坊主の家計簿

♪こらえちゃいけないんだ You
 思いを伝えてよ 何も始まらないからね

仏教会

2009年07月01日 | 坊主の家計簿
 寺の役員会→地域の仏教会と会議の連ちゃん。会議はキライではない。どっちかっちゅうと好きな方なんだが、地域の仏教会では全く「なんもしりまへ~ん」やし、しかも皆さん正座。初参加の新米だけが足を崩すわけにも行かず私も正座。え~。。。どういう会合か全く知らんかったのでブラックジーンズを履いて行ったわけなんだが、スリム系のブラックジーンズは正座にあわん。。。しかし、二時間、全く足を崩さずに正座してた人も結構おられ、ビールを飲もうがメシを喰おうが全く正座を崩さない人たちが居られ「お坊様、恐ろしや。。。」と久々に感じた。

 寺の役員会では一番の新参者なんだが、一応私が『代表役員』っちゅう肩書きだったりする。よって居場所はある。仕切りはるのは総代さん(厳密には責任役員)なんだが、『代表役員』っちゅう事で私の居場所は確保。 
 
 地域の仏教会。え~。。。何も解らんし、すぐ近くの寺で挨拶だけした人以外は全員知らない。。。自己紹介をして、少しだけ色々と聞かれて緊張の時間。
 多分、皆さん通って来た道なんだろう。なんか、場が暖かい。隣の人がタバコを吸わない人だったのでタバコを我慢してたのと、正座がしんどかったのはあるけど、なんか居心地がイイ。物珍しさでしつこく色々と聞かれる事もなく、かといって無視されるわけでもない。ふと「エエ店やなぁ~」なんぞと(笑)
 そうか、仏教会だったんだな。

 っちゅうか、故・竹中先生だったら「仏教論議をしなさい」なんぞと云うのだろうが。。。っちゅうか、云われたし。
 竹中先生は大悲の人。それは『ただ念仏』の教えに生きた人だったから。

 ちなみに竹中先生とは同じ地域。死ぬまで専修学院で確か自坊の住職にはならなかったはず。でも、同じ地域。あの場で竹中先生に会う事はなかっただろうが、でも、竹中先生と同じ地域の仏教会。
 仮にあの場に竹中先生が居てたら、え~。。。もっと何も喋れなくなったりするのだろうけど、現実には居ない。
 でも、竹中先生を気にしつつ参加しよ。

 「居心地が良いだけでいいんですか?」

 って、云われそう。