宮美庵

幸せはいつだって、わたしの中に。

幸せは どんなときも 私の中に・・・

独り言・・・母の入院 6日目

2016-03-28 15:17:47 | 日記

入院生活に慣れて、母も気持ちが安定している様子。

今日は、同じ話を繰り返すこともそれほど多くなく、

私と父が行く前にあった回診のことも、覚えていて、

「お医者さん、いつものように早口でぱぱぱーっとしゃべっていったよ」なんて笑っていました。

そんな母を見て安心したのと、退院まであと3日になったせいもあり、父も落ち着いてきました。

 

私はやっぱり、ナースセンターへ行き、

血糖値検査がちゃんとされているのかどうか、数値はどうか、などなど細々聞いてしまいます。

いろんな確認書のサインも、すんなりはせず、じっくり読んで、誤字まで指摘してしまいます。

母の病院のナースセンターでは、入院患者の情報が全部PCに入れられて、

その日の看護師さんたちは細かいことはPCを開いて初めてチェックできるので、

「知りませんでした」なんてことが結構ありそうで・・・ついつい確認してしまう私です。

さぞ、小うるさい家族だと思われていることでしょう・・・

母の血糖値は、昨日今日と少し下がっていました。

トルリシティの副作用も全くなく、食欲はあるし(喜んでいいのか・・・

 

ありがたいことに父も昼間は一人でがまん(?)してくれているので、

今我が家に帰ってきて、掃除したり明日のお出かけの支度をしたりできています

明日は、私の代わりに長男が実家に泊まって 父のお守り?をしてくれることになっています。

とっても面倒な父と、今は完全にマイペースで生活している長男との2日間・・・

夕食後に近くの本屋さんに行こうとした私に、

「帰ってくるまで心配で頭が変になりそうだから行かんでくれ」と言う父です・・・どうなるか心配ではありますが、

まぁ、長男にとって、そんな日もあっていいでしょう

頼むよ~!

 

我が家の庭も畑もすっかり雪がとけ、

去年の何倍も蕾をつけている梅の枝も

冬囲いをはずしたブルーベリーや黒スグリの枝も

暖かな日差しを浴びて 春のエネルギーを放っています・・・

あぁ・・・幸せ幸せ

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独り言・・・母の入院 3日目 トルリシティ皮下注0.75mgアテオスの使用開始~

2016-03-25 21:43:49 | トルリシティ皮下注「アテオス」

とってもとっても だらだら~と続く独り言ですので、

今ひどく退屈してる方以外は、スルーしてくださいな。

 

糖尿病の比較的新しい治療薬「トルリシティ皮下注0.75mgアテオス」を、

看護師さんのご指導の元、今日初めて母のお腹に打った。

義父のインシュリン注射を 毎日朝晩打っていたので、

「アテオス」の使い方のシンプルさには感動!

インシュリンが、血糖値測定や薬量の調整、注射針の交換などなど、

10動作くらいあったのに、アテオスはその半分以下。

しかも回数は14分の1。これからずっと毎週一度私が打つことになった。

 

これで血糖値をコントロールでき、

しかも認知症にも効果がある可能性が あるとのこと。

効き目の出る2週間目が楽しみ。

 

 

主治医のドクターともやっと、お話できた。

前回同様、早口で専門用語頻発のお話だったが、

私の、食いつくような質問には嫌な顔をせず答えてくださり、

勝手に抗てんかん薬をやめたことに驚かれたが、

私の理由付けを聞き入れて  やめようと言って下さった。

また、昨日の血糖値日内変動検査では、空腹時にも高血糖だったのにもかかわらず、

それでもなお倒れた原因が、

検査時間の狭間に起きている低血糖のせいだと思えてならない

という私の浅はかな考えすら、

全面否定せず、可能性として認めてくださった。

素人が何を言うかとあざ笑われても不思議じゃないのに。

 

今は脳神経外科医をしていらっしゃるけれど、

もともとホルモンが専門だったので、糖尿病の治療方法について、

非常に意欲的に研究されていることが感じ取れた。

私のそのドクターへの印象は、さらに高まったのだった。

母も、「偉ぶらず、とても熱心で一直線な先生だという感じがしたね」と。

 

そして・・・新薬である「アテオス」の日々の効果をみるため、

母の退院を3日延期することになった。

薬の作用による血糖値の変動を調べるためだ。

それは、

母の状態をより知ってもらえるものであると同時に、

まだ症例の少ない「アテオス」を他の患者さんに役立たせるためのデーター集めでも

あるのは否めない。主治医のお話にはそんなニュアンスが読み取れた。

そして私は・・・主治医や他の糖尿病患者さんたちのため、という大義名分の中に、

自分が安心して出かけられる時間を確保できる  という 計算も

働かなかったといえば嘘になる・・・

 

母が入院生活に慣れて、退院延期にもすんなり同意したことが

前提にあったのだけれど・・・

実はその後、母はちょっぴり認知症の不安定さが出て看護師さんをちょっと困らせた。

年のせいで、夜独りが不安な父も、気持ちがちょっと不安定で、

ほぼ毎晩私が実家に泊まり込まなければならなくなった。

一晩だけは、長男が父と過ごしてくれる。

 

