坊主の家計簿

♪こらえちゃいけないんだ You
 思いを伝えてよ 何も始まらないからね

坂口安吾『衆生開眼』

2014年04月10日 | 坊主の家計簿
【一般にジャーナリズムに対し、個人の力で、どうにもならない魔法の力があるような迷信がある。清水幾太郎によると、二三の大新聞と、NHKが共謀すれば、思うがままに世論を作り出すことができるそうだ。だが民衆は、清水の考えるほど、新聞からダマサレ放題になるような、衆愚ではないのである。究極において、民衆はダマされない。】(坂口安吾『衆生開眼』より)
http://www.aozora.gr.jp/cards/001095/files/45920_36899.html

これは昭和26年が初出らしい。

「安全神話に騙されていたんだ!」と原発事故の時に言っていた謎の人たちがいるが、まあ、昔も今も「騙された事にして自分の責任にしたくない人」は居るのだろう。

「はだしのゲン」回収

2014年04月10日 | 坊主の家計簿
【千代松市長は取材に対し、「漫画の内容ではなく、差別的な表現が問題だと思った。泉佐野は市全体として人権教育に力を入れており、教委には、漫画を読んだ子への個別指導が必要ではないかと伝えた」と話した。
 一方、泉佐野市立校長会は1月23日、「特定の価値観や思想に基づき、読むことさえできなくするのは子どもたちへの著しい人権侵害だ」として、回収指示の撤回と漫画の返却を求める要望書を教育長に提出していた。】
(「はだしのゲン」回収 泉佐野の市立小中の図書室 )
http://t.asahi.com/e9oa


【山梨学院大法科大学院の梓沢和幸教授(弁護士)は「誰かの考えや表現が気に入らないと発言の場を奪うのは、公権力が最もやってはいけない行為」と指摘。根拠は集会、言論など「一切の表現の自由」を保障した憲法21条だ。梓沢教授は「意見には常に対立する勢力がある。それを恐れて講演会を中止すれば自由は失われる」とする。】
(上野さん講演会問題:山梨市の「騒動」その本質は…)
http://mainichi.jp/select/news/20140403k0000m040081000c.html

門真市がヘイトスピーチ締め出し方針

2014年04月10日 | 坊主の家計簿
 門真市がヘイトスピーチ締め出し方針
 http://cracjpn.tumblr.com/post/82192063915/news


 しばき隊などの、いわゆる「カウンター」は市民同士の喧嘩だと思っている。まあ、名前も「しばき隊」ですし(笑)
 喧嘩は対等だけど、行政が在特会などの特定団体の規制に動くのは喧嘩とは呼べない。

『数年前までの左派的言論の場であれば、こうした不快な言論を国家権力によって排除しようという人たちが現れた時には、必ずどこかの弁護士が言ったとされる「あなたの意見に私は全力で反対する。しかしあなたがそれを言う権利は全力で守る」という言葉が、テンプレのように流れてきたものである。』(赤木智弘)
http://blogos.com/article/59551/

 ヒゲ戸田…。自分の首を絞めてないか?