坊主の家計簿

♪こらえちゃいけないんだ You
 思いを伝えてよ 何も始まらないからね

男の早死

2014年04月13日 | 坊主の家計簿
他人の夢の話など、面白くない話の筆頭なんだが、夕寝の夢の話。

私は芸人だった。売れない芸人なんだが、売れる為の努力をしようとしない。だから、他の仕事で喰い繋いでいる。先輩や芸人仲間から「もっとしっかりせえ!」と怒られる。

そんな所で眼が覚める。

芸人だった夢を見ていたせいか、「私は何をしたいのだろうか?」と。一端の僧侶だったり、なんじゃかんじゃ。売れてる芸人ならぬ、売れてる僧侶か。

でも、それが自分を苦しめて来た。流転輪廻する自己を、自我で裁く。「なんでこんな私なんだろう…」と切り裁く。

凡夫(ただびと)になりたい。何かになりたいというのであれば、私は凡夫(ただびと)になりたい。いや、ただびとである事を切り裁く事から逃れたい。
生きたい。どんな私であっても、生きたい。

最近、物忘れが酷くて、かつ、物覚えも悪い。今日は久々にゆっくり寝たけど、睡眠時間はストレスの「今日を取り戻せ!まだ、満足しちゃいねえよ!」で短い。

理想が高いというか、なんというか。そうやって、自殺したり、緩やかな自殺的に若死にしたりする友人たちが多くいた。たまたま生き残っているだけ。
だから、「何になりたい?」って、「凡夫(ただびと)になりたい」。
ナンマンダブツって念仏申して、ただびとの世界、真の海でプカプカと漂いたい。悲しみの涙が流れついた海で、誰も裁く事のない世界に生きたい。砂漠を涙で海にしたい。


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