宮美庵

幸せはいつだって、わたしの中に。

幸せは どんなときも 私の中に・・・

長男の合格祝い会

2015-02-28 21:00:34 | 家族・親戚

長男が今春、2度目の大学生活を始めることになりました。

いちばんのんき・・・という意味にもなる漢字を名前にしてしまったせいか、

その名の通りの29年間・・・。

ようやく看護師という目標に向かって、努力の日々へ、突入です。

 

タイミングのいいことに、次男が出張で大阪から帰省したので、

今日は実家の両親と5人で、お祝いの会食をしました。

義父が生きていた時 とてもお世話になったお寿司屋さんへ。

 

最近優しげな息子さんが後継ぎとなって、

親子お二人で笑顔で調理していらして・・・

そのことにも家族の変化・・・時の流れ・・・をしみじみと感じながら過ごしてきました。

 

合格祝いとしか伝えておらず、

我が家の家族をご存じのご主人は、

いったい誰のだろうと不思議に思ったとおっしゃっていましたが

こんな立派な品を用意してくれていました。

 

どんどん年老いて 悲しいことが多い両親に、

しばし嬉しい楽しいひと時を味わわせてあげられて、

長男にも次男にも感謝感謝です・・・

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

札幌市資料館  ~レインボーフェスティバル2015 へ行ってきました

2015-02-25 17:54:44 | 日記

四月の入学まで自由を謳歌して(ほんとは暇を持て余して)いる長男に送ってもらい、

なんと札幌市資料館入館!

裏の、木に囲まれた静かな雰囲気のお庭は好きな場所ですが、

中は無料なのに未体験。

 

レトロな雰囲気が漂っています。

大正15年(1926年)に札幌控訴院として建てられ、のち高等裁判所となってからも使われていたそうです。

今は大変貴重となった「札幌軟石」が外壁に使われていて、

北海道初の国の登録有形文化財なのだとか。

大通公園の西端で、テレビ塔と相対しています。

中には法廷が復元された部屋や札幌出身の漫画家おおば比呂司さんの記念室もあるのですが、

使用中と閉室中で見られませんでした。

それでも建物自体が素敵でした。

中の入り口。

これは、入ってすぐに、目に止まった模型。煙草の空箱で作られたとか!

回り階段の壁はステンドグラスでした。

 

そして・・・

レインボーフェスティバルはというと・・・

写真など撮っている隙間がないくらいの大入り満員!

製品も、所狭しとびっしり並んでいましたが、

とにかく人間が多くてび~っくりし、

ほっとしました

 

支援学級の子どもたちのご家族や、

買い物実習で授業の一環として来ている子どもたちと先生たちがたくさん。

でも、一般の方もた~くさん来ていました。

なぜ分かるかって?

ちゃんと、レジが一般用と関係者用に分かれていたのです。

どちらもレジ前にずらりと列をなしていました。

一般の方には住所や氏名を書いていただき、後日子どもたちのお礼状が発送されるはずです

 

狭い部屋にたくさんの人で、

落ち着いて製品を観ることはできませんでしたが、

子どもたちを引率してきていた昔の同僚や、

売り場当番の元同僚など、

色々な学校の懐かしい方たちに会えました。

名前を書くのが何となく気恥かしく、もう一般なのに関係者レジで会計してしまった私

レジで販売実習をしていた中学生くんは、

緊張しながらもとても立派に丁寧に 会計をしてくれました

作って、包装して、売って、礼状を書いて・・・いい経験ですよね

 

作った製品・・・み~んな売れるといいなぁ

 

2016年のレインボーはこちら

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

レインボーフェスティバル 2015

2015-02-24 16:03:15 | 日記

毎年2月に開催される「レインボーフェスティバル」。

札幌市内の小中高特別支援学級・学校の生徒たちの製品即売会が開催中です!

