宮美庵

幸せはいつだって、わたしの中に。

幸せは どんなときも 私の中に・・・

第66回 札幌雪まつり (その4) 

2015-02-11 18:48:22 | 日記

昨夜もまた、夜の街へ繰り出した不良中高年のわたくし・・・

またまた、友人との待ち合わせ前に、

見逃して心残りだった雪像イベントを観に行きました。

西5丁目の大雪像「雪の国のアリス」の人形オペラ。

8分間の舞台です・・・どんなものかわくわく

 

雪像の表面に映し出されているのは、アリスの横顔。

砂絵をその場で描いて投影していると、

沢さんという方が説明しています。

 

さあ、始まりました。

不思議の国のアリスでおなじみのキャラクター、ウサギ。

時計を持った巨大人形です。

雪像の上の方にいるのですが、とても見栄えがします!

なんだか本格的~

劇団四季の「ライオンキング」が思い浮かびました。

今度は切り絵が投影されています!

先ほどの砂絵同様、切り絵作家の黒川絵里奈さんの手によるものです。

(今週 東急ハンズ2階で、個展も開催中のようです。

とっても繊細でそれはそれは美しい切り絵です)

そして、約7メートルあるという・・・巨大クリオネ・・・!?

迫力あります~!

左側にはエゾ鹿に扮した演奏家さんたち。生演奏なのです。

この方の歌がすばらしかった!オペラの名にウソがないうまさ。

フクロウの人形も、素晴らしい!

前日はこのフクロウ役を上田市長さんがなさったとか・・・歌ったのかなぁ???

この切り絵も、美しくて素敵。

エゾリス役などの子供達も、寒い中なのに、とても生き生きと演じていてよかった~!

アリスを処刑しようとした雪の女王の目から涙が・・・

ああ、たった8分の劇・・・それなのに何もかもハイレベル・・・!

ブラボー!!

 

あまりにハイレベルの8分間劇に感心して、

今調べてみました。

そうしたら、芸術監督をなさったのは、

小樽出身、道教育大の特美卒・・・

チェコ在住の人形劇師 沢 則行さんという方でした。

世界中20ヵ国以上で公演をし、

人形劇の本場チェコの大学で教壇にも立ち、

札幌でも様々な公演をしていらっしゃる・・・

あら・・知らなかったのは私だけ?

 

沢さんは、このオペラの人形たちや演奏楽器が、

雪まつり会場でしっかり動かせるのかを、

昨年 北大の「低温科学研究所」の零下20度の中で実験したそうです。

プロの仕事ですね~。

 

たった8分間の人形オペラ・・・本当に素晴らしかったので、

いつか沢さんの公演を観に行きたいなぁと思いました。

 

あぁちょうど今頃、今年の雪まつり最後から二番目の舞台、

やっています・・・。

今日が雨じゃなくて、よかった・・・

コメント (4)
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