桃井章の待ち待ち日記

店に訪れる珍客、賓客、酔客…の人物描写を
桃井章の身辺雑記と共にアップします。

2013・6・5

2013年06月06日 | Weblog
睡魔に突然襲われるのは無呼吸症候群の典型的症状だけど、それ以前の問題として喉の渇きと頻尿で二時間おきに起きてしまうことも影響していると思って、一度はやめていた誘眠剤を昨日精神科クリニックに行って貰ってきたので今日久し振りに服用してみたら丸五時間はトイレにも行くことなく熟睡することが出来て、今朝は爽快な気分。そのまま朝風呂に入って朝十時から始まる「100回泣くこと」(廣木隆一監督・6月末公開)のマスコミ試写に渋谷のショーゲートまで出かける。ネタバレしない程度に書くと「余命一カ月の花嫁」の監督作品である。更に書くと「ヴァイブレータ」の監督作品である。最近では「きいろい象」の監督作品である。その三つの作品のテイストを少しずついただいてミックスしたような映画で、「100回泣くか」と聞かれると泣かないだろうと答えてしまう作品に仕上がっていた。この監督と単なるお涙ちょうだい映画とは無縁だ。終了後、近所の渋谷市場でお刺身を買って母の所へ。いつも店の残り物ばかりだし、たまにはちょっと豪勢な老老ランチもいい。今日はそのまま母の所でこの日記を書いてから4時過ぎに店へ。でも、この時間頃まては熟睡も出来て快適だったのに、途端に気分がメランコリーになり、体もだるくなる。このまま休んでしまいたくなる。怠け病なのか?それでも何とか自分を鼓舞して店を明ける。早々、照明技師のIさん、元官僚のTさん、秋にイベントをやる女優のYさん、S銀行のHさん、大学院で学究生活を始めた元女教師のMちゃん、結婚を間近に意識して図書館に勤めるMさん、関西の女性プロデューサーKさんと外資系の証券会社に勤めるAさん、とびきり美人のイチゲンの女性客Xさん、某有名音楽プロデューサーのKさんたち、近所のドキュメンター番組会社の四人組などで昨日と打って変わって一時過ぎまで賑わう。そうなると精神的には鬱になっている暇はなかったけど、5時すぎから立ちっぱなしで初期高齢者の65歳としては肉体的にちょっとキツイ。タクシーで帰宅。録画してあった「あまちゃん」を見ながら店から持ち帰ったカレーとゆで卵を食べる。ある人の説だと「あまちゃん」のタイトルバッグで主人公が飛び跳ねる姿が「J」になっているとか。じぇ、じぇ!、