 

数日前には今日行こうと思っていたのに、

なんだかぼんやり過ごして、気づいた時には時すでに遅し・・・

今から行っても4時閉店なので間に合いません

 

これは、支援学級教員だった夫(2012、9月急逝)が、

生徒たちを指導して作った、生前最後の製品です。

譲り受けた本物の蹄鉄を、売れる製品にするためのアイディアや、

生徒を生かすために(この馬の形に繰り抜く作業など、電動糸のこを上手に使えないとできないはずで)

どの生徒にどの工程をさせるかを、

毎晩のように、晩酌をしながら、作戦を練っていました。

それはそれは、熱心に・・・。

 

もう夫が関わった製品はないけれど、

今年も、そんなふうにたくさんの先生方と生徒たちの苦心の成果が、

買われていくのを待って、並んでいるはずです。

昔は札幌駅のコンコースだった会場は、ある年狸小路に変わり、

今年からは資料館になったということ・・・

場所的に、以前のようにたまたま通りかかって、というお客様がいないのではないかと、

ちょっと心配です。

実用性もデザイン性もあって、お値段とってもお得な製品が、

たくさんたくさんあると思いますよ~!

私の元職場だった学校の生徒たちも、

布モノは驚くほどきれいにミシンがけできるし(私の何倍も丁寧で上手!)、

窯業や木工製品も、とても丁寧に素敵に作る力を、授業で身につけています。

 

お時間のある方、どうかいらしてみてください・・・!

 

札幌市資料館(大通西13丁目)で、

10:00~16:00

今週の金曜日の15:00までです。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

広い河の岸辺~The Water Is Wide~

2015-02-24 11:12:44 | 家族・親戚

昨日実家で、あるテレビ番組を見ていた。

(母は、「聞いていた」だが)

そのとき流れたのは、

前朝ドラ『花子とアン』の中でスコット先生が歌っていた曲であり、

現朝ドラ『マッサン』でもエリーがよく歌うスコットランド民謡だった。

この『The Water Is Wide』(←エリーさんの歌の後、1:50位から始まる3人の女性の歌声がと~っても素敵です!!)の、

美しく切ないメロディが私は大好きで、4月にブログに載せたこともあった。

昨日聞いたのは、

それを歌手クミコさんが日本語訳で歌う『広い河の岸辺』だった。

 

歌が大好きな母も、

この曲がとても気に入ったようだったので、

ipad miniのyou tubeで一緒に何度も聞いた。

すると母は、自分も覚えたいので歌詞を書いて、と私に言った。

見えないのに・・・そのうち見えるようになると、やっぱり思っているのだろうか・・・

と、ちょっと辛い気分になった。

 

実家からの帰り道、お店でCDを探したら、クミコさんの『広い河の岸辺』があった!

さっそく購入。

なんとカラオケ用の伴奏が入っており、

女性三部合唱版の楽譜まで付いていた!

このCDで、母と一緒に練習し、合唱しよう・・・

ん?三部だから父も・・・?ん~それはムリかな~

 

ささやかな楽しみができた

『広い河の岸辺』(←クミコさんの歌は2:20から)

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

実家の両親のこと ~母は遺伝性の緑内障

2015-02-23 20:16:32 | 家族・親戚

2週間ほど前、

国立成育医療研究センター病院で、

人のiPS細胞(人工多能性幹細胞)から、目と脳をつなぐ視神経の神経細胞を作製することに成功した

というニュースが報じられた。

失明原因の1位である緑内障の治療薬開発や発症メカニズムの解明に役立つ成果、ということだ。

ただ、現実の治療段階まで研究が進むのは、「遠い未来」だそうだ・・・。

 

母方の祖父は、

90歳で亡くなる少し前 緑内障で失明した。

気の弱かった私は、

何も見えなくなってしまった祖父に会うのが怖くて、

まだ元気だった祖母やおじ夫婦も住む祖父の家を、訪ねられなかった。

そのことは今でも心の中に ひりりと残っている。

 

今のところ母を含め、家系の3人が緑内障の治療中だ。

 

