遥々と、海を越えて台湾に向かった。

いつも思うのだけれど、雲の上は明るく、雲海は美しい。
主翼越しに見る空の佇まいも好きである。

4日間ブログをお休みした。
以前だと、PCを持って海外に出かけた。
従って、海外からでもブログを更新したものだった。
だがしかし、面倒になってしまった。
その理由は・・・PCが重いのである。

けれども句帳だけはしっかりと携えた。
ありえないけれど、頁が足りなくなったら困るので二冊持参したのである。
この句帳は、大晦日に書き出したのである。

「八角の臭い流るる初松籟」

台北の街角は、良き時代の情緒が残っている。
なんの目的も無く、ぶらぶらと町を彷徨う。
萩原朔太郎の「漂泊者の歌」が頭の中でグルグル廻る。
過去より来たりて未来を過ぎ
久遠の郷愁を追ひ行くもの。
いかなれば蹌爾として
時計の如く憂ひ歩むぞ。
石をもて蛇を殺すごとく
一つの輪廻を断絶して
意志なき寂寥を踏み切れかし。
だったか・・・?

屋台は不潔だと言う人もいるけれど、ぼくは大好きである。
ナンタッテ、スープが美味いし、麺の種類も多い。
トッピングの野菜やお肉も豊富である。
食文化のパラダイスである。

この果物やさんで釈迦頭、レンブー、西瓜などを買い求めてホテルの部屋で平らげた。
果物が美味い。
充実した台湾旅行であった。
順次ご報告申し上げるものである。
そのハイライトは二つ。
少数民族の街「ウーライ」の滝。
そして、映画「非情城市」の舞台、夕景の九份の散策である。
明日は、新年始めての句会である。
荒 野人

いつも思うのだけれど、雲の上は明るく、雲海は美しい。
主翼越しに見る空の佇まいも好きである。

4日間ブログをお休みした。
以前だと、PCを持って海外に出かけた。
従って、海外からでもブログを更新したものだった。
だがしかし、面倒になってしまった。
その理由は・・・PCが重いのである。

けれども句帳だけはしっかりと携えた。
ありえないけれど、頁が足りなくなったら困るので二冊持参したのである。
この句帳は、大晦日に書き出したのである。

「八角の臭い流るる初松籟」

台北の街角は、良き時代の情緒が残っている。
なんの目的も無く、ぶらぶらと町を彷徨う。
萩原朔太郎の「漂泊者の歌」が頭の中でグルグル廻る。
過去より来たりて未来を過ぎ
久遠の郷愁を追ひ行くもの。
いかなれば蹌爾として
時計の如く憂ひ歩むぞ。
石をもて蛇を殺すごとく
一つの輪廻を断絶して
意志なき寂寥を踏み切れかし。
だったか・・・?

屋台は不潔だと言う人もいるけれど、ぼくは大好きである。
ナンタッテ、スープが美味いし、麺の種類も多い。
トッピングの野菜やお肉も豊富である。
食文化のパラダイスである。

この果物やさんで釈迦頭、レンブー、西瓜などを買い求めてホテルの部屋で平らげた。
果物が美味い。
充実した台湾旅行であった。
順次ご報告申し上げるものである。
そのハイライトは二つ。
少数民族の街「ウーライ」の滝。
そして、映画「非情城市」の舞台、夕景の九份の散策である。
明日は、新年始めての句会である。
荒 野人