今日は、実家で6時に起き、

父と二人の朝食を作りながら父の昼食のおかずも作り、

8時過ぎに我が家へ帰って  プラスチックゴミを出し、

まだ寝ている長男に朝食を作り、

9時にボランティアの発達支援センターに行って、

今日でお別れの担当児くんあての手紙を、

参加できないお詫びと共にスタッフさんに託し、

 

10時に 母の病院へ行き、上記のことがあり、

母と一緒に、持参した昼食を食べ、

一度実家に戻って父を連れて再度病院へ行き、

帰りに父と買い物をして、

夕食を作り、

いつも夕食前にお風呂に入る父に合わせて私も食べる前に入り、

その間洗濯機を回し、

父とお相撲を見ながら夕食を食べ、

洗濯物を干し・・・

早寝の父が午後7時半に寝て   ホッとしたとたんに、

母のいる病棟の看護師さんから携帯に電話。

母がセイフティーボックスの鍵がないと言っている  と、

困った声の看護師さん。

鍵は昨日、別の看護師さんの時に、ナースセンターに預けている、

と話し(どうしてそんなこと引き継がれていないのかな!?)

母とも話して落ち着かせ、

 

 

そうして

ようやく母の入院生活3日目の・・私の慌ただしい1日が、

終わる。

 

ほんとうに まだ  3日目なのだろうか・・・?

母じゃなくても、日にちの感覚がおかしくなる。

 

 

病院の駐車場へ歩いている途中に、

霰や吹雪の合間の陽射しの中で、

今年初めて、クロッカスを見た。

つかの間の安らぎだった・・・

 

 

こんなのを最後まで読んで下さった方がいらしたら、

心から感謝申し上げます。

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独り言 ・・・母の入院 2日目

2016-03-24 12:46:22 | 日記

昨夜は、我が家に帰りお風呂に浸かり、自分のベッドで眠った。

なかなか寝付かれず、父母のことを考えていると知らず知らず泣けてきた。

しまいには、幼児のように声をあげてエ~ンエ~ンと泣いていた。

そんな自分をどこかで観察しながら・・・

 

泣くのは心の洗濯よ。って  友人がメールをくれた。

 

今、母の病院の食堂兼談話スペース。

さっきまでの雪が止み、窓の外に明るい青空が広がってきている。

 

一緒に来た父は、母の顔を見ておしゃべりして安心したのか、

20分の道のりを運動すると言って歩いて帰って行った。

母はお風呂に入れていただいている。

ヘルパーの若い方に遠慮しながらもきっと、さっぱりして出てくることだろう。

 

いろいろ気になることを、遠慮なく看護師さんに聞いたり言ったりする、

クレイマーになりかけの私だったけれど、

母は昨日に比べてとても落ち着き、

「ここの看護師さんたちはすごく気がきいて、行き届いて優しいわ~」と、

とても感謝している。

何も調べず「全自立」と調査用紙にマルをつけてあったことに驚き怒った私が、

「見えないし認知症気味なのに・・・ショックです。

一体誰が全部自立だなんて言ったのですか?」と言ったことなど、知りもせず。

 

でも、母の受けた感覚が大切なのだ。

今日は、わたしも落ち着いて、

感謝を示そう。

 

この談話スペースには、いつものご高齢のご夫婦もいらっしゃる。

奥様が多分・・・全身麻痺に近く、車椅子で、お話もできないようだけれど、

ご主人はずっと手を握り、お二人で静かな時間を過ごしていらっしゃる。

 

母の向かいのベットの方も半身不自由なようだが、

ベッドの名札で知ってしまい、

「今日はお誕生日ですね?おめでとうございます!」と声をかけたら、

「あらぁうれしい~」と、とっても明るく笑顔を返してくださった。

今その方のところにも旦那様💓

 

母の隣のベッドの方は吸引も必要な寝たきりの方・・・

昨夕、優しそうな息子さんがいらしていた・・・

 

いろんな人のいろんなドラマ。

数日、人生勉強!

 

母は今日、血糖値日内変動検査で計6回の血液検査。

明日は皮下注射をする予定。

 

本日の母の昼食。父が種をとった我が家の梅干しも。

 

昨日よりずっと落ち着いた母。

安心して、

今夜は淋しがっている父の夕食を作り、

実家に泊まろう。

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独り言・・・母の入院 初日に

2016-03-23 21:27:41 | 日記

 

 

 

さっき・・・た~くさんここに書きました。

入院早々の病院の対応への不信感と

母のあまりに激しい記憶の混乱ぶりへの動揺を。

そして・・・

父の、泊まっていかないのか。。。との珍しく素直に寂しがる様子に心動かされつつも、

我が家に帰ってきて お風呂に入り、

見たかったドラマの録画を見てる(のにブログに向かってる)自分の、ちょっと疲れた心を。

 

でも、載せるのはやめました。

自分が 嫌になるから。

 

 

