宮美庵

幸せはいつだって、わたしの中に。

幸せは どんなときも 私の中に・・・

涼を・・・

2016-08-18 21:20:06 | 道外の旅

 

ほんの10日前、京都にいました。

 

 

あの日のあの場所、あのときのあの思い・・・

過ぎた旅も、

もう会えなくなったひとも、

 

大切なことは、

本当は全部、

自分の中に あるのでした。

 

ただただ心配するしかできないことが、

外にも 心の内にも あるけれど、

本当は何もかも、

大丈夫 なのでした。

   

                         

 

京都旅の写真を載せられないままです。

ちょっとだけ、お気に入りのを、

あなたにも・・・

あら、どこが京都なのでしょうね~

でも京都です。京都水族館にて。

不安定なお天気や暑さが、

続いていますね。

皆さまどうぞご自愛下さいね。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エア・ドゥで

2016-08-05 10:17:48 | 道外の旅

1年ぶりに道外の旅に出ています。

朝早かったからか、座席はガラガラ。

なんだか一人専用機の気分。

時々離れた席の赤ちゃんの泣き声はしていましたが。

 

眼下に日本海を眺めながら、

もう15年以上前のことを思い出していました。

 

過去たった一回だけ経験した、海外旅行の帰り。

やはり今日のように窓側の座席から、

日本海を眺めたのでした。

よく晴れて、

真下を行き交う船がくっきり見えました。

同じ頃、自分の船で佐渡から戻る夫が、

その辺りを走っているはずでした。

残念ながら見つかりませんでしたが、

穏やかな日本海が明るく澄んでいました。



今日は海よりも、雲の海が目立ちました。

富士山もアルプスも雲に隠れていました。

広がる雲の海の中に、

もしや夫の船が見えたりしないか、

なんて思ったら、涙が・・・

でも周りには誰もいないので、安心。

 

もう、あのひとは、

天の海の航海も終えたでしょうか。

 

来月で4年経ちます。

あのひとの魂はまだ、

個性を残しているでしょうか・・・

 

そんなことを思っているうちに、

飛行機は降下を始めました。

 

さぁ、現実に戻って、

生きている私は、

いいかげんにしろよ~、って

呆れられるくらい存分に、

この世を楽しみましょう。

 

楽しませてね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

思い出・・・王ヶ頭の風景

2016-02-07 10:54:53 | 道外の旅

2013年3月末 長野へ旅しました。

先日テレビで紹介されていた、長野県松本市にある王ヶ頭ホテルにも宿泊。

国定公園内にあり一般車両は乗り入れできない美ヶ原高原の頂上、標高2034mに建つ別世界のお宿です。

 

もう一度行きたいなぁという願いを込めて、写真の一部を載せましたので、

フォトチャンネルのほうも合わせて、ご覧いただければ幸いです。

 

部屋の窓のから見た風景

 

ホテル周辺

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2015 夏の旅 終わりは有馬温泉 

2015-08-06 13:58:50 | 道外の旅

城崎から今回の旅の最終地 有馬までの鉄道の旅。

本当は瓦屋根の家並みとその後ろに揺れる竹林・・・、どちらも北海道では見られないので、

載せたかったのだけれど、車窓から撮れたのはこんな

 

ん~いまいち~。なので代わり?にこれを載せときましょう

 

 

さて、有馬温泉でのお宿は「月光園 鴻朧館」

ここも窓が大きく、見えるのは山の深い緑だけ。

窓際にはマッサージチェア。

このパターンは最近よくあります。嬉しい設備です。

 

温泉街には「有馬温泉玩具博物館」があり、心惹かれたので、

暑い中歩いて行きました。

3階から6階が様々なおもちゃの展示になっていました。

6階の ドイツの木製工芸のおもちゃ。童話のワンシーンです。

この有馬も、ドイツのエルツ地方も、轆轤(ろくろ)の技術で様々な工芸品が生み出されたそうです。

 

マッチ箱の中の物語。

 

ドイツのお人形。

 

5階では、現代のおもちゃで、スタッフの方が楽しみ方をガイドしてくださっていました。

この変わった形の積み木の遊びの多彩さにはびっくり。

こうして積み重ねたのを、

持ち上げて横にして~

手を離す!