母は、60代で緑内障であることがわかった。

視野狭窄がかなり進むまで、緑内障は自覚症状がないことが多い。

しかも、母の家系の緑内障は、進行を食い止めることが難しいタイプのようで、

治療しても視野も視力も確実に悪化し続ける。

最近は見えないせいもあってか、母の記憶障害も加速度的に悪化している。

 

2週間前3度目のレーザー手術をしてから、

ますます視力が失われ、

今は物の輪郭がぼんやり見えているだけのようだ。

霧の中にうっすら影が見える・・・そんな状態。

テレビはもちろん見えないし、目の前にいる私の顔も見えない。

父が静かにしていると、部屋の中にいるのかどうか分からないので、

「パパ、いるの?」と聞いている。

それでも、30年住み慣れた家の中では、

父と二人で助け合ってなんとか生活できている。

 

実家まで車で10分の距離に住む私。

長男は29歳にして、看護師&保健師になるため 今春から2度目の大学生活をすることとなったけれど、

家から通える大学にしたので、長男と私の生活はまだ続く。

でももう、私の母としての役目は、ほとんどないようなものだ。

 

そこで、先々週から、週1回だった実家行きを2回にすることにした。

昼食を作り、

夜や翌日にも食べられるように、何種かおかずを作って置いてくる。

今日はイワシの蒲焼きと、ポテトサラダ。

前回はヤリイカのお刺身と、イカの子の煮ものと、里芋と鶏肉の揚げ煮。

お漬物を切って器に盛り付ける。

ほとんど料理をしない父は、

「おまえが作ってくれると美味しいものが食べられる」と言ってくれる。

母は「娘がいて本当によかった」と言ってくれる。

でも、母は、私が行かない日は自分で食事を作っているのだ。

いや、主婦歴60年の(家庭科の教師もしていた)母だ、

見えなくても、包丁でトントンとリズミカルに野菜を切り、

手を切ることはない。

冷蔵庫から手探りで材料を取り出し、分からないときは父を呼び・・・

そうやって今日も冷蔵庫には母が作った煮物が入っていた。

感心する。そして、ありがたくもある。

まだ作ろうという気力をなくしていないのだから。

 

記憶障害も、今はプラスの働きもしてくれている。

母は、

(レーザー治療の直後のせいで今は見えていないけれど、

そのうち見えるようになるから、

そうしたら、あれもしようこれもできる)

と思っている。

レーザー治療は、眼圧が高くなるのを抑える可能性があるだけで、

視野や視力の回復は望めないことを私は知っているが、

母はもう忘れているのだ。

 

とにかく両親は、

まだもう少し・・・二人でなんとかやってくれそう・・・やってほしい・・・

 

父方の祖父母や叔父叔母の何人かは、わりと若いうちに癌で亡くなった。

自分もそのうち癌になり長生きはできない、と不安からか 昔よく言っていた父は、

いまや84歳。腰痛以外は病気もない。

 

そんな父だけれど、

母が見えなくなったことがやはり こたえているのだろう・・・

二人だけの時に「もう人生に疲れてきた・・・」とぽつりと私に言った。

 

私は、

「お父さんが、自分で思っていたよりずっと元気で長生きなのは、

見えないお母さんを支えるためだよ。

きっと、そういうお役目だから生かされているんだよ!」

と言った・・・

そして、なぜかついでに、

「私には、緑内障は遺伝しない!

