エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

からまつ俳句会・・・東京新年句会

2013年01月20日 | ポエム
昨日は「からまつ俳句会」の東京地区新年俳句会である。
幾つもの東京地区にある句会の合同での開催である。

普段は、なかなか相見えない「からまつ」の句友と会える、数少ない機会である。
年一回の合同吟行などもあるけれど、選句の楽しさは抜群に楽しい。
もっとも、その楽しさは選句に苦労すると言う意味合いである。
秀句が投句されているからであり、自分の俳句の浅さを自覚できるからでもある。



場所は上北沢の「区民センター」の多目的ホールである。
京王線上北沢駅から、徒歩数分の立地条件にある。

秋の季語「昼の月」が中空にかかり、且つまた雪の後の寒気と日向の暖かさが同居する一日であった。



参加者は、60人余り。
主宰、副主宰、同人会長、更には顧問の皆様も参加される。

ぼくは、天賞で評価される事は無かったけれど、勉強になる一日であった。
ただ、ぼくが天賞とした句は何と主宰の句であった。
選句の目が少しは成長したのかと嬉しかった。







「道すがらとつおいつ詠む去年今年」







句会の後、池袋で一人カフェ・オレを頂きながら、句会に投句した自分の句と、参加された皆さんの句を読み直した。
やはり、多くの選を得た句は深く、かつ広がりのある秀句であり、個性の溢れる句であった。

ぼくもこうした句を詠みたい・・・と思ったものであった。



     荒 野人