すると、かたかたっと、

きれいに並びます。難しいけど なんだかたのし~

 

複雑なドミノ倒し みたいなのも楽しそうでした。

青いのに触れると、カタカタカタ と左に倒れていきました。

 

木のお人形の中に、4種類の微妙に音の違うものが入っていて、

鳴らして同じのを見つける遊びのできるおもちゃ。

 

からくり人形も鍵のかかった棚から出して見せてくださいました。

からくり人形作家故西田明夫さんの作品もたくさんありました。

もと館長さんでした。

この博物館を最初に創られたのは故加藤裕三さんという方で、

なんとグリコのおもちゃデザイナーだった方だそうです!

グリコのおまけ・・・子供の頃 お世話になりましたね~

 

 

4階にはからくり人形がたくさんあって、実際に動かしてよいものもたくさんありました。

時を忘れて、楽しみました。

 

3階のブリキのおもちゃの展示では、鉄人28号の制作工程が。

昔家にあったブリキのおもちゃも展示されていて、懐かしかった・・・

もっと写真を撮ってくればよかったなぁ・・・

 

 

最後は、一階のミュージアムショップでお買いもの。

売ってたらいいなぁと思っていたものが、ありました!

スタッフさんが見せてくれた紙製のおもちゃ。

ぺしゃんこのペンギンさんを下に落とすと、

途端にボン!と立体のペンギンさんになるという、

からくりおもちゃです。しかも、誰でも簡単に作れるように下工作してあるのです

 

即 買いました~

 

まだ袋を開けずに、眺めて楽しんでいます。

いつ作ろうかな~

 

というわけで、有馬温泉に居ることも忘れて、夢中で楽しんだ時間でした。

体験もできるので、本当に楽しく素晴らしい博物館でした。

 

 

ついでに「世界初の炭酸専門店」という言葉に引き寄せられ、

こんなお店でこんなものも買ってしまいました。

 

あとは、狭い道路に車が大変そうに通る温泉お土産街を、一瞬だけ見て、

宿に戻りました。

 

 

宿に戻って、温泉へ

ここのは「赤湯」と呼ばれ、鉄泉なのでしょう、濃い色をしていました~

たくさん人がいて、当然ですが写真は撮れなかったので、宿のHPのをお借りして・・・

源泉かけ流しの露天です

この湯船にのんびり浸かっていたら・・・

5歳くらいの女の子が、木桶と手ぬぐいを湯船の中に入れて、じゃぶじゃぶして遊んでいるではありませんか・・・。

若いお母さんは手ぬぐいを肩にかけて、真面目な顔で浸かっています。

ははぁと思った私は、日本の方ではないなと気づき・・・

おせっかい心が湧いて、「手ぬぐいを浴槽に入れてはいけないんですよ」と、

得意の英語で伝え・・・・・・・・られるとカッコよかったんですが~、

その英訳が全~く思い浮かびませんでした英語だめです・・・

しかたなく、タオルを指さし、腕でばってんの動作をするという・・・

まっこと原始的な方法でお伝えしたのでした。

途中で、(あら・・・もし日本の方だったら、この身ぶり言葉、なんだか恥ずかしい・・・)

と不安になり「タオル、ダメデス」なんて半端な言葉で言ってみましたが、

あちらが発したのは日本語でない(お国は分からず)言葉。

ちょっとほっとしつつ一生懸命 笑顔で(これが大事ね)身ぶり手ぶりいたしました。

あ、でもちゃんと伝わりましたよ

 

このお宿、お風呂上がりに、ビールを無料でサービスしてくれていました。えらい!

 

さて、この日の夕食の一部を載せておきます。

 

この夜のお酒のことは書けません・・・

たくさん飲み(すぎ)ました。そして歌いました

そして翌朝私たちは・・・・・・・・・・・・

早朝から冷やすための氷をもらったり、宿の車に乗せていただいて病院へ行ったりという、

辛い思いをしたのでした

(何があったかは追及しないでください・・・!)

