宮美庵

幸せはいつだって、わたしの中に。

幸せは どんなときも 私の中に・・・

実家へ通う日々

2016-03-10 22:52:03 | 家族・親戚

今朝 玄関を出て、我が家の周りの変化に驚きました。

白かった地面の半分が 土色になっています。

そして雪に埋もれていた蕗の薹たちが、朝陽を浴びていました。

 

 

いつもの年と同じように、

ここ札幌でも、

植物たちは生き生きとしたエネルギーを放ち始めたのですね。

 

 

このところ連日 実家に通っています。

先週末、2度意識をなくした母は、不調が際立つようになってきてしまいました。

3日前に再度受けたMRIで、脳の萎縮が年齢よりもちょっと進行しているとお医者様に言われたのですが、

「ただの物忘れ」ではすまされないような、

記憶の消失が激しくなりました。

毎日のように使っていた調味料や調理器具の置き場所でさえ、

違う場所を探すことも頻繁になりました。

以前から決まっていて、昨日も何度も確認した今日の内科の定期通院も、

「今朝突然言い出すなんて、全く計画性がなさ過ぎる!」と、父のことを呆れたように怒っていました。

頭がふらふらしたり、胸が気持ち悪くなったりして、立っていられなくなったり、

いろんなことが面倒になって ぼ~っとしたりすることも増えました。

視力視野もなんとか残っている程度・・・。

 

父は数日前より気持ちが落ち着いたようですが、

やはり切なそう・・・。

老いて心身が衰えていくことには、どうしたって切なさがつきまといます・・・。

 

それでも、

まだまだできる家事も多いし、

不調じゃなく元気が出る時間だってけっこうあるし、

おしゃべりや食べることを楽しむこともできるし、

父や私のことを気遣ってくれるし、

時々とってもまっとうなことを言って、共感させてくれるし・・・

 

今日おしゃべりしているときにも母は、

「年取って頭が惚けてきたって、プライドはちゃ~んとあるものだよ。」と言いました。

そうなんですよね。

それをいつも意識していることは とっても大事なこと・・・。

そんなこと当然だと思っているはずなのに、

偉そうな口調になっている自分に気づくこともあるから、

何度だって自分に言い聞かせたい大事なこと・・・。

 

 

 

連日昼食や夕食を作って一緒に食べてから帰ってきて、

そのあと急いでしなければならない仕事(ボランティアの)があったので、

睡眠も不十分な日もあります。

ず~っとテンション高めに、母との会話を続けているせいか、

喉にも、そして気持ちにも・・・疲れが積もってきました。

義父母のときに慣れているはずの 病院の付き添いや身の回りの様々なことも、

頑張りすぎると、やはりストレスになるのでした。

 

今日は夕食を作って並べただけで帰ってきて、

我が家に帰ってきての~んびり食べました。

ちょっぴりワインも飲んで お風呂にゆっくり浸かりました。

週末は会いたい友人に 会う時間もとれるといいなぁ・・・

 

 

今朝愛でた蕗の薹・・・

実はもう その命をいただいてしまいました。

両親にも持って行き、夕食に、苦みのある今年初の春の香りを和え物にして置いてきました。

春のエネルギーを分けてもらって・・・両親も私も、自分の体の中で生かせますように・・・!

 

なんだかとりとめのない記事になってしまいました・・・

これもストレスを溜めないための一手段と ご理解、ご容赦くださいませね~

コメント (2)
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