私もお母さんを助ける役目だから、自分はならない!」

そんな宣言を、ほとんど根拠なく、 してみたのだった・・・。

 

私はきっとこれから、週2回が3回になり、4回になり・・・

ずっと実家にいることになっていくのだと思う。

福祉サービスの利用も考えに入れつつだけれど、

他人を家に入れることには、間違いなく抵抗があるだろう両親。

何より私が仕事を辞めたことの何割かは、両親のことを考えてだったのだ。

大切な両親を重荷に思うことなく暮らしていくための、

私の何回目かの心の修行が、

始まりつつあるのを、

じわじわと

感じている・・・。

 

今日は、作ったポテトサラダを私にも持っていくように言ってくれた母。

「タッパーに入れたよ」と伝えた私。

そして、数分後・・・

「サラダ持って行きなさいね」「うん、入れたよ。タッパーに入れて、もう、バックの中だよ。」

「サラダ入れた?」「うん、タッパーに入れてバックに入れたよ。」

と・・・同じ会話が帰るまでに何度も何度も繰り返されるのだった。

 

でも、

何度も繰り返し言うことが、

私を思いやってくれる言葉なのだから、

・・・ありがたい・・・

そして、もうひとつ・・・

母が見えないことに絶望していないこと、

これが何より、

とてもとても、ありがたい・・・

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フルグラクッキー

2015-02-19 09:17:47 | 日記

賞味期限まであとわずかに迫ったフルーツグラノーラが、

食べてよ~と私に訴えていた。

息子が、食事代わりに食べるというので、

常にあるのだけれど、

最近ほとんど減っていない。がっちりご飯をたべてるから。

このままだと、期限切れ。

・・・なんて理由をつけて、

今日もクッキー作り

昨日のよりさらに簡単!

フルグラ80g➕小麦粉40g➕黒ごまきな粉適当➕メープルシロップ少々➕お砂糖少々

ここにオリーブオイルをたらりと入れて混ぜ、豆乳投入。量はスプーン2杯ほど。

 

ポロポロだけど、天板に乗せる。

 

ここまで、10分かかったかどうか。

あとは予熱で160度にしたオープンで30分焼くだけ。

フルグラちゃん、食べてあげるからね~

・・・

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

黒ゴマきなこの ヘルシークッキー・・・なのか・・・?

2015-02-18 20:42:41 | 日記

昨日無性にクッキーが食べたくなり、スーパーでお菓子の棚を見た。

でも、カロリーが高いうえに色々添加物が入っている・・・断念。

 

今朝、やっぱり食べたくて我慢できず、

家にあるものでヘルシーなクッキーを作ろう!と思い立った。

そういえばお正月のお餅用に開けたゴマ入りきな粉・・・まだ残っていた。

というわけで・・・「黒ゴマきなこクッキー」作り~

「うたかま」という季刊誌の白崎裕子さんという方のゴマのクッキーをアレンジしてみた。

小麦粉80g+黒ゴマきなこ40gを、泡立て器でまぜまぜ。

 

オリーブオイル30g+メープルシロップ30g+はちみつ10g+お塩ひとつまみ+バニラオイル

以上を泡立て器で乳化するまで まぜまぜ。

 

これをただ合わせて、

ゴムべらで混ぜ混ぜし、ひとまとめにして20個分に分ける。

 

手でささっと丸めて、フォークで押して平たくしつつ跡を付ける。

 

温めたオーブンで、160度10分、150度20分。

これでできあがり~

準備から焼き上がりまで1時間弱。

超簡単 ヘルシークッキー出来上がり~

 

・・・でも、サクサク感がたまらなくて、

20個のうち もう6個しか・・・

残っていない・・・

 

どこがヘルシなんだぁ~

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

砂鉄収集セット

2015-02-18 17:19:46 | ボランティア

百円ショップで磁石が買えると友人に聞き、昨日買ったのはこちら。

磁力の最も強い「ネオジム磁石」は、小さくてもパワフル!