そうして明日からまた、

誰かを責めるのではなく、

父母の状況を嘆くのではなく、

生きることの切なさに泣くのではなく、

 

ときどき 自分のために 

息抜きの時間を作りながら、

 

目の前の

自分にできることを 

無理せずできる範囲で 

 

ひとつひとつ 

たいせつに 

するだけ

 

自分を好きでいるために。

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やっぱりある・・・許容量。そして友人との時間のありがたさ。

2016-03-22 21:44:49 | 日記

実家に通い、泊まることが多い日々。

楽しく明るく過ごしているつもりでも、

知らぬうちに少しずつ 心にも体にも 積もって行く何か・・・

 

微かにイライラがこもっている自分の話し方に ふと気づいて、

自分に 許容量というものがあることを思い知らされる。

「よくできた人間」「とことん優しい娘」であろうとは するまい。

 

そう自分に言い聞かせ、2日続けて外出した。

おとついは、友人たちと美味しいものを食べ、美味しいお酒を飲み、

いつものようにほどよい距離の、おしゃべりをして楽しく過ごした。

昨日は別の友人と、のんびりと、安心感に包まれてくつろいだ時を過ごした。

 

さぁ、どうだろう・・・

それだけで、嘘のように、

ストレスと名づけられそうなものが  すっかり洗い流されたのだった。

父母との時間は友人たちと会うまでと変わりがないのに、

いや、入院準備に必要以上に気が高ぶって変になっている父母の状況があっても、

今日の私は心に余裕がある。

 

あぁ、友人のありがたさ・・・

 

と、たった今、寝たはずの父が2階に上がって来てびっくり。

電気が点いていたので消し忘れて寝たかと思って  消しに来た  と。

まさか起きているなんて、思わなかった と。

 

まだ10時前・・。でも父の就寝時間は7時なのだ。

ちゃんと消して寝るから安心してね。と静かに言えた自分に ホッとした。

限界の時はきっと、こんなことにも、ムッとして刺々しくなっていたかもしれないのだ。

 

 

無理しないでね、と いろんな人に言っていただきながら、

自分は全然大丈夫、なんて内心思っていた気がする。

もうほんとうに、頑張らないようにしよう。

とにかく今夜は、友人と過ごす時間のありがたさ、を ひしひしと感じている。

 

明日から母は入院。

血糖値の変化がうまくわかるような検査結果が出て、

倒れた原因がわかり、

お薬が合いますように・・・

 

さて、また父が 寝るのが遅いと心配しそうだから、電気を消して、

眠ることにしよう。

今日の眠りの導入曲は、川畠成道さんのバイオリン。

ラフマニノフのヴォカリーズがお気に入り・・・

 

では、おやすみなさい・・・

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夜は我が家で過ごせました~

2016-03-20 07:55:41 | 家族・親戚

ブログを更新する余裕が、時間的にも体調的にもなかなかとれませんでしたが、

父母も私も、なんとか元気です。

 

先日の眼科受診の記録・・・親戚宛のメールをそのまま引用~

 

昨日は眼科受診でしたが、

主治医のかたは、

勧められた椅子に座れたり、差し出された紙を受け取れたりしたのを、

「勘がいいのかなぁ、このくらいの検査数値だと見えない人が多いのに、すごいなぁ」

と驚かれていました。検査で出る数値以上に見えているのかなと。

家でまだ包丁を使って調理していることも伝えると、

「えぇ〜!?恐ろしい~!」っと、のけぞって驚かれました。

眼圧も、前回は22あった左目が16以下に下がっていて、

「こんなことは珍しい」と、しきりに不思議がっていました。

それで視力視野が戻るわけではありませんが、


なんだか賑やかな受診でした

 

 

家に戻ってしなければならないことがあり、昨夜は、

夕食の下ごしらえだけして帰ってきましたが、父母二人で大丈夫だった様子。

今夜も用事があるので、お昼を一緒に食べて夕食の下ごしらえをしたら、

やはり家に戻ってきます。

ちょっとずつ、また二人の生活を基本にしてもらおうと思っています。

私の疲れがピークになると、父母の話を余裕を持って聞けなくなってしまうことを、

数日前にひどく実感したので、

うまくバランスをとろうと思います。

長男の朝食もできたし・・・さて、元気に実家へ行ってきます!

 

 

 

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母の体調記録 2016.3.16

2016-03-16 21:43:26 | 家族・親戚

今日は私のオカリナ教室がある日。

月にたった二回なので休みたくないけれど、

母の調子次第だなぁと、思いながら朝、居間へ行くと・・・

泊まり込んで始めて、すでに服に着替えた母がいた!

あまり見えないのも、記憶があまり残らないのも、

ご飯の支度があまりできないのも変わらないけれど、

ぼ~っとした感じではなく、会話も弾む。

 

昼食の支度までに戻ると約束して、

オカリナ教室で楽しい2時間を過ごすことができたので、

とっても嬉しかった。

外は春の元気な日差しに溢れていた

 

そして午後、

オカリナ教室で購入した、とても簡単なアンサンブルの楽譜とその伴奏CDを、

居間へ持って行き、一緒に歌おうと誘ってみた。

「今そんな元気はないわ」と表情の硬い母を横目で見つつ、

私は勝手にCDをかけ始めた。

それは、唱歌など懐かしい歌ばかり集めたもの。

一曲目の「浜千鳥」を伴奏に合わせて私が歌うと、母も声を出し始めた。

しめしめ

「もうずっと歌は歌っていないから、声が出ないわ」

と言いながら、2曲目も!

