エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

台湾の食は愉悦である・・・1

2013年01月10日 | ポエム
台湾の食文化は愉悦に近い。
とりわけ、屋台食の美味は言語に尽くし難いのである。

そこで、今回初めて搭乗したエバー航空の機内食から始めたいのである。
ぼくの友人が台湾で客死したのであるけれど、その友人が言った事がある。
「野人!エバー航空のサービスは中華航空より良いぜ!」

本当かいな?
と思っていたけれど、機内食で判断する限り彼の言っていた事は本当だった。







「八角の匂いの流る初松籟」







これは、鳥肉のメイン。
サラダもフルーツも新鮮であった。

美味かったのである。
しかも、やたらと香辛料を使わず(例えば八角のような)爽やかに美味い。



空港も綺麗になっている。
ぼくは二年ぶりだけれど、来る度に洗練された空港に変貌している。



誠に憧目させられるのである。
ハブ空港に向けた努力が良く分かるのである。

例えば、成田空港などもハブ空港に向けて努力しているけれど、そうしたおっとりしたペースとは違う。
目覚ましいのである。

空港から約一時間でホテルに。
まあまあ程良いクラスである。



吹き抜けを中心にして客室が並ぶ。
高所恐怖症のぼくは、少しばかり眩暈がする。

けれども、楽しい滞在が予感させられるかのようである。
明日は屋台の食を紹介しよう。



        荒 野人