昨日はこれをビニール袋に入れて、

砂浜で砂鉄をくっつけ、

別の袋の中で、入れてある袋から磁石を離して落とした。

 

今日・・・別の方法を思いついた。

磁石を包装のまま四角に切って、ひもを付け、

瓶の蓋にくっつける。

そのまま砂の上へ・・・

ひもをひっぱると、砂鉄は瓶の中、というわけ。

これだと袋なしで、瓶だけあればOK。

サラサラでたっぷりの砂なら、蓋を裏返しにしなくても大丈夫かも。

 

自分の思いつきに嬉しくなって載せてしまった・・・

科学は楽し

 

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

砂鉄スライムで遊ぼう

2015-02-18 17:08:32 | ボランティア

ボランティアの児童発達支援センターでは、

担当の6歳児クンと二人で個別の課題を行う時間が、20分ほどある。

明日は全体のホットケーキ作りがあり個別の時間はないので、

来週、「スライム作り」をしようと思っている。

今日はその予備実験!

 

材料と用具は・・・

・水

・せんたく糊(PVA)・・・(スーパー、ドラッグストアで100円台)

・ほう砂(ほうしゃ と読む)・・・50g入り1箱あれば何十回分もある(医薬品なので薬局で500円台)

・砂鉄

                   

※ほう砂は毒性があるので、小さい子どもには扱わせない方が良い。口に入れたり傷に付いたりしないよう注意。

 

さて、作り方は・・・

水50mlに、PVA糊を40mlから50mlほど入れて優しく混ぜ、

 

今回はここに・・・昨日採ってきた砂鉄をスプーン2杯

 

ここにほう砂飽和水溶液(水に溶かして飽和状態にしたもの)を10mlほど入れて、よくよく混ぜる。

砂鉄スライムの出来上がり

牛乳パックを下敷きにした。

 

さぁ、この砂鉄スライムで遊びましょ

 

スライムの中の砂鉄が磁石を引き寄せて、飲み込んでいくのが、面白い。

 

 

来週、6歳児クンがどんな反応をするか楽しみ・・・

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

砂鉄採取に 古潭へ

2015-02-17 23:10:23 | 日記

訳あって砂鉄を採りに行こうと、思い立ちました。

折よく、今朝は、出かけなさいと朝日も微笑んでいます。

 

ワクワクしながら、石狩方面へ。

石狩市厚田区古潭の港が見えてきました。

嵐の後だからか、今日は山々もくっきり。

 

古潭港は、30代の頃 夫が船を係留していた懐かしい場所・・・

私も何度も行きました。ここはその港の北東側。

 

崖の上からコロコロ石が転がり落ち、雪解け水が流れ、

その真下には黒い砂が・・・それが砂鉄。

 

強力なネオジム磁石で砂鉄を採取!

 磁石に直接付けると砂鉄が取りづらいので、

友人のアドバイスやネットで調べた方法で・・・ビニール袋に入れて使いました。

本日の収穫~

 

さて、私が砂鉄を採っていると、男性が一人、

下を見ながら砂浜の端から端まで歩いています。

あぁ、噂に聞く「ビーチコマーズ」が趣味の方!?

砂鉄を採り終わった私も、車に戻りがてら、下を見ながら歩いてみました。

すると・・・

周りとは違う雰囲気を漂わせている物が!

そういえば以前 石狩浜通(石狩浜「どおり」ではなく、「つう」です)の友人が、

「古潭にはメノウが落ちてるよ」と教えてくれたのを思い出しました。

赤いのは、たぶんアズマニシキという二枚貝。

石は、やはり白?メノウのようです。

 

というわけで、海辺のひととき、

地球のおすそ分けをいただきました

 

帰ってから砂鉄を洗って、乾かして、さらに磁石で砂鉄の純度を高め、

瓶に保存したのでした。

さて、これを何に使うかは、いずれ うまくいったときに

古潭港の野良犬クン・・・ず~っと車のそばにいました。

お腹すいていたのかなぁ・・・

砂鉄やメノウしか持っていなくて・・・ごめんね~

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

岩見沢 ~薪と炎との 小さな出会い旅

2015-02-15 18:54:58 | 道内の旅

帰ってきてみれば、なぜか・・・

今回は、「薪と炎」にご縁のあった旅でした。

 

