『すずめの戸締まり』、昨日はあんなこと書いたけれども、どうしても観たかったんで、夜の部にちょいと寄ってきましたよ。
いやあ、想像以上に良かったね。アクション、スケール、ラブロマンス、魅力的なキャラ、そして人情、どこをとっても、子供からティーンエイジャーから大人まで、全世代に向けてのエンターテインメントに仕上がってました。
いろいろと言葉は溢れてくるけども、いま記事にすると、『君の名は。』の鑑賞後の二の舞になっちまうんで……。つまり、コーフンしてあれこれ書きまくって、あとで恥ずかしくなって削除する羽目になりそうなんで……。それに、ネタバレのこともあるので、当面は自重しましょう。
ひとつだけ言っておきますと(結局言うんかい)、『カリオストロの城』「ナウシカ」「ラピュタ」『魔女の宅急便』『もののけ姫』「千と千尋」「ハウル」など、宮崎駿アニメの名場面を思わせるシーンやカットやイメージが随所にたくさん散りばめられていた……。これからご覧になる方は、それを探してみるのも一興でしょうね。いや、開始早々、怒涛のストーリーに巻き込まれて、それどころではないか……。
ひとつだけ言っておきますと(結局言うんかい)、『カリオストロの城』「ナウシカ」「ラピュタ」『魔女の宅急便』『もののけ姫』「千と千尋」「ハウル」など、宮崎駿アニメの名場面を思わせるシーンやカットやイメージが随所にたくさん散りばめられていた……。これからご覧になる方は、それを探してみるのも一興でしょうね。いや、開始早々、怒涛のストーリーに巻き込まれて、それどころではないか……。
あと、やはり細田守作品や、荒川弘『鋼の錬金術師』に繋がるところもあったなあ……。それはたんに先達たちへのオマージュってだけじゃなく、なんというか、これまで日本のアニメが育んできた想像力やフォーマット、演出や技法や技術なんかの最良の部分が、この一作に流れ込んで繚乱と咲き誇ってる感じでしたね。
もっと言わせてもらうなら(まだなんか言うんかい)、ここに継承されているのは、たんに日本のアニメやマンガの遺産というだけじゃなく、もっとずっと根底にあるもの、たとえば能楽だとか、神道だとか、それこそ記紀神話から綿々と連なる日本文化の精華そのものでしょう。
もっと言わせてもらうなら(まだなんか言うんかい)、ここに継承されているのは、たんに日本のアニメやマンガの遺産というだけじゃなく、もっとずっと根底にあるもの、たとえば能楽だとか、神道だとか、それこそ記紀神話から綿々と連なる日本文化の精華そのものでしょう。
そういった伝統を総動員して、この厄災にまみれた(それは過去に起こったものはもちろん、現在進行形のもの、さらにはこれから起こるだろうものまでをも含めて)ニッポンの状況を悼み、どうにかして鎮めようと努めている。それくらい凄い作品=メディア=媒体であると思いましたね。
いやいや、この調子だと、また話がどんどん大きくなっちまうなあ。とりあえず今回はここまで……。
それでは、曲のご紹介。オープニングと、あとエンディングにて流れます。
それでは、曲のご紹介。オープニングと、あとエンディングにて流れます。