坊主の家計簿

♪こらえちゃいけないんだ You
 思いを伝えてよ 何も始まらないからね

捨てる

2005年11月26日 | 坊主の家計簿
  11月25日

 食類      大盛り焼そば麺(半額)   52円
         カットメロン(半額)    54円
         国産豚バラ        238円
         豆乳(900ml)      208円
         ソバ茶(500ml)×3   306円
         缶ココア         120円
 酒       スリムス(500ml)    149円
 家庭雑貨    洗濯洗剤         198円
         風呂石鹸三個入り     207円
 雑費      携帯電話代       4305円

  合計      5837円
  11月累計  86627円

 閉店近くのスーパーに行くと『半額』というレッテルを貼られたもの達がある。
 見てると「私を捨てないで。。。」と云う声がするので、つい買ってしまう。

 ウソである。まあ、半額のレッテルを貼られた商品が捨てられる事だけは確かなんだろうが、それ以前に私は甘いものが苦手なので饅頭なんぞは断りまくっているのだが、それでも断り切れずに貰って居る饅頭は捨てている。週に4日、昼食で寺から弁当屋の弁当を貰って居るのだが、どうしても昼間はお参り途中で簡単に済ましてしまう事が多く、帰って来て夕食にするのだが、冷蔵庫ですっかり冷えたおかずを食べる気にもならず、かなりのおかずを捨てている。。。

 私の師匠に初めて会ったのは、もう9年程前に成る坊主道場の入学式の後のレクレーション。先生達の挨拶があって、師匠の挨拶の最初の言葉は今でも憶えている。
 「私がきらいな事は、ものを捨てる事です。私が好きな事は、ものを拾って来る事です。だから私の部屋は拾って来たもので一杯です。」と。
 まあ、その年は直接教えて貰った授業もなく、師匠は上の学年の担当だったのでそれ以上の印象は残ってなかったのだが、なんかその言葉だけは憶えている。

 「だからね、オバちゃん。。。私がね、閉店間際のスーパーに行って半額のものを買って行くのは決してケチだからじゃないのです。信仰上の問題であってですね、決してケチなわけじゃないのです。。。」
 と、心の中でレジのオバちゃんに懸命に訴えつつ、『半額』とレッテルの貼られたものだけを買って、106円を払って一件目のスーパを出たのであった。。。


 18歳で一人暮らしを始めた時のバイトでの月収が税引き後12万ぐらいで、それでも毎月1万円は貯金してた。よって未だにその時は払ってなかった住民税、国民年金、国民健康保険、医療保険、ネット代、電話代、公文学費、家賃格差を除いて、その当時の生活水準が私の基本である。