でも、大事には至らず、

かえって宿の方のご親切や、

ちょうど飛行機までの時間がたっぷり余裕があったので病院に行けたことや、

遅い朝食をいただけたことや、

すべての観光が済んでいたこと、

今後もっと健康に気を付けるよう気づかされたこと

・・・などなどの幸運に、感謝したのでした

 

旅の終わりの朝ご飯・・・

 

最後に・・・「自称晴れ女」の私ではありますが、

今回こそさすがに台風の影響は避けられないかと思いましたが、

そして雨は降りましたが、

いつものように乗り物の中にいるときだけ降って、下りるときには止んでいるという幸運で、

結局傘は使わずに済んだのでした。

お天気の神様に・・・、

心から心から、感謝です・・・・・・

この感謝の気持ちを、どこへどうつなげていくか・・・

それが大事ですね。

 

さあ、そして次の旅の計画・・・に、

向かいましょう・・・

 

・・・長々しい記事を、読んでくださって ありがとうございました

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2015 夏の旅 丹後半島ドライブ

2015-08-04 12:00:28 | 道外の旅

昨日寅さんの記事を書きましたが、今朝ラジオをつけた途端にびっくり。

「男はつらいよ」の主題歌がかかっているではありませんか。

今日は渥美清さんの命日だったのでした

渥美清さん・・・素敵な寅さんを、ありがとうございました・・・

 

 

さて、夏旅4日目です。

お天気も良いので、ドライブをすることにし

城崎温泉駅から豊岡駅まで電車で行き、レンタカーを借りました。

丹後半島は美しいポイントがた~くさんありますが、

時間を考えて、道の駅と、友人と私それぞれが行きたい場所を1カ所ずつ選びました。

 

伊根とは反対側の、丹後半島西側178号線をひたすら北上。

まずは「道の駅 てんきてんき丹後」に寄りました。

 

この一角に、こんなコーナーが。

この辺りの15か所の浜の砂を集めた展示。

同じ丹後半島でも、場所によって細かさや成分?が違っていて面白かった~

触れられるようにもなっています。

顕微鏡で見ると、こんな砂も・・・!

その美しさにワクワク

後で行く「琴引浜鳴き砂文化館」のミニチュア版のような場所でした。

が、ここは一人の方がご自分で早起きして集めてきた砂だそう・・・

無料で楽しめる素敵なコーナーでした。

そのコーナーの担当の方に、

目的の1つ「立岩」を観るのに、車を止められる場所を聞くことができました。

海水浴場の有料駐車場ばかりの海岸でしたが、

おかげ様で立岩に一番近い場所(橋のたもと)に「無料で」(ここが大事~)止めることができました!

ありがとうございました・・・

立岩の近くに流れ込む「竹野川」にかかる橋を渡って海辺へ行くと・・・

 

その立岩は・・・

竹野川河口のある、周囲約1km、高さ約20mの巨岩です。

地下から上昇してきたマグマが固まり、その後の侵食で周囲が削り取られてできた、

柱状節理が美しい岩です。

ちょっと登ってみましょう~

 

・・・もうむり~

 

じゃあ、ちょっとつまんでみましょう~

いや、いっそ ぐゎしっと・・

友人がやってたので、私も遊んでみました~

 

白い砂浜も海も、とってもきれいです!

 

ふと後ろに目をやると・・・なにやら像が立っていました。

これです!聖徳太子とご生母の像!

2日目に泊ったのは「間人温泉」(たいざ温泉)でしたが、このご生母の名前が「間人皇后」(はしうど皇后)。

???読めないし~どちらも「まひと」って読んでました

土地の名の由来がこちらです。

~優しき土地に名を贈った聖徳太子の母~

 聖徳太子の母・間人(はしうど)皇后(穴穂部間人皇女・あなほべのはしうどのひめみこ)は、

6世紀末、大和政権の蘇我氏と物部氏との争乱を避け、今の丹後町間人(たいざ)に、

子の厩戸皇子(後の聖徳太子)とともに身を寄せたと伝えられています。

 村人たちの手厚いもてなしへのお礼にと、この地を去る際、

皇后は自らの名「間人」(はしうど)をこの地に贈りました。

しかし村人たちは畏れ多いことから、

皇后が退座したことにちなみ、

読み方を「たいざ」としたとされています。(京丹後市観光協会HP~京丹後七姫伝説より)

 

 

立岩の次に行きたかったのが「琴引浜鳴き砂文化館」

さきほどの道の駅のコーナーのように、様々な砂が展示されていました。

 

この「琴引浜」の砂は、鳴きます。でも、汚れてしまうと、悲しいのに全く泣けなくなってしまうのです・・・

 

鳴き砂について調べると・・・

『鳴き砂の主成分は石英です。石英の砂粒は、

「きれいな水や空気」の中で充分洗われると、表面の摩擦係数が極端に大きくなるという特性があります。

そのため、触れたり踏んだりして砂に力が加わったとき、ある限界まではグッともちこたえますが、

さらに大きな力が加わると耐えきれずに動きます。

動けば、加わった力が開放されて砂は静止します。

これを繰り返すことによって、砂粒がばらばらでなく一団となって振動し始めて音が出るわけです。

反対に、タバコの灰などで「少しでも汚れると」砂はたちまち鳴かなくなります。

普通の砂は石英の含有量が少ないとともに、たいてい砂粒の表面が汚れていて鳴くことはありません。』

とのこと。顕微鏡を覗くと・・・

 

あぁ~本当です!透明で美しい石英がたくさん!