だんだん声が出てきたので、私は歌やオカリナでハモリを入れる。

「パパも一緒に歌えば?知ってるでしょ?」なんて、母が調子良くなってくる。

父も小さな声でちょっとだけ参加

そして全15曲を、

母はかすれ声ながら、歌い通したのだった。

硬かった表情も体も、緩んで和らいだ感じ。

「歌うと元気が出るね」と母。

 

一緒に歌ったことは、数分後には忘れてしまったとしても、

その刹那の楽しさに、価値はあると思いたい。

 

オカリナを習っている目的のひとつは、

老人ホームなどでのボランティア演奏をできるようになりたいから。

でも最も身近に、最も役立たせられそうな対象がいてくれたのだった。

 

 

今日も午後一度は、不調で横になった母。

でも試しにトマトジュースや牛乳を飲ませクッキーも食べさせて、

きっとこれで元気が出るよ、と言うとほんとうに数分後に元気が戻った。

やはり血糖値に関わりがあると思えてならない。

 

 

明日は眼科へ行く日。

実は、父母が二人で一生懸命忘れないように頑張っている1日4回の目薬は、

もう母の緑内障の進行をくいとめる力はない、と、主治医に聞いている私・・・

でも、そんなことは両親には言えない。

効き目がなくても、父母の生活に何かしらの意味はあるのだ。

生活にリズムをもたらすものとして とか、

微かでも期待のようなものとして とか・・・

 

最近私は、実家の車庫から家の中までの通路を、

電気をつけずに歩いてみることが多い。

そこは、全く光の入らない場所。

闇の中を手探りで歩き、扉を二つ開け、真っ暗な階段を上って行く。

その先の扉を開けると、私にはまた、明るい世界が戻ってくるのだけれど・・・

 

悲しいこと楽しいこと・・・どちらも生きていればこその体験。

でも、できるだけ楽しみ喜びを味わえるように、

そのために父母のそばに自分がいると、

思えるようでいたい。

 

 

 

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母の体調記録 2016.3.15

2016-03-15 22:26:41 | 家族・親戚

連日、まとまりも 写真も 面白みもない記事を、

読んでくださってありがとうございます・・・と言うかすみません・・・

今日はしょうもない写真ですが載せてみます。少しそんな余裕があった今日でした

                                                                     

朝6時前にトイレから戻った母は、

気持ちが悪いと再びお布団へ。しばらく寝ている。

でも!調子が悪かったのは、今日はこの時だけ。

7時20分、「ご飯できたよ~」と声をかけると、身支度をして食卓につく。

いつものように『あさが来た』を見ながら朝食をとることができた。

母の向かい側から朝食をパチリ。私は写さないでよ、と母。

ご飯は少なめに盛る。

父が、納豆にお醤油や鰹節を入れて混ぜて母のお茶碗に乗せ、

大根をおろし、そこへモズクと黒酢を入れて混ぜる。

この二つは父の朝食時の儀式のように、私がいない朝も毎日繰り返されている。

 

朝食後は、父がどんどん食器を下げ、そして洗ってくれた!

私や母への心遣いなので、

「助かるね~」と父に聞こえるように話しながら、

私と母はのんびりもう一度、

朝ドラを見る

 

午前中は一緒にタンスの中の衣類をチェック。

繕いようのない靴下や不必要に入っているタオルなどを整理。

ふと見ると父のはいているジャージ、あちこちほころびが・・・

とっても長く大切にはいていたもよう・・・

母に頼まれ新しいのを買ってきて、父の足に合わせて10センチほど!丈を詰める。

(背が高い父、内緒だけど座高もとっても高い    )

その間、母は父と仲良く?おしゃべりして過ごす。

 

お昼用に、炊飯器でケーキミックスの蒸しパンづくり。

冷蔵庫にたくさんあるほうれん草を茹でて刻み、

母の大好物のリンゴも小さく切って・・・

元気そうなので母に、泡立器で材料を全部混ぜてもらった。

私がいろいろ他の仕事をしている間、

父と母で炊飯器の番をしてくれた。

焼き加減が足りないと再度スイッチを入れてちょうどよく仕上げ、冷まして、

母が切り分けるところまでしてくれた。

 

ほうれん草とリンゴの蒸しパン(全くほうれん草くさくなく美味しかった!)

父手製のヨーグルト、私のハスカップジャム、

ミルクティー、サラダ・・・

 

夕食の支度も、母は疲れを見せずに働く。

小松菜の刻み方も、見えていないとは思えない!

戦後の食糧不足の時、

お米に混ぜるためのジャガイモを小さく刻むのが、

子どもだった母と叔母の毎日のお手伝いだった話など聞かせてくれながら。

 

今日のメインはその小松菜も入れたサロマ産牡蠣のグラタン。

バターは使わず、オリーブオイルや豆乳でヘルシーに。

これは私の分。スモークサーモンに雪の下大根のただスライスしたものも好評。

でもやっぱりグラタンが美味しかった~。

実家に置いてあった私の果実酒(赤、黒のスグリと桑の実をブランデーに浸けたもの)

を、母と二人で飲んだ。父は毎日ウイスキーのお湯割り。

全部美味しいね~グラタン、本当に美味しい。と、母も笑顔で完食。

夕食の食器洗いは母がして、そのあと台所の雑巾掛けまで始める元気さ

 

明日の朝はまた不調かもしれないけれど、それでもいい。

 

毎晩、何かしらの飲み物で、三人で乾杯している。

明日はどうあれ、今日も無事に過ごせたね~と。

今夜は二階でオカリナの練習もできた。

 

ありがたやありがたや・・・

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母の体調記録 2016.3.14 実家にて

2016-03-15 06:19:44 | 家族・親戚

単なる記録です。

 

朝6時、私が2階からおりて行くと、気づいた母も起き上がり、服に着替える。

調子はまぁまぁだとのこと。

朝食の支度の前に、低血糖防止に、牛乳とトマトジュースを飲んでもらった。

「今朝は目が霞んでよく見えない」と嘆いている。

切ないけれど、「そうか~」としか言えない私。

盛り付けや運ぶのをしてくれた。

朝食・・・あまり食べたくないと言いつつ、8割食べる。

食器の片付けは、空いたものから、父がどんどんしてくれる。

食器洗いもこのところ、父がしてくれることが多い。

こまめに働く父!

 

私が3時間ほど、我が家や美容室に行っている間、母はお布団で横になっていた。

少し眠ったそう。すぐ起きてくる。

 

午後は、母の弟である叔父から送られて来たCD写真を、

私の持ってきたPCで拡大して見たり、

母の弟妹間のメールを読んであげたり。

よく見えないし、聞いたこともすぐ記憶から消えてしまうけれど。

でも、その刹那の関わりこそが大切なのだと思う。

父は毎日、新聞小説を読んであげている。

初めに前日のあらすじを要約して話し、そのあと抑揚たっぷりに!

 

体調はあまり良くなさそうだが、具体的にどこがどうと聞いても、

自分でもよくわからないとのこと。

今日はそれほどぼーっとしているふうには見えない。

外の空気を吸いにでたり、軽く運動したり、入浴したりする元気は、

今日も湧かないとのこと。

 

私が買い物に出て戻ると、車庫で父が、

「帰りが遅いからお母さんが配していたぞ」

家へ入ると母が、

「遅いなぁとお父さんが心配していたよ」

ほんの少しの時間なのに・・・ありがたいけれど・・・

 

 

夕方夕食準備から、母は元気が出て、一緒に台所に立つ。

我が家の庭から今日も蕗の薹を採って来たので、天ぷらにする。

サツマイモも天ぷらに。

他にエビのお刺身、ブロッコリーの茹でたの、

とドックで父が注文し作ってくれというので、冷凍ハンバーグも。

母は、特にサツマイモの天ぷらを美味しい美味しいと喜んで食べていた。

残すと言っていたハンバーグも結局食べ完食~

 

私がシャワーを浴びると言うと、

じゃあ私もと、母。

あれ?調子悪いから入らないと言ってたのに大丈夫?と聞くと、

えー?そんなこと言った?とケロリとし、

私の後長々シャワーを浴びて、元気に出てきた。

なぜだろう・・・夜は、昨日同様とても元気。

 

認知症ぎみで、1分前のことも忘れて、

同じ話や行動が数分間に何度も繰り返される。

でも内容は、

「今日って何日だった?」

「病院へ行くのはいつだった?」

「お米は研いだんだった?」

「夜、寝る部屋は寒くない?」

など。

愚痴や悪口や不平不満はなし。

先月亡くなった母の妹について、

「頭がぼうっとするようになって、気持ちも鈍くなったのか、

亡くなったこともよくわからないから辛さも少ない。

これはありがたいこと。うまくできている」

と言っていた。

 

 

・・・というのが昨日の記録です。

本日も実家で過ごします。

市内の中学校は今日、卒業式です。

終わり良ければ・・・で、好い一日でありますように!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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母の体調 記録 2016. 3.13

2016-03-13 21:04:37 | 家族・親戚

今夜も実家泊。

 

午前中、不調で行きたくないという母を寝かせて、父と買い物へ。

帰ると少し眠ったと言って、母は目を覚ましていました。

お昼ご飯は遅くなってもいいと言うので、

1時過ぎるけど、うどんを作るから待っててねと言い置いて、

11時に我が家へ帰りました。

洗濯をしながら、長男にいろいろ話をし、

郵便物を見たり片付けをしたり新たな着替えを詰め込んだりし、

実家へ戻ったのが午後1時過ぎ。

なんとお腹が空いたと母が言い、父がパンやバナナやヨーグルトを用意して、

二人で食べている最中でした。私はお茶漬け~。

その後母は元気回復。

 

3時のおやつに、とても甘いみかんを一つづつ。

 

4時。台所に立って間も無く、また具合が悪くなってきたと言う母。

やはり低血糖かと思い、急いで冷蔵庫に入れておいたキンピラを食べてもらってる間に

小さなおにぎりを作り、それも。

するとなんと元気回復。

その後は不調になることもなく、

一緒に台所に立って夕食準備をし、

美味しいねと楽しんで 夕食完食。

昨夜同様、8時にお布団に入るまで、元気で過ごしました。

 

う~ん・・・やはり食事と関係ありそうな気が、ますますしてきました。

もともと血糖値が急激に下がる体質のところへ持ってきて、糖尿病になったので、

今の不調が現れているのか・・・?

 

23日の入院までに、ちゃんと整理してメモしておかねば。

 

 

私も将来同じ状態になる可能性があるので、自分の低血糖症状についても、

もう少し調べて見なければ・・・と、

いろいろ検索して『ほんとうに怖い低血糖症』という新書を知ったので、

明日探して読んでみようと思っています。

 

ほとんど見えない母が、

昨日今日の三日月を🌙ぼんやりだけれど形も見えていたようだったこと、

今日の嬉しい出来事でした。

澄んだ夜空に感謝!

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実家に宿泊~

2016-03-13 10:18:48 | 家族・親戚

おとつい、ボランティア終了後に実家に着くと、

母は朝からずっとの寝間着姿で、ぼ~っとソファの背にもたれていました。

表情も虚ろ・・・。

 

ちょっと状態が悪すぎるので、

月曜日にとりあえずということで処方された、

てんかんのお薬を疑ってしまいました。

 

注意書きを見るとやはり、眠気、記憶力・集中力・反射能力の低下、

自殺企図なんていうのまで ・・・まぁどんなお薬にも副作用はあるし、

抗てんかん薬ならことさらありそうですが。

てんかんであるという「確証」がないのに、

副作用で状態が悪くなるのは困るなぁと、

父と相談し、おとついの夜から中断・・・。

お医者様に相談もなく、と叱られそうですがね。

中断した効果は、まだわかりません・・・

 

そのおとついの夕方は・・・

久しぶりにお風呂に入り(一人で大丈夫でした!)出てきた母は、

入る前の倍以上の速さでしゃべり、しゃっきりしていました。

だいぶ元気そうになったので安心して私は帰宅。

昨日は、朝電話したら母は大丈夫そうだったので、

私は友人と楽しいひと時を過ごすことができました。

 

そして昨日夕方 実家へ。

ありゃりゃ~、  母はまた不調で、お布団でお昼寝してました

頭がふわっとする感じらしいです。

 

それでも夕食はしっかり食べ、その後は寝るまでわりと元気。

今朝はトイレに起きたら、ふわっとしたらしく、また寝てしまいました。

が、朝食には起き、完食。

ご飯6分目、豆腐とワカメのお味噌汁、卵焼き、もずく入り大根おろし、

ほうれん草の亜麻仁オイル入りお浸し、納豆、梅干し、豆乳・・・

とにかく実家の朝は種類が多いです。・・・って、今朝は私が作ったのですが。

でもいつもこれくらい作るようです。

食べた後しばらく元気でしたが、「題名のない音楽会」を見てるうちに、

またふわっとして、一緒に行くはずだった買い物に行きたくないと、

今言っているところです。

 

すみません。お読みくださっている方・・・

なんだか ごちゃごちゃと。

いちおう母の記録のつもりで書きながら、

まとまりなさに、自分でも嫌になってきました~ 

 

今のところ、てんかん薬「イーケプラ錠500mg」はやめてみて、

内科で以前から処方されている 糖尿病薬、血圧とコレステロールの薬を飲み(父がすべて管理し、時間になったら手渡している)

それに緑内障の目薬を日に3度。(効き目はもうほとんど期待できないと眼科医に言われましたが。)

再来週入院して、糖尿病薬を注射に変える予定です。

 

私の子供の頃からの低血糖症状(普段の血糖値は全く正常値)、

実は母も子供の頃からあったようで、

もしかすると母子とも、インシュリンの分泌がおかしい体質なのかもしれません。

それと今回の母の不調との関係はわかりませんが・・・

 

体の中でどんなことが起きているのかを知ることは、

とっても難しいことだなぁと、つくづく感じています。

 

ほんとにまとまりない ぐだぐだのブログでした

 

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実家へ通う日々

2016-03-10 22:52:03 | 家族・親戚

今朝 玄関を出て、我が家の周りの変化に驚きました。

白かった地面の半分が 土色になっています。

そして雪に埋もれていた蕗の薹たちが、朝陽を浴びていました。

 

 

いつもの年と同じように、

ここ札幌でも、

植物たちは生き生きとしたエネルギーを放ち始めたのですね。

 

 

このところ連日 実家に通っています。

先週末、2度意識をなくした母は、不調が際立つようになってきてしまいました。

3日前に再度受けたMRIで、脳の萎縮が年齢よりもちょっと進行しているとお医者様に言われたのですが、

「ただの物忘れ」ではすまされないような、

記憶の消失が激しくなりました。

毎日のように使っていた調味料や調理器具の置き場所でさえ、

違う場所を探すことも頻繁になりました。

以前から決まっていて、昨日も何度も確認した今日の内科の定期通院も、

「今朝突然言い出すなんて、全く計画性がなさ過ぎる!」と、父のことを呆れたように怒っていました。

頭がふらふらしたり、胸が気持ち悪くなったりして、立っていられなくなったり、

いろんなことが面倒になって ぼ~っとしたりすることも増えました。

視力視野もなんとか残っている程度・・・。

 

父は数日前より気持ちが落ち着いたようですが、

やはり切なそう・・・。

老いて心身が衰えていくことには、どうしたって切なさがつきまといます・・・。

 

それでも、

まだまだできる家事も多いし、

不調じゃなく元気が出る時間だってけっこうあるし、

おしゃべりや食べることを楽しむこともできるし、

父や私のことを気遣ってくれるし、

時々とってもまっとうなことを言って、共感させてくれるし・・・

 

今日おしゃべりしているときにも母は、

「年取って頭が惚けてきたって、プライドはちゃ~んとあるものだよ。」と言いました。

そうなんですよね。

それをいつも意識していることは とっても大事なこと・・・。

そんなこと当然だと思っているはずなのに、

偉そうな口調になっている自分に気づくこともあるから、

何度だって自分に言い聞かせたい大事なこと・・・。

 

 

 

連日昼食や夕食を作って一緒に食べてから帰ってきて、

そのあと急いでしなければならない仕事(ボランティアの)があったので、

睡眠も不十分な日もあります。

ず~っとテンション高めに、母との会話を続けているせいか、

喉にも、そして気持ちにも・・・疲れが積もってきました。

義父母のときに慣れているはずの 病院の付き添いや身の回りの様々なことも、

頑張りすぎると、やはりストレスになるのでした。

 

今日は夕食を作って並べただけで帰ってきて、

我が家に帰ってきての~んびり食べました。

ちょっぴりワインも飲んで お風呂にゆっくり浸かりました。

週末は会いたい友人に 会う時間もとれるといいなぁ・・・

 

 

今朝愛でた蕗の薹・・・

実はもう その命をいただいてしまいました。

両親にも持って行き、夕食に、苦みのある今年初の春の香りを和え物にして置いてきました。

春のエネルギーを分けてもらって・・・両親も私も、自分の体の中で生かせますように・・・!

 

なんだかとりとめのない記事になってしまいました・・・

これもストレスを溜めないための一手段と ご理解、ご容赦くださいませね~

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母の状況

2016-03-08 10:30:29 | 家族・親戚

昨日、3日ぶりに実家へ行くと、父が話し始めます。

4日(金)に朝夕2回、また母は意識を失ったのだと。

その間実家には何度か電話を入れていますが、母が出て、

「変わりないよ」と明るく言っていたし、

父は一人でおろおろ心配してるのに、知らせてこないし

 

父のたっての希望で、また前回の脳神経外科へ母と行きました。

前回のお医者さんが不在で、

前回のことをわかっている方がいいから明日また来てくれないかという看護師さんに、

「そんな頼りないような若いお医者さんなんですか?」とつい聞いてしまい、

そんなことはないというので

「じゃあ、違うお医者さんで ぜひ!」と強引にお願いしました。

それが正解だったかどうか、今はまだわかりません。

でも、再度MRIや脳波や心電図、血液、尿の検査をして、診察室に行くと・・・

 白髪の でもそんなに高齢でもないお医者様。 

検査結果を前に、素人がわからないような用語や薬の名を交えて、すごい早口でい~っぱい説明してくださいました

なんとか食らいついて、「それは簡単に言うと〇〇ということですか?」と確認しながらも、

実はお人柄が良さそうなお医者様だな・・・と観察したのでした。

なんだか母の弟である叔父に似た雰囲気・・・

その叔父は 頭脳も感性も素晴らしくて とっても魅力的なのですが、

小さいとき落ち着きがなくて 朝礼で全校生徒の前で名指しで呼び出され、母は恥ずかしい思いをしたと、

笑い話になっている叔父です

 

母の状況で 考えられるのは2つ。

糖尿病性の意識消失(言葉をはっきり覚えていないけれど、そういう意味合い)

またはテンカン・・・(でも脳波にはっきりは出ていない。ちょっとした乱れ?は確認できるとのこと)

どちらにしても、具体的に効果のありそうな治療法を提案してくださり、

試しながら様子を見ていくことにしました。

再来週から6日間、糖尿病の新しい治療に入るために入院することにもなりました。

その間私は、心細がる父のいる実家と、緑内障のためほとんど見えなくて不便だろう母の病院と、

自分の家と、三カ所を毎日行き来し、皮下注射の仕方の確認なども病院ですることになります。

 

母のことになると、心配しすぎて頼りなくなってしまう父には、

「また倒れても命に別状はないから、ゆったり構えてね! ただ、何分も意識が戻らなければ救急車か私に連絡してね。」

と言ってきました。

「医者がそう言ったのか?」と不安そうな父に「そうだよ!」と・・・嘘も方便

それでもお薬を処方され、入院の話も聞くと、今までのどうして良いかわからない不安は、かなり軽減したようでした。

 

それにしても・・・うぅ・・・

ボランティアの4歳児君たちの最後の会にも、

ジャンベ講習会の、今年度最後の回にも、

出られなくなりそうです。

 

まぁ、仕方がありません。

最優先は家族です。

 

あとで後悔しない過ごし方、を、しっかり見極めましょう・・・

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「鮨 無双」

2016-03-08 09:08:53 | グルメ

布施さんのコンサートで 心満たされたあとは、

お腹を満たしに 「鮨 無双」さんへ、3度目の来店です。

 

30代後半とは思えない若々しさの大将。

ご本人の作品です。すご~く繊細な切り絵!包丁の技の巧みさも推して知るべし です!

  

鮨職人の道に入るきっかけの ドラマチックなお話も お聞きしながら ・・・

他に類のないような 活きの良さと希少価値のあるお魚たちを、

感激しながらいただきました。

 

写真ありませんが、道産の手摘みの もずくの酢の物には、バルサミコの隠し味。

希少きわまりないハマグリは 旨みが 濃厚に閉じ込められたホイル焼き。

泣けるような美味しさ。

(いや・・・友人はここのお料理の美味しさに 本当に涙を流していました

 

そしてお造り。一品一品に感動!

 

お酒は、「根知男山」「 浜千鳥」  「 清泉」・・・あとは思い出せませんが、どれも美味しゅうございました。

窯元さんに造ってもらっているという器も素敵です。

このおちょこは、その窯元さんで、大将自ら造ったものだとか。

つい その器でも飲みたいです!とリクエストしてしまいました。

〆は当然お寿司です。

 

大トロ しめさば 炙り北寄・・・

最後は 磯の香りいっぱいの 甘~いウニ

 

何度も来たくなる 素晴らしいお味でした

「鮨 無双さん」  ごちそうさまでした・・・

 

 

 

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「布施明 AKIRA FUSE LIVE 2015-2016 ~うたかた~ 」in札幌

2016-03-08 00:13:38 | 布施さん

待ちに待った布施さんのコンサート

昨日行って参りました

 

「うたかた」とは

「泡沫」、水面に浮かぶ泡・・・儚く消えゆくもの・・・

同時に「唄方」つまり歌うことを専門にする人のこと。

布施さんは言葉に造詣が深いのです

そして今回「一期一会」という言葉も繰り返していました。

 その日そのときの歌は、もう二度と出会えない儚く貴重なもの・・・

その言葉が胸に響きました。

 

でも、お話を聞く前から、布施さんのそんな思いはオープニングや一曲目の『うたかた』に、

強く強く込められていました。

そのせいなのか、何なのか、よくわからないけれど、

『うたかた』を聞き始めるとすぐに、布施さんの歌は私の心に響き、

胸がいっぱいになって 泣いてしまいました・・・・初めてでした。そんなことは。

それにしても一曲目がすでに、コンサートの最後のような迫力に満ちていて・・・

布施さんの生の歌を聴けるのは、もしかしたらこれで最後なのかもしれない、

という気持ちになってしまうほどでした

(あとで友人も同じように感じたと言っていたので、私だけの感傷ではなかったようです。)

 

 

「カルチェラタンの雪」「止まり木」「君を守る」「マイウエイ」「落ち葉が雪に」・・・聴きたかった曲を、

5列目の正面という席で聞けたのが、とっても幸せでした。

ちょっぴり自虐的?なおしゃべりも、布施さんらしくて好き

そして今回 あら?っと思ったのが

「霧の摩周湖」「君は薔薇より美しい」「シクラメンの香り」がとても良かったこと!

ヒットしたこれらを、実は私、それほど好きではなかったのでした。

でも今回の歌は、何か違っていた・・・

あぁ、素敵だなぁと、いい歌だなぁと、珍しく、そう感じたのでした。

やっぱりいつものコンサートの布施さんとは、何か違う・・・

これが最後・・・とでもいうような、心がいっぱいこもった歌だったのでした。

そしてなんと最後の曲が・・・ショパンの「別れの曲」・・・!

オペラ歌手顔負けの 会場いっぱいに響き渡る 美しく堂々たる歌声は、

またもや私の心を揺さぶり、涙を流させたのでした。

 

あぁ、布施さん・・・

やっぱり大好きなのです

 

うたかたの 儚くも 心に響く 一期一会の歌声・・・

そして、ステージ奥に去って行く背中と、

最後に振り向いて「ありがとうございました」と言った 深い笑顔も、

切なく深く 心に刻みました。

 

でもでも「最後」なんてぜったい嫌~

絶対また、本物の歌声を聴きたい~!!!

布施さん・・・・

 

 

 

・・・このあと「鮨 無双」へつづく

 

 

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