城址・・・城跡である。
俳句結社「からまつ」の東京新年句会で、ぼくは城跡を詠った主宰の句に感銘したと述べた。
主宰が歩かれた城跡が、何処かは知らない。
けれど、ぼくも城跡の大気を吸ってみたいと思ったのである。
松風騒ぐ・・・とはいかない。
昨日は、とても寒かった。
ましてや、吹き晒しの城跡である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/dc/86f973a69e9673bcc6658fccbf170d56.jpg)
この城跡は、総曲輪の造りである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/4d/78acf66987470b3451be2f700519faf4.jpg)
おそらく、この道は空堀であったのだろうか。
小高い丘になっていて、今は笹が群生している。
空気が濾過されて、寒いし軽やかである。
主宰が感じた大気の軽やかさは、これであったのだろうか。
時間が限りなく流れ、その結果大気は濾過され、人の世を透過して軽くなっていく。
歴史の必然でもあるのだろう。
主宰は、その大気を捉えられ俳句を詠まれた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/2b/03387d4fe4d2d3ce05c4870638e57794.jpg)
「笹鳴きの丘の連なる城の跡」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/25/6836c71774172ba382c615ac7b715c7c.jpg)
ぼくは、そこまで見つめられなかった。
従って、上記のような句となったのである。
根走りに苔が絡みついている。
時間の流れは充分に感じられたのであった。
ここは「岩槻城址」である。
荒 野人
俳句結社「からまつ」の東京新年句会で、ぼくは城跡を詠った主宰の句に感銘したと述べた。
主宰が歩かれた城跡が、何処かは知らない。
けれど、ぼくも城跡の大気を吸ってみたいと思ったのである。
松風騒ぐ・・・とはいかない。
昨日は、とても寒かった。
ましてや、吹き晒しの城跡である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/dc/86f973a69e9673bcc6658fccbf170d56.jpg)
この城跡は、総曲輪の造りである。
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おそらく、この道は空堀であったのだろうか。
小高い丘になっていて、今は笹が群生している。
空気が濾過されて、寒いし軽やかである。
主宰が感じた大気の軽やかさは、これであったのだろうか。
時間が限りなく流れ、その結果大気は濾過され、人の世を透過して軽くなっていく。
歴史の必然でもあるのだろう。
主宰は、その大気を捉えられ俳句を詠まれた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/2b/03387d4fe4d2d3ce05c4870638e57794.jpg)
「笹鳴きの丘の連なる城の跡」
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ぼくは、そこまで見つめられなかった。
従って、上記のような句となったのである。
根走りに苔が絡みついている。
時間の流れは充分に感じられたのであった。
ここは「岩槻城址」である。
荒 野人