 

鳴らす体験ができるコーナーもありました。

棒で、まっすぐに速く押すと、キュッキュッと鳴きます。

音階を鳴らしたり、水の中に入った鳴き砂を揺らして鳴らしたり・・・

こんなのも・・・

 

「ブーミング サンド」といって、砂漠にある鳴き砂を再現した装置。

砂漠にあるものは、

巨大な砂山の砂が自然に崩れ落ちたとき轟音を発するので、特にブーミングサンド(唸る砂)と呼ばれているそうで、

筒から落ちるときにすごい音で唸っていました!

ピラミッドのなかにも鳴き砂があったとか・・・

 

このように楽しく学べる展示がたくさんでした。

 

鳴き砂は、昔、日本列島の至るところにあったそうです。ということは、

ここの浜のように美しい白い砂浜がたくさんあったということなのですね・・・。

知らなかったのですが、室蘭のイタンキ浜も鳴き砂の浜なのだそうですね。

 

少しでも汚れてしまうと鳴かなくなる砂・・・

きれいな砂浜がずっと残るといいなぁと、心から思いました。

丹後半島・・・ほんとうに魅力的な場所でした。もう一度行けるかなぁ・・・

さて、この後は再び、城崎温泉に戻ります。長々ブログにお付き合い ありがとうございます・・・

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2015 夏の旅 城崎温泉

2015-08-03 11:32:13 | 道外の旅

3日目は、丹後鉄道に乗って移動。

なかなか味わいのある鉄道です!

 

 

本日のお宿は、「城崎温泉」

学生の頃、志賀直哉の「城崎にて」を読んだけれどもう詳しい内容は忘れてしまっていて、

旅前に読んでくればよかったと、ちょっぴり後悔。

 

城崎温泉駅に着くと、与謝野鉄幹の短歌がお出迎えしてくれました。

「手ぬぐいを 下げて外湯に行く朝の 旅の心と 駒下駄の音」 与謝野 寛(鉄幹)

そう、

ここ城崎温泉は「外湯めぐり」のできる、情緒ある温泉町なのです。

 

宿に荷物を置いて、まずはのどを潤します。宿のすぐそばにあった地ビールレストラン「グビガブ」さんへ。

 

ピルスナ―[空のビール]とカニビール[雪のビール]を飲みながら、

トマトのブルスケッタと但馬牛入り 地ビールカレーで昼食。

地ビールカレーは、外見もお味も普通のカレーと変わりませんでした~

 

外湯のお風呂が開くのは午後3時が多く、まだ時間があったので、

城崎温泉文芸館へ行ってみました。

志賀直哉や有島武雄などの白樺派の作家たちの直筆の原稿や手紙、

城崎温泉へ滞在していた時の写真などがあり、

小柄だった里見惇が、「まんだらの湯」の深い湯船で顔まで浸かってしまった、

なんていうエピソードなども書かれていました。

たくさんの文人たちが訪れ 愛した温泉町なのですね。

神社にも参拝。

散策途中には、道祖神も・・・。

 

さて、好い時間になったので、宿で外湯めぐり券をもらい、

浴衣に着替え、下駄をカランコロンと響かせながら、(きれいに鳴らすのは結構難しい)

湯めぐり開始

友人はレンタルのおしゃれな色浴衣を着たそうでしたが、お金がかかるので、

宿の地味な浴衣で・・・

でも気温は、30度。外湯めぐりができるお風呂は7つ+宿のお風呂 もあります。

のぼせないように短時間で、お風呂もいくつかに絞って入りました。

まずは「柳湯」。

天井が高くて湯船も深くて、古き良き温泉という雰囲気いっぱい。

しかも年配の方が2人入っていただけなので、ゆったりした気分で楽しめました。

 

次に「御所の湯」

そして「一の湯」

入らなかったけれど、建物が素敵だったので写真だけ・・・

「まんだら湯」

 

今回は節約と節制のため、夕食は外で軽く・・・

安くておいしそうな串焼きのお店「ふじ」さんへ。(節制になっていない

城崎温泉には、最近の観光地にあふれているアジア系の観光客以外に、

大きなリックを背負った白人のカップルや家族連れも多く見かけます。

この串焼き屋さんにも、いろんな国の方が食べに来ていました。

日本の温泉町の情緒を味わうには もってこいの町なのです

地酒を置く素敵な酒屋さんもありました。

 

さてさて、夜9時からは・・・、

花火を楽しみました。

町の真ん中を流れる大谿川の川面に映えて、とても美しく、

暑い夏の夜の風情をしみじみ味わったのでした

 

宿でも、こじんまりした良いお風呂に入り、ぐっすり眠りました。

城崎温泉・・・翌日も、少し離れた宿へ泊ります。 

 

 

 

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2015 夏の旅 伊根

2015-08-02 20:28:30 | 道外の旅

2日目は、舟屋で有名な伊根へ行きました。

天橋立の宿に荷物を預かってもらい、

バスで、伊根湾巡めぐり日出というバス停まで行き、

そこから観光船かもめ5号で伊根湾一周

名の通り出港前からたくさんのカモメたちが船の周りにいて、

ずっと付いてきました。小樽の遊覧船と同じ~

 

カモメ用お菓子(カルビーかっぱえびせん100円)をキャッチするカモメたちと戯れているうちに、

舟屋群が見えてきました。

 

海辺ぎりぎりに建ち並ぶ舟屋は、

1階が舟の格納庫の他に、漁具などの物置場として使われており、

2階は住居となった機能的な建物で、

平成17年には、漁村では全国初となる国の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されたそうです。

 

海上から趣ある舟屋群を堪能。

その後は、陸から伊根の町へ。

遊覧船乗り場の方に教えていただき・・・まずは平田にある食堂「かもめ」さんへ。

食堂の方が遊覧船乗り場まで車で迎えに来て下さったので、暑い中を歩くことなく行くことができました・・・ありがたや。

    

気に入ったのは、このお茶碗の中・・・。

お皿の煮魚とは別の、「へしこ」という鯖の糠漬けがのったお茶漬です。

へしこは伊根の特産品のようです。深みのある塩気がお茶漬けをとっても美味しくしています。

 

土地のお魚をいただいたあとは、地酒屋さんへ

「向井酒造(株)」さんです

 

ここで買ったのが・・・さっき食べたへし子!そして、全国激うま缶詰No1という天橋立名産のオイルサーディン。

 

そしてもちろん、ここで造られたお酒!

「伊根満開」は古代米の赤米で造られた美しいピンクのお酒。

試飲させてもらったら、酸味があってワインのような美味しいお酒でした。

天皇・皇后両陛下もお買い上げになったそう~!義姉へのお土産にしました。

酒造のおかみさんに、鰊の三平汁の作り方をお教えしたり、へし子の食べ方をお聞きしたり

楽しいお買い物をした後は、再びバスで天橋立へ戻り、

次の宿泊地、間人(たいざ)の炭平というお宿へ・・・

 

フォトチャンネル「炭平」&3日目記事へ続きます・・・

 

※ちょうど旅から帰った翌日(8/1)

BSで再放送された「男はつらいよ 寅次郎あじさいの恋」は、

マドンナいしだあゆみの故郷が伊根で、そこへ寅さんが訪ねていくという設定です

偶然~!

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2015 夏の旅 天橋立

2015-08-01 22:31:26 | 道外の旅

大阪伊丹空港から、高速バスと鉄道を乗り継いで、天橋立へ着きました。

まずは宿の系列だと後で知ったお蕎麦屋さんで 昼食。

宿に荷物を預け、いよいよ初天橋立へ!

歩くと1時間くらいかかるようなので、

行きは自転車、帰りはモーターボートという「セットで900円」のレンタルを。

この日、最高気温は37度だったと、あとで知ったのだけれど、

まずは、片道3.6キロ、20分ほどの道のりを 

対岸の一宮へ向けて、のんびり楽しく走りました。

 

天橋立は、4000年前に砂が堆積してできた砂嘴(さし)だということですが、

思っていたよりずっとしっかりした道になっていました。

そして、予想もしない光景・・・

片側の海岸は海水浴場になっていて、大勢の人で賑わっていたのでした。

ここは沖縄?!

ん~イメージが違う~!

  

でも!歴史を感じさせるものもたくさんありました。

「天橋立神社」と、そのそばにある、真水の湧く井戸「磯清水」。

 

松の古木も点在しています。

「千貫松」

平成16年の台風で倒れてしまった「双龍の松」。

他にも、「おぉ~!」と感嘆の声が出る銘松がたくさんありました。

松は今でも8000本もあるとか・・・

対岸へ渡るとそこには・・・

かつて伊勢神宮の神々の坐しましたる由緒ある元伊勢籠神社。

 

 

参拝後、さらに進み、ロープウェイで見晴らしの良い公園へ。

いよいよ・・・「日本三景」といわれる天橋立を眺めます。

観賞ポイントは、観える橋立の形の違いで何か所かあるそうです。

ここは雪舟も描いた絶景で、股覗きの発祥の地。

ここからの眺めを「昇龍観」と言うのだそうです。

  

そこで 股覗きをしたり、

 

かわらけ投げをしたり・・・

 

(私は残念ながらはずれ~でも友人はみごと輪を通しました。)

 

というわけで、日本三景を高いところからも楽しみ、

帰りは、真っ赤なモーターボートで颯爽と?戻りました。

 

 

「日本三景」の他の二つ「松島」「宮島」には、まだ行ったことのない私・・・

次はこのどちらかかなぁ・・・

 

(宿の写真はフォトチャンネルの方に入れました。)

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北海道へ帰ってきました

2015-07-31 18:22:21 | 道外の旅

6日間の旅が終わりました。

家に帰ってホッとする、というような状況でもないので、

ずっと漂泊の旅をしていたいような気分ですが・・・、

 

今回もたくさん楽しい思いができ、

今はただ、

感謝しつつ、

我が家へ向かいましょう・・・

 

たくさん撮った写真は、

後々自分が楽しむために残すつもりですが、

収拾がつくかどうか・・・(汗)

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2015 夏の旅へ

2015-07-26 11:49:16 | 道外の旅

霧の新千歳から

目的の地を眼下に見ながら、空を飛び、

現在、外気温34度だけどクーラーの効いた高速バスで、

快走中です。

 

今年はどんな風景に出会えるでしょうか・・・

晴れた空に感謝しながら、

旅が始まりました。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

17年前の夏の ネパールを思い出す・・・

2015-04-28 14:32:57 | 道外の旅

やっと春が訪れた、と思ったら、もう夏になったかのような暑さの最近の札幌。

道内で30度以上になったところもあるようだ。

やはり地球は、激しい変動の時代に入ったのだろうか・・・。

噴火やら、沈下やら、隆起やら・・・、

そして、ネパール大地震の被害の様子が、連日報道されている。

カトマンズの町や被災した方たちの映像を見ながら私は、

17年前に、2週間のインド中心の旅の最後に、

ネパールにも3泊4日滞在したことを思い出している。

 

すべてが混沌としたインドで、濃厚な10日間を過ごしたあと、

ネパールのカトマンズに降り立った時、

私はなんだか懐かしいものを感じて、ほっとしたのだった。

それが何だったのかは、よく分からないのだけれど。

 

とはいえ町にはヒンドゥー教や仏教の様々な建造物があふれ、

やはり日本とは別世界。

これはインド式寺院。

これもインドの寺院をまねたお寺マハーボディ。

こちらはポカラで行ったヒンドゥー教のお寺

今回の地震で壊れてしまった写真がネットに載っていたボタナートのストゥーバ。

世界遺産になっているチベット仏教の最大の仏舎利塔である。

 

同じくかなり崩壊してしまったらしい、ネパール最古のスワヤンボナート。

ここへはとっても長い長い石段(400段くらい?)を登らなければならない。

けれどたしか私たちは、別道路で楽して登った記憶が・・・。

写真奥にカトマンズの町が広がっている。

 

 

ストゥーバには、半眼の「ブッダアイ」が描かれている。

また、口や耳が描かれていないのも、鼻が「1」の文字であるのも、頭頂の13のリングも、

すべて意味を持って、悟りへの道を表しているということだった。

カラフルにたなびく旗は、タルチョといい、チベット仏教の祈祷旗。

青は空、白は風、赤は火、緑は水、黄色は大地を表し、一枚一枚に経文が書かれているそう。

下部には、回すとお経を唱えたのと同じになるというマニ車も並んでいる。

 

