宮美庵

幸せはいつだって、わたしの中に。

幸せは どんなときも 私の中に・・・

堀江謙一さんの出発

2022-03-28 21:41:34 | 日記
昨日ニュース画面に、「堀江謙一」の名前を見つけた。
一瞬私は、あぁ堀江さんもご高齢だから亡くなっちゃったのか・・・と思った。
でも違った!!
ニュースは、83歳の堀江謙一さんが、60年前に成功させたヨットの冒険と逆コースで、太平洋を横断する旅に出発したという内容だったのだ。
それを知って私は、おなかの底から笑った。
そして胸がわくわく躍った。
そして・・・泣いた。
堀江さんは23歳の時に、19フィート=5.8メートルの小さなヨットで、
サンフランシスコ目指して太平洋無寄港単独横断のヨットの旅に出た。
1962年のこと。
密出入国だったので、日本の海上保安庁その他の機関からは非難された。
でも到着地のサンフランシスコでは、大賞賛!!
それを知った日本も手のひら返して、帰国後はスター扱いだったとか(笑)
そのときの航海記録を出版したのが「太平洋ひとりぼっち」
映画化もされ、石原裕次郎さんが堀江さん役を演じてヒットした。
亡き夫がヨットを始めたのはそれを読んだり観たりしたこともきっかけの一つだったと思う。
夫が生きていたら、83歳の堀江さんのこの冒険を知って、大興奮しただろうなぁ・・・
一緒に話したり応援したりできないのが残念でならない。。。
夫はもしかしたら、到着する港まで自分のヨットで行って、堀江さんを迎えたいと思ったかもしれないなぁ。。。
今回のヨットも、60年前と同じ19フィート。積んでいる機器も内装も格段に進化してはいるけれど、
たったひとりで、どこの港にも寄らず、風の力だけで、毎日毎日表情を変える海の上を目的地に向けて走るというところは変わらない。
60年間の豊富な経験はあっても、太平洋は昔より荒々しく 危険がより増えているかもしれない。
それでも堀江さんは一人でヨットを走らせている。今この瞬間も!
すごいなぁ。本当にすごい。
現代はリアルタイムでマーメイドⅢ号の位置情報が見られるし、
航海日記も読める。
航海日誌↓
マーメイドⅢ号の位置↓ (PC環境のみ)
夫の代わりに、毎日堀江さんへの応援の思いを飛ばそう。。。到着する6月まで。
コメント (8)
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再び お久しぶりです・・・

2022-03-22 21:55:05 | 日記

春分の日も過ぎ、積っていた雪もどんどん減っています。

本日の札幌の最大の積雪深は70㎝。

昼間一時 雪が降りしきったり 霙になったりしましたけれど、

すぐに溶けました。

 

庭に積っている雪の上には、葉っぱが落ちていました。

毎年のことです。

ほとんどは秋に落葉し、数枚だけこの時期に落ちるのです。

新しい芽との交代の時期まで必死にしがみついていた頑張り屋さん??

まるでかなりの重さがあるかのように雪の中に沈んでいます。

冬を越えた枯れ葉の最後のエネルギーの温かさ・・・・

 

そして庭の端では、土の中から新しい芽が

水仙かな。去年こんな所にいたかなぁ・・・?

 

さて、実家の両親は日々いろいろいろいろありはしますが、

今夜も二人で穏やかに過ごしています。

毎週火曜日お昼は、両親の好きな大福の日(私は食事に大福はちょっと・・・でもおつきあい)

今の時期は、ピスタチオの大福や枝豆や桜のおはぎも。

二人とも 喉に詰まらせると心配なので・・・

小さく切り分けます。父には多め。

これに野菜の小鉢や、ヨーグルトや果物、お茶の昼食。

母はとにかくゆっくりなので、食べ終わるのに1時間かかります。

でも毎回美味しい美味しいと食べているので、しばらく火曜日の大福は続きそう~

この後デイサービスに午後参加。火曜日は私が送っていき、

その後は父も私も自由時間です。

デイサービスありがたし。。。

 

ついでに先日の土日の自由謳歌のひととき。

野鳥の来る農苑レストラン

(鳥は写っていません

の美味しいランチ。

写真は撮っていません。食べちゃった。

あ、サラダだけは撮りました。

今回も憧れのシマエナガには会えませんでしたが、

シジュウカラ、ゴジュウカラ、ヤマガラ、ちょっと大きなカケスたちに会うことができました

 

そして帰り道・・・

山側の斜面にエゾシカ達をたくさん見ました。

鹿は写っていませんが・・・鹿達の食事跡。。。

 

痛々しい木々。

「これって木がダメになっちゃうんだよね・・・」と悲しそうに言う友人の言葉に胸が痛みました。

雪におおわれた森に住む今の鹿達のサラダは、木の樹皮なのですね。

野生動物、特に鹿の森林被害は日本中深刻のようで、

防ぐには一本一本シートやチューブで巻くか薬を塗るか撒くかくらいしかないようです。

生きるためというより楽しむための食事をしたあとの私たちが目にした

痛々しい光景でした。

 

 

自然界にも、人間の世界にも、いろんなことがあるけれど・・・

やっぱり自分は、

自分にできる目の前の小さなことを積み重ねつつ

幸せに生きている今を 味わっていたい。

 

明日も両親が穏やかに過ごせますように。

明日もオカリナが吹けますように。

明日も感謝できる心を持てますように。

 

皆さんの心も平和でありますように・・・!!

 

コメント (4)
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