした。BARですね。

ランチセットには、飲み物とデザートがついていました。

また行きたい美味しいお店でした。

 

そして最後は、来るとき行列ができていたお店へ。

美味でした~!

あらら、結局最後は、花より団子になってしまったようです。

 

 

つかの間の楽しい2日間・・・

先ほど実家から、困惑した声の電話が来て、

現実に戻されたのでした・・・

でも楽しい時間が過ごせたから、また頑張りましょう・・・!

 

明日は両親を乗せて、叔母の一周忌の法要に旭川へ行きます。

早く寝なくちゃ!

 

あぁ、本当に幸せな2日間でした。

 

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ようやく ゆったりと

2017-05-03 15:13:08 | 庭・畑 2017 
今朝、電話に出た母が落ち着いていたのと、
昨夜サークルの仕事でも、嬉しいことがあったので、

久しぶりに、ゆったりした気分で家の周囲を眺めました

 

義母の好きだった春紅葉がかわいい!

 

あらあら、いつの間にか もう満開~!

 

裏へ行く通路はなんと・・・

そこに立つと蕗の香りが漂ってきました。

 

 

ふと見るとお隣のレンギョウも満開!

梅の甘~い香りに誘われてお隣の木に近づくと、

ヒヨドリさん、巣づくりかな?

鶯も来るといいのになぁ。

本当に上品な甘い香りです。

 

我が家の梅は、今年出遅れています。

でも、光に透けて素敵~

 

 

こうして今日やっとやっと、今年の春を、体と心で感じることができました。

すると、元気が出て、畑の作業も少しできました。

朝エアロバイクをしたせいか、股関節の状態も悪くありません。

畑作業用の手袋を脱いで、

手で直接塊をほぐしながら、土の感触を楽しんだり、

土の上で動き回る小さな生き物たちを眺めたり・・・

ただぼんやり空を見上げたり・・・

あぁ、とってもとっても幸せな時間!

 

今年は野菜たちを どんな配置で育てましょうか。

たった3坪の、私の畑を、

今年もありがたく 大切に楽しみましょ

 

さて、夕方になると不安定になる母と父の様子を見に、

これから実家へ行きましょ。

でも明日あさっては、私だけの時間をもらおうと思っています。

 

皆様にも、好い連休でありますように!

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札幌は春の盛り・・・

2017-05-01 21:56:07 | 日記

植物たちのエネルギーが美しく輝く季節!

・・・の中にいるはずなのに今年は、

なんだか心が、遠い。

コンプレックスはあっても、もともと好きな「歌うこと」と、

コーラスの「ボラティアコンサート」を、

「ただ楽しみたくて」入ったはずのサークル。

いつのまにかどんどん取り込まれて、

事務的なことや企画をすることになり、

要領も、気持ちの割り切り方も悪くて、かなりの時間や神経を使っている

いろんなことを感じさせてくれて信頼できる貴重なお友達ができたことがとても嬉しく、

それ以外の人との関係は全然求めていなかったけれど、

少しずついろんな方との関りが濃くなってきているのも、

それが必要なことだから なのだろうと思う。

実は自分の内面にメラメラと

強いものキツイもの激しいものがあることも、

ずいぶん久しぶりに思い出させてもらえている。

 

起こる出来事は、すべて必要だから起こるのだと信じている。

だから受け入れて、できるだけ愚痴らず、人は責めず、工夫して、楽しんでやっていきたい。

現実には そうできないことも多々ある未熟な私だけれど、

目指そうとするのは許されるだろう。

 

 

自分だけの、のんびりの生活を去年まではしていたけれど、

そんなに楽だけするのはちょっと早いよ、と

天から言われているような気がしている。

 

もうひとつ、実家の父母の認知症状の悪化?が加速し続ける。

週の大半、日によっては1日2回、駆けつけることが必要になっている。

今日は夕方実家から帰ってきた後も、さっきまで5度電話で対処した。

仕事や義父母との同居の経験は、

私自身の母への対応には とても活きているのけれど、

父の戸惑いや辛さや悲しみを、何とかしてあげることは 私には難しい。

いや、それは父自身がすべき経験なのだろうけれど、

父らしくなく私に助けを求めてくるのは切なく、

父自身の対応力が弱まっている事実から、もう目を逸らせなくなっている。

母だけじゃなく父もまた、

老いによる衰えが進んでいたのだった。

もっとずっと長い時間、実家で過ごさなければならない日が、

間近に迫っていることも、感じずにはいられない・・・

 

昨日は父母の61年目の結婚記念日だった。

三人での夕食の前に、父はまるでちゃんとした会の挨拶のように、

生真面目に 母との結婚生活の思い出や感謝や、できればあの世へ行くときも手を取り合って・・・

などと語った。母は笑っていた。

つかの間の平和な時間・・・

そして昨日も今日も、

私が帰った後 ずっと苦慮している父・・・

電話口に、交代で出てもらって私は、

父母に向かって偉そうに諭したりなだめたりしていたのだった。

 

今の切なさも、いつかは懐かしむ時が来るのだろう。

 

実家で蒔いて父にお世話してもらっている藍とサラダ用の青菜。

たった3日で芽を出し、その後ひょろひょろと伸び続けている。

去年はこんなにひょろひょろしていたかなぁ???

父の生けた庭の花

 

驚くことに、もう5月!?

母じゃなくても、今日はいつなのか、わからなくなりそう・・・

せめてこの連休中に、

後ろめたさや後悔なしに、

ゆったりと、爛漫の花たちを愛でる時間を、過ごすことを許されますように・・・!

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