 

 最も印象深かったのは、ガンジス川支流にある火葬場。

木を組んで遺体を寝かせ、藁をかぶせて焼き、

灰となってから、すべてを川へ流す・・・

向かい側では、男の子たちが裸で飛び込んで遊び、

すぐ下流では、お皿を洗う女性たち・・・

遺体と共に流されたコインや金歯を拾うために川に入っている人たちもいた。

目眩のするような光景だったけれど、

土色の川は、ただ滔々と流れていた・・・。

 

こちらはお店やさん。

「エベレスト フレッシュ フルーツ &ジュース シャップ」というカタカナ表記もあった。

のんびりとお店番の男性。

ポカラの素朴な子どもたち。 

カトマンズのキュートな小学生。

そして・・・石造りの建物ばかりのカトマンズの町・・・。

今日の時点で、死者4600人・・・まだまだ増えそう・・・。

 

太古の昔からカトマンズを見つめてきたというスワヤンボナートは、

すっかり倒壊してしまったのだろうか。

 

人よりも神々の数の方が多いと言われたカトマンズの町。 

半分でこの世を、もう半分であの世を、見つめているというブッダアイは、

今、その半眼で、

いったい何を、

見つめているのだろうか・・・・・・・・・

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

天草の宿「五足のくつ」写真 その1、その2、その3 のお知らせ

2015-01-10 22:11:33 | 道外の旅

フォトチャンネルに、天草の宿「五足のくつ」 その1とその2を載せました。

簡単に説明も加えたので、よろしければご覧くださいね

続編も作成予定・・・たぶん・・・そのうち・・・

 

と言っているうちに、その3 も大急ぎで完了。

残りのあと一回分の写真も、フォトチャンネルか記事か・・・

どちらかに近々upしたいと思っております。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

天草 の宿 「 五足のくつ」 にて(写真追加版)

2015-01-09 20:52:38 | 道外の旅

明治40年、与謝野鉄幹が、

北原白秋、吉井勇、平野万里、木下杢太郎ら若き文学青年たちを連れて

天草のキリシタン文化に触れる旅をし、

翌年『五足の靴』という紀行記が世に出た。

 

今回の宿 「石山離宮 五足のくつ」の名はそこに由来する。

 

今私のいる、東シナ海を望む、部屋のオープンデッキには、

絶え間なく自家源泉の溢れる露天風呂が設えてある。

 

ここに身を浸していると、心は茫漠としてくる・・・。

空を見上げると、明るく青い空を白い雲がゆったりと流れていく。

 

聞こえてくるのは、遠い波音と、高く響き渡る鳥たちのさえずり、温泉の溢れる音、

そして、室内に流れている澄んだ「アベ・マリア」のBGM・・・

 

 

陶酔感の中でふと、思い出す。

昨日我々が辿った、

隠れキリシタン達の苦難の歴史・・・

それをも乗り越え生き残った天草の人々の子孫たちの、

変わりゆく現代の生活文化・・・

また、十年ほど前まで対岸にくっきり見えていた長崎は、

PM2.5の影響で、ここ数年灰色の靄に隠れて見えない、

と嘆く 隠れキリシタンの子孫だという方のお話・・・

 

 

そして、ニュースで知った北海道の暴風雪・・・

 

 

どんな時代にも、どこの空間にも、

過酷な状況は現れ・・・そして必ず変化し、

消えてゆく・・・。

極上の空間にいる今の私にできることは、

「今 ここ」を味い尽くし、

ひたすらに、

 感謝すること・のみ・・・

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

旅の終わり

2015-01-08 16:51:15 | 道外の旅

ただいま快速エアポートの中。

飛行機は出発が30分遅れたけれど、

揺れることもほとんどなく、

無事北海道に戻ってきました。

 

コメントやメールを下さった方たち、

読んでくださっている方たち、

ありがとうございました

幸せに過ごした分、今後精進いたします・・・

(何に?)

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

行きは良い良い、帰りは???

2015-01-08 13:31:14 | 道外の旅

羽田空港now・・・

天草空港から熊本空港を経て、

ここ羽田まではきわめて良いお天気。

富士山も快晴の空に映えていた

 

 

さて、ここからは?

運航するかどうかの決定はあと30分後・・・

飛んだとしても、無事新千歳に降りられるのか・・・

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする