内藤やすお|演歌十八番

内藤やすおブログ

ひとり酒場で

2022年04月06日 | 演歌

東京はすっかり春爛漫、 こんな夜にはパァ~っと夜桜の下で花見酒といきたいところですが・・・・

若山牧水の詩に『白玉の歯にしみとおる秋の夜は 酒は静かに飲むべかりけり』と有りますが、コロナ禍の春、私の酒は『コロナ禍の虫歯にしみる春の夜は ひとり自宅で飲むべかりけり』だねぇ~ 私、ここ何年も一人で酒場に飲みに行った事ございません。 昔の様にチーママや女将に惚れて通ったあの頃が懐かしいなぁ~

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作詩しました。タイトルは『ひとり酒場で』

歌詞

 ひとり酒場で  飲む酒は

 酔いでせつなさ  ごまかすためさ

 吐息 溜息  泣きごとばかり

 我が身を責める  酒がたり

 雨の居酒屋  火の酒よ

 

 酒じゃ消せない  傷痕も

 夜の寒さに  熱燗注げば

 ポツリポツリと  癒してくれる

 男の酒は  夢の酒

 縄の暖簾に  ほろり酒

 

 咲かずじまいの  大きな夢を

 町の小さな  赤ちょうちんが

 諦めるなと  叱ってくれる

 酒場は男の  止まり木さ

 涙ほろほろ  ひとり酒

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虫歯がこうじて、奥歯の差し歯がポロリと落ちちゃいました。 治療中の歯がシクシク沁みて何とかアルコール消毒をと『お酒』を飲んでおります・・・・

 

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