予報に反して好天の中、

車で岩見沢の温泉宿(というイメージじゃないけれど)に向かいます。

チェックインまでまだ時間があったので、

カフェに寄ろうかということになり、

友人の「以前通った時に素敵そうな名前のお店があった」・・・という記憶に、

ワクワクしながら走っていると・・・

わぁ、「人生の途中」と書いて、「たびのとちゅう」と読ませるのです。

なんとも粋ですね~

築70年の、プロの建築屋さんが見捨てた廃屋を、

マスターが独学で8年もかけて、カフェとご自宅として甦らせたそう

その木造りの店内で、

薪と炎との 最初の出会いが・・・。

こちらは使われてはいないけれど、可愛いだるまストーブ。上には五徳が付いています。

そして、こちらが、業者に告げられた使用可能年数より4年ほど超過しても、

まだ美しさも安全も保って現役という、

薪ストーブです!素敵~!

この炎の力強いこと!

まさにホットなホットなティータイムを過ごすことができました。

マスターは家を建てた経験を生かし、木工房もなさっていました。

 

 珈琲舎 人生の途中(コーヒーや たびのとちゅう)

  岩見沢市朝日町134  0126-35-2511

  水曜定休 10:00~18:00

 

さて、次の薪と炎との出会いは・・・

目的地の・・・とある宿・・・(お暇と関心がある方はどうぞ写真をクリック・・・)

ここは再訪の、宿に1室だけある ログコテージです。

バーカウンターがあり、

宿に温泉とサウナがあり 日帰り入浴もやっていますが、

お部屋にも小さなサウナがあり・・・、

夕食はレストランでです。

レストラン前のロビーには、立派な暖炉で薪が燃えていました!

 

そして・・・食後のお楽しみ・・・

これです、これ

お部屋にある暖炉。

自分たちで薪を燃やせるのは、たまらなく楽しい・・・。

あらかじめ火が点きやすいように、セットしてくれています。

燃え具合をみながら、薪を足す位置を考え、

下に付いている扉を開け閉めしながら、

炎の強弱の変化を楽しみ・・・

 

明りをすべて消し、

様々に変化し揺らめく炎だけを見つめて過ごす、 

かけがえのないひととき・・・

外では ふわふわの雪が静かに降っていました。

 

 

 

 

さて、最後にもう一軒、

思いがけず、薪と炎のお店が・・・!

帰りがけに寄ったパン屋さんです。

こちらは、薪を燃料にした石窯パン工房「ミルトコッぺ」さん。

(この2枚はHPより・・・)

機械を一切使わず原料にも工程にもこだわった、「パン職人さん」

薪を燃やし遠赤外線効果のある石窯で焼くパンは、

こ~んがり

とっても香ばしい良い香り~!

外はこんがりパリッ 中はもっちりふわっ!の、いろんなコッペパンがありました。

ネット販売もしているようです。

石窯パン工房 ミルトコッぺ(詳しくはこちらを)

 

というわけで・・・

素敵な薪と炎に出会った 小さな旅でした

 

岩見沢は、一昨年大雪で大変だったことが、何度もニュースで報じられた地ですが、

今年は札幌より積雪が少ない感じでした。

カフェの方は、今年になって本格的に雪かきしたのは1月に1度だけ、とおっしゃっていました。

最近は道東が受難ですね・・・

皆さまのところは、今日の嵐、大丈夫でしょうか?

今も空が唸っていますが・・・

我が家の石油ストーブの「規則正しい青い炎」はびくともしません。

ありがたやありがたや・・・

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第66回 札幌雪まつり (その4) 

2015-02-11 18:48:22 | 日記

昨夜もまた、夜の街へ繰り出した不良中高年のわたくし・・・

またまた、友人との待ち合わせ前に、

見逃して心残りだった雪像イベントを観に行きました。

西5丁目の大雪像「雪の国のアリス」の人形オペラ。

8分間の舞台です・・・どんなものかわくわく

 

雪像の表面に映し出されているのは、アリスの横顔。

砂絵をその場で描いて投影していると、

沢さんという方が説明しています。

 

さあ、始まりました。

不思議の国のアリスでおなじみのキャラクター、ウサギ。

時計を持った巨大人形です。

雪像の上の方にいるのですが、とても見栄えがします!

なんだか本格的~

劇団四季の「ライオンキング」が思い浮かびました。

今度は切り絵が投影されています!

先ほどの砂絵同様、切り絵作家の黒川絵里奈さんの手によるものです。

(今週 東急ハンズ2階で、個展も開催中のようです。

とっても繊細でそれはそれは美しい切り絵です)

そして、約7メートルあるという・・・巨大クリオネ・・・!?

迫力あります~!

左側にはエゾ鹿に扮した演奏家さんたち。生演奏なのです。

この方の歌がすばらしかった!オペラの名にウソがないうまさ。

フクロウの人形も、素晴らしい!

前日はこのフクロウ役を上田市長さんがなさったとか・・・歌ったのかなぁ???

この切り絵も、美しくて素敵。

エゾリス役などの子供達も、寒い中なのに、とても生き生きと演じていてよかった~!

アリスを処刑しようとした雪の女王の目から涙が・・・

ああ、たった8分の劇・・・それなのに何もかもハイレベル・・・!

ブラボー!!

 

あまりにハイレベルの8分間劇に感心して、

今調べてみました。

そうしたら、芸術監督をなさったのは、

小樽出身、道教育大の特美卒・・・

チェコ在住の人形劇師 沢 則行さんという方でした。

世界中20ヵ国以上で公演をし、

人形劇の本場チェコの大学で教壇にも立ち、

札幌でも様々な公演をしていらっしゃる・・・

あら・・知らなかったのは私だけ?

 

沢さんは、このオペラの人形たちや演奏楽器が、

雪まつり会場でしっかり動かせるのかを、

昨年 北大の「低温科学研究所」の零下20度の中で実験したそうです。

プロの仕事ですね~。

 

たった8分間の人形オペラ・・・本当に素晴らしかったので、

いつか沢さんの公演を観に行きたいなぁと思いました。

 

あぁちょうど今頃、今年の雪まつり最後から二番目の舞台、

やっています・・・。

今日が雨じゃなくて、よかった・・・

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

詩集『らりるれろのまほう』   どんな人にも思いがある

2015-02-10 09:00:59 | 日記

一冊の詩集と出会いました。

作者の溝呂木 梨穂(みぞろぎ りほ)さんは、

生まれてすぐ起きたトラブルで、

体の自由や、言葉を表に出す機能を失ってしまいます。

それから20年間。

ご家族や一部の方を除いて、

梨穂さんには感じたり考えたりする能力はないと思われてきました。

 

そんな梨穂さんに、お母様のたくさんのご努力の末の、

素晴らしい出会いがありました。

パソコンや文字盤や装置、指談などで言葉を引き出す柴田保之先生(国学院大学人間開発学部教授)によって、

孤独の闇に光が射したのです。

それまでご自分の中でだけ紡がれてきた梨穂さんの思いは、

ようやく 外へ表すことができるようになったのです。

その後さらに、小原田さんというご夫婦との出会いによって、

「詩集」という形での広がりが生まれました。

詩集紹介サイト←クリックしてくださいね。

 

 

札幌にも、重度重複障がい児が通う学校があります。

もう十数年も前ですが、見学する機会がありました。

先生たちは研究熱心で、

どの授業も楽しいアイディアとパフォーマンスに溢れていて、とても驚きました。

その学校は、教員だった私の転勤先候補の1つでしたが、

転勤を希望する「勇気」を、私は持てませんでした。

理由の一つが、「怖かった」から・・・。

もしももしも・・・

何もわからない、感じていないようにしか見えない生徒たちが、

本当は そうではなかったら・・・?!

実はとても高い知性や豊かな感性を持っているのに、

外に出す手段がないだけなのかもしれない・・・としたら・・・?!

それはどんなに もどかしく、つらく、やるせないことでしょう・・・。

そう思うと、怖かった・・・。情けない自分でした。

 

 

梨穂さんの詩集を読んで、「やっぱり そうだったんだ・・・」と、まず思いました。

障がいがあってもなくても、内面は同じ・・・

だからもちろん、知性も感性も個性も様々なのだと思います。

梨穂さんは、素敵な出会いによって、

「詩人」として生きることができるようになった・・・

そのことを、あぁ、よかったなぁ・・・と、心から思います。

 

病気や事故で植物状態になり、

もうご本人は何も分かりはしないし回復もしない、と

医療機関で判断された方にも、

実は「思い」は存在し、回復方法もあるのだということを

広める活動をしている方たちもいます。

溝呂木 梨穂さんと柴田先生の出会いのきっかけにもなった、

山元加津子さんが中心となっている「白雪姫プロジェクト」です。

 

私たちは、知らないのに、知っていると思いこんでいることがたくさんあるようです。

溝呂木 梨穂さんの詩集も、そんな思い込みを改めさせてくれる力を持っているように思います。

 

以下、梨穂さんの文章の抜粋です。

「私は、重度障がい者で、まわりから見たら、何も考えていない、何も感じていないと思われる人だけれども、この詩は、紛れもなく、私のものだし、私の言葉です。・・・・・・・・・私のように障がいのある方や、障がい者に対して理解のある方に読んでもらいたいのはもちろんですが、これまで障がい者の気持ちに関心のなかった方にも読んでいただければうれしいです。私たち、重度障がい者と言われる人たちも、同じ人間だし、同じように物事を考え、感じて生きているのだから、その存在を受け入れてもらいたいというのが、私の願いです。」

 梨穂さんの詩

 「緑の声と光」  より一部抜粋です

 

人間として生まれて生きてきたけれど

私は誰にも振り返られることもなく

理想だけを糧にして生きてきた

 

夜の闇の中でも

人間としての理想は決して捨てずに

ただ未来だけを信じて生きてきた

 

緑の光を探しながら

私は一人生きてきた

わずかな希望は私にも言葉があることを信じられ

それがかたちになったことだ

 

・・・・・・・・・・・・・・・・(2012.6.23)

 

 

目に見えることだけを信じ、自分は分かっているという思いこみ・・・

「驕り」を、

梨穂さんは、東田直樹さん同様に、

私たちに教えてくれます。

そして、詩として表された素敵な言葉の世界も・・・

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第66回 札幌雪まつり (その3) すすきの

2015-02-08 21:33:41 | 日記

昨日は、お友達との待ち合わせ前に時間があったので、

すすきのアイスワールドの 氷の彫刻を観てきました。

氷像にも、やはり「マッサン」のニッカが・・・。

細やかで美しい氷の彫刻・・・、彫っているのは 市内のホテルのシェフなど だそうです。

サッポロビールもいい色でした。

こんなのも面白い。本物のお魚?!

 

「沖縄の竜宮城」

コンクール優秀賞の1つ「雪の女王」

準優秀賞作品の1つ 「志~登龍門」

そして最優秀賞の作品「北に生きる」

彫刻作品以外に、子どもたちが楽しめる氷の自動車や、アイスバー、イルミネーションなどもありました。

すすきの会場をゆっくり見たのは 初めてでした。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第66回 札幌雪まつり (その2) 

2015-02-08 20:06:24 | 日記

今日の札幌、昼間は風が強く雨も降りました。

雪像はどうなったでしょうか・・・

これは、一昨日の夜の大通り、「サラブレッドの息吹」プロジェクションマッピングです。

 

 

 

雪像へのライトアップやプロジェクションマッピングなど目新しいものを見ましたが、

それより驚いたのは、露店の多さ。

会場のあちこちに食べ物のにおいが流れていました。

雪まつりも、少しずつ変わっているのですね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする