桃井章の待ち待ち日記

店に訪れる珍客、賓客、酔客…の人物描写を
桃井章の身辺雑記と共にアップします。

2012*3*30

2012年03月31日 | Weblog
今バスタブの中でこの日記を携帯で打っている。お湯の中に落としたら一巻の終わりだ。でもバスタブの中が一番ゆったりできる。日記は忙しなく書きたくない。でも指一本で書くのは限界がある。パソコンを買う覚悟を決め、青山にある富士通の親指シフトパソコンの専門店に行く。キィボードだけ親指シフトを買って本体は安いノートパソコンにするつもりだったのに、親指シフトは親指シフトでも機能が微妙に違っていて今まで通りには打てないことが判明して、だったら12万程度だし、今使っているのと同じディスクトップパソコンを買うことに決定。全ての設定をやって貰って配達して貰えるので日曜日からはまたパソコンが使えるとホッとしてカードをだして六回の分割でお願い致しますと言ったらカードは使えません、ウチは現金のみですと宣告される。エエッ、今時青山のど真ん中で?とびっくりしてみても始まらない。ビルの隣に銀行がありますからと言われたって、個人の口座にも会社の口座にも月末で12万なんてゆとりはないのだよ。途方にくれて246から
外苑東通りをとぼとぼと歩く。しばらくはバスタブ日記か?

2012*3*29

2012年03月30日 | Weblog
パソコンは結局買い替えなくてはいけないみたいだ。でも厄介なのがキィの配列が親指シフトでなくては駄目とぃうこと。普通のシフトのノートパソコンが四万前後で買えるのに親指シフトは二十四万もするとか。うーん、今の俺にはとても無理。今から普通の配列を覚えられるのか?

2012*3*28

2012年03月29日 | Weblog
帰宅してパソコンをつけたらしばらくしてlntel(R)BootAgent……と続く白い文字が真っ黒の画面に出て、電源を切ったり入れたりしても、直らない。そしてそれは翌朝になっても修復せず、途方にくれつつ携帯からとりあえずのメッセージ。どうしたらいいのか誰か教えて下さい

2012・3・27

2012年03月28日 | Weblog
今日のこの日記を見た映画監督兼教育評論家のHさん、テレビA関連会社社長のKさん、それとウチのスペースで芝居をやったことのあるMさんは、絶対桃井が話を作っていると思うことだろう。現実に俺も入れた馬鹿っ話の中で、そんなことが起きたらあまりに嘘っぽくて、いくら嘘つきの桃井でも日記にかけないだろうと笑いあっていたのだ。でも、起きた。そんなことは起きた……今日最初にカウンターに坐ったのはMさんだ。しばらくしてHさんが顔を出した。更に数十分後、Kさんか二人の真ん中に坐った。その時点で、今日はバイトの女性スタッフもいないし、何かコレドは男景色になった。いつもは必ず一人か二人は、いや凄い日はカウンターが女性で埋まる日だったあるのに、こんな日は何故か女性客は現われない気がした。それはHさんたちも一緒で、こうなったら自棄っぽく女性がいたらできないような猥談になった。そして次に某国営放送局勤務のIさん、SミュージックのKさんたち、これまた男性客が続いたあたりで、俺も含めた四人は猥談よりひどい話題を始める。それは常連の女性客へのオマージュだったりした訳で、とても他に女性客がいたらできる話題ではない。そんな中、Hさんがオマージュを捧げた女性は、まだ今年に入って二回しか来たことのないお客さんで、Hさんはこの間来た時に偶然居合わせたのが、確かに妖しく魅力的な女性だ。でも、名前も知らないし、どんな仕事をしているのかも分からない。今度いつ来るかなんて全く予想できない。ハハハ、でも今日みたいな日、俺たちが全員帰ったら、彼女が来たりしてな……と桃井にだけそんないいことは起きる筈はないとHさんたちは笑って帰って行った。ハハハ、でも、起きたのだよ、Hさん。桃井にだけそんないいことは起きたのだ。最後のお客さんのSミュージックのKさんが帰って、俺も電車に帰るべく後片付けを始めた時にその噂の女性が現われたのだ。何時までですか?と彼女は聞く。お客さん次第ですよと俺は答える。でも、もうみんないませんね?煙草一本だけ吸ったら帰りますからと彼女はジントニを注文した後で煙草に火をつける。喫煙所代わりに使ってごめんなさいねと彼女は謝る。家じゃ主人が許してくれないもんだから。そう、結婚しているんだ?……まぁ、一応……名前教えてくれるかな?……×××……どんな字?……当てて……そうだねと俺は×××に当てはまり彼女のイメージに符合するような名前をあげ続ける。難しい名前じゃない。ごくある名前だ。だから難しい。何十個も×××をいったことだろう。漸く当たった時には既に最終電車五分前。一瞬確信犯で電車を乗り過ごそうとも思った時に、二本目の煙草を吸い終えたY子さんは帰りますねと立ち上がった。まだいいですよ。一緒に飲みましょうよという台詞をギリギリで飲み込み、彼女を見送ると最終電車まで後三分。Yさんの甘い香りを払いのけて、明かりを消し、鍵を閉め、シャッターをおろすと足をもつれさせながら地下鉄の階段から改札口へ走った。結局桃井にそんないいことはあったのかなかったのか?息が切れて分からなくなっていた。コレドのホームページのアドレスイベントスペースの使用要項などご参照ください。
[3月の予定]3/28(水)~29(木)グリーンフラッシュ公演
「4月の予定」4/6(金)~8(日)藤尾京子作演出作品  4/17(火)公演予定あり 4/18(水)パーティ 4/20(金)乃木坂de575 4/24(火)朗読イベント  4/28(土)~29(日)マサコルト公演
「5月の予定]5/1(火)予約あり 5/18(金)乃木坂de575 5/23(水)~27(日)松本祐子演出作品


2012・3・26

2012年03月27日 | Weblog
今日は午後から劇団NLTのKさんたち、続いて文学座の演出家Mさん、更に若手劇団のMさんとイベントスペースの見学が重なった上に、営業時間になってからもポルトガル仲間のIさんニ連れられてきた美人歌手のAさん、女性バイオリン奏者の個人ライブを企画しているTさんなどにイベントスペースを紹介説明することが続いて、この調子でイベントスペースが埋まってくれればコレドも安泰だと、今日はオリビアの世話より桃井章の世話を優先させてくれた社長秘書のYさんやその友人のMちゃんと馬鹿っ話をしながらも思っていたのだけど、その心の裏で少し前にいらしていたS大学のS教授が教えてくれたニュースに心が暗くなっていた。S教授の声はいつも籠もっていて聞こえづらい。だから今日も「タブッキ……死んだ……」と言われて時も一瞬何を言っているのか分からなかった。「今日の日記に……タブッキのことを書いたのは……彼の死を知ってたの?」と続けられても、まだ意味が分からなかったけど、教授がiphonで「タブッキ死去」という活字と元気だった頃の彼の写真を見せられて、漸くイタリアの作家のアントニオ・タブッキがポルトガルのリスボンでガンの為死んだということを認識する。店じゃ細かいことは分からないのて部屋に帰って夕刊を見てみるが、朝日新聞には一行も載ってない。朝刊が配達される時間まで待ってみるが、朝刊にも載ってない。誤報か?でも、ネットでは毎日読売日経と彼の死を伝えているらしい。だったら何故朝日は伝えないのか?ちょっとだけ他の新聞と比較して朝日に対する信頼感のある俺は他の新聞の記事が誤報であると思いたいが、もしもタブッキの死が本当だったら、俺はそのことを全く知らないまま『昨日はバスタブの中で「フェルナンドペソア最後の三日間」(Aタブッキ)を再読していて気づいてみたら一時間近くも経っていた……』と25日分の日記に書いている訳で、彼が実際に息を引き取った時間が日本時間ではその頃だったとしたら、そうでなくても俺が何度も読んでいるのに何故かもう一度読みたくなって結局最後まで読んでしまった「フェナルンド・ペソア最後の三日間」という小説は、彼が終世敬愛したポルトガルの詩人ペソアが死ぬ直前の三日間を描いたものだったし、ペソアの「異名者」という概念が、彼の死後にも生きていて、その一人がタブッキだった(と俺は勝手に過程しているのだけど)としたら、彼も「……最後の三日間」の中に登場していても不自然ではないし、死ぬ直前に時間と空間を超えて、五反田のボロマンションのバスタブの中にいる俺に最後まで読み続けろと命じていてもおかしくないと思ってしまう俺は、かなりのタブッキマニアで且つ彼が俺に紹介したペソアマニアでもあるのだ。それにしても今年に入ってから「レクイエム」「遠い水平線」「インド夜想曲」「供述によりとペレイラは……」「逆さまゲーム」「島とクジラと女をめぐる断片」「黒い天使」そして「フェルナンドペソア最後の三日間」とタブッキの著作を再読し続けたのは、俺の中で彼の死を予感するものがあったのかもしれない。アントニオ・タブッキ、享年68才。ノーベル文学賞の候補にもなった有能な作家だったが、何よりも何よりも桃井章をポルトガルと詩人ペソアに導いてくれた恩人であるコレドのホームページのアドレスイベントスペースの使用要項などご参照ください。
[3月の予定]3/28(水)~29(木)グリーンフラッシュ公演
「4月の予定」4/6(金)~8(日)藤尾京子作演出作品  4/17(火)公演予定あり 4/18(水)パーティ 4/20(金)乃木坂de575 4/24(火)朗読イベント  4/28(土)~29(日)マサコルト公演
「5月の予定]5/1(火)予約あり 5/18(金)乃木坂de575 5/23(水)~27(日)松本祐子演出作品


2012・3・25

2012年03月26日 | Weblog
昨日はバスタブの中で「フェルナンドペソア最後の三日間」(Aタブッキ)を再読していて気づいてみたら一時間近くも経っていた。お蔭で食事をする時間的余裕がなくして飛び出すことになってしまって、空腹感に悩まされた一日を過ごしたから、今日は起きたらまずご飯のスイッチを入れて煮干しを水につけてから風呂に入り、バスタブ内読書は五分程で切り上げて、豚の生姜焼き、タコとカイワレ大根のサラダ、卵入り納豆、野沢菜漬け、豆腐の味噌汁などでしっかりご飯を食べてから11時半までに店へ。今日も演劇集団Autofocusの公演がマチネとソワレ二回ある。昨日もそうだったけど、普通はソワレの方が観客動員が多い筈なのに、この団体は昨日も今日も昼間のマチネの方が観客が多くて、且つ今日もまた一人営業だったので、40人分のドリンクサービスを終えたらかなりのグロッキー。騒音問題は管理会社が休日なのか動きはなし。3時過ぎ、近所のスーパーに買い物に行った帰りにオープンカフェに入って2時間ほどポルトガル語の宿題をやる。ポルトガル語って動詞の変化も鬱陶しいけど、loとかlaとかlheとか代名詞の使い方も厄介。5時に店に戻るが、これからソワレが終わって撤収が済む10時過ぎまでの間は時間を持て余しそうだったので、本当だったら今年1月から3月の三ヶ月で来店数がダントツ一位の近所の会社の社長秘書のYさんにつきあって貰いたかったけど、桃井の世話よりオリビアの世話が優先されて断わられるだろうし、大体彼女の携帯を知らないのでそんなことを考えることが無意味だと気づいて、久しぶりに元祖社長秘書のSに電話する。本当に不思議なことなんだけど、Sは三十代後半のいい女でデイトの誘いも一杯あるだろうに、日曜日の夕方に俺が電話して食事に誘うと99%受けてくれる。今日も突然だったにも関わらず暇だから伺いますと店へ来てくれて、11時過ぎまで俺の暇つぶしにつきあってくれる。だったら俺に好意を持っているのかと誤解したくなるけど、調子にのって俺が不埒な行動に出ると100%猛烈な勢いで拒絶する。ただお酒を飲んで美味しいものを食べて時々歌舞伎や芝居を見たりの関係。もうそんな関係が途中俺の結婚生活期間を除いて十年は続いている。このまま彼女がいい男を見つけて結婚することがないことをただ神に祈るのみ。コレドのホームページのアドレスイベントスペースの使用要項などご参照ください。
[3月の予定]3/28(水)~29(木)グリーンフラッシュ公演
「4月の予定」4/6(金)~8(日)藤尾京子作演出作品  4/17(火)公演予定あり 4/20(金)乃木坂de575 4/24(火)朗読イベント  4/28(土)~29(日)マサコルト公演


2012・3・24

2012年03月25日 | Weblog
昨日上の店からクレームがあったので、今日の午後の公演の開場が12時半だったけど、その前のリハーサルでのチェックをする為に10時半には店へ。俺が聞く限りそんな大問題になる声とは思えない。今までにもこの位の声や音響はあった筈だ。でも、上の店としてはお客さんに文句を言われたらこっちに苦情を言ってくるのは分かるし、実際に上の店に大家さんと入らせて貰うと、確かに聞こえることは聞こえるのだけど、昨日に比べると煩さが半減していると上のスタッフはいう。となると音の通りかた伝わり方を含めて店やビルの構造的な問題なのか?とにかく来週になったら管理会社も含めて調査に入ることになるけど、そんな打合せをしている内にマチネの観客の入場が始まる。今日は誰もスタッフがいないので、一人で38人分のワンドリンク、更にはパスタ、ピザ、カレーなどフードも12人分対応して、始まった時にはぐったりとカウンターに座り込むが、ふと今頃の時間に二度目の結婚の時の妻だったYさんの母上のご遺体が火葬場に向かっていることを思い出して、一人黙祷する。今の俺にはそれしかできない。そして何も食べてなかったことに気づいて余ったパスタを食べる。食べ終わって今日夜働きにきてくれるYさんの給料計算や溜まった経理事務を片づける。2時半マチネが終了して観客は一斉に引き揚げたのだが、一人の少女がまだドリンク券を引き換えてなかったので飲んで言ってもいいですかとカウンターに坐る。本当はカクテルなんか飲みたいんだけど、私まだ16だし……と言われて焦る。私、いつかこういう店に飲みに来れるような女になりたい……と言われて更に焦る。私、メイクや服装で20才以上に見られることがあるんですよ。今度バッチリ決めてここに来ちゃおうかな……そこまで言われると、君が16才だということを忘れてしまいたいよと言ってしまう64才。ホントに忘れてくださいねと辛口のジンジャエールを飲み干すと帰って行った16才。こんな会話ができるなんて桃井章の人生っていい。ソワレが始まるまでに3時間も時間があったので、買い物のついでに六本木のシネマートで予てから気になっていた「エンディングノート」(砂田麻美監督)を見る。この映画は監督の父上である砂田智昭さんがガンを告知され亡くなるまでの様子を娘が克明に記録したものだが、勿論切ない描写が一杯あるのだけど、それにもまして死んでいく砂田さんの明るさ、遺族になる監督たち家族たちの父親に対する愛情の強さが全面に出た「明るい映画」だった。特にラスト近く(つまり死ぬ寸前に)砂田さんが病室で妻と二人にして貰っていう言葉(×××××)は今まで見た映画の中で最高の×××××で、そこまで堪えていた涙が一気に流れ出て、とまらなくなってしまった。部屋に帰ったらもう一度エンディングノートを書き直そう。いや、今は一人暮らしだし、壁に大きく貼っておこうか?6時半からソワレ公演の開場。マチネに比べてそんなに大勢じゃないので拍子抜け。カウンターのお客さんも映画プロデューサーのKさん、悠々セカンドライフのSさん、四月でデビュー40周年を迎える俳優のTさんの三人だけだったのでのんびりモード。KさんとSさんがお帰りになった後、俳優修行を始めたばかりのYさんと40周年のTさんの俳優談義を俺は傍らでラムを飲みながら聞いていた。コレドのホームページのアドレスイベントスペースの使用要項などご参照ください。
[3月の予定]3/23(金)~25(日)演劇集団AutoFocus公演  3/28(水)~29(木)グリーンフラッシュ公演
「4月の予定」4/6(金)~8(日)藤尾京子作演出作品  4/17(火)公演予定あり 4/20(金)乃木坂de575 4/24(火)朗読イベント  4/28(土)~29(日)マサコルト公演


2012・3・23

2012年03月24日 | Weblog
今日、店に入ってからの俺は、今日もまた社長秘書のYさんがオリビアより俺を選んでくれて顔を出してくれたというのに、TテレビのOさんが昨日はお祭りみたいに賑わったみたいなので今日は絶対暇で話ができると踏んで(ほぼ的中)来てくれたというのに、大阪の運送会社の女性社長が東京での出張業務を終えて昨日に引き続いてきてくれたというのに、これまた昨日に引き続いて法律事務所勤務のNさんが俺と馬鹿ッ話をしにきてくれたというのに、S大学のS教授が俺の身内の女優と70年代の日本映画の話をしにきてくれたというのに、頭の中は店に入った時に一階にあるウェディングドレスの店の社員から持ち込まれた苦情で占められていた。以前からリハーサルや芝居の本番の声や音楽が上に聞こえていたことは聞こえていたのだけど、今日の俳優の声は特別大きく耳障りに聞こえてくるので、試着室で衣装を選んでいた新郎がもうこれ以上続けさせると帰ると息巻いているから、何とか中止して貰えないかというのだ。確かにいつもの芝居より声が大きいことは大きい気がする。でも、特別な楽器(和太鼓)とか音響を特別に増幅させたりしている場合は、契約書にも条項が定められているので注意勧告することはできるが、声が大きいから「小声で叫んでください」とはいくらなんでも云えない。双方だけでは解決できず、大家さんであるビルの事務局長をも交えての協議となったが、大家さんにしてみても地下のスペースを使用目的を「シアターレストラン」として貸している為に一方的に中止を要請する訳にはいかず、結局解決策は見つからないまま今日はこのまま我慢するしかないということで上の方にも無理やり納得して貰って公演は何事もなく行われたのだが、この公演は明日明後日と昼夜二回づつ行われる予定だし、上の店も土日はお客さんが大勢いらっしゃるだろうし、トラブルが更に深まる恐れがある。明日は管理会社も入れての対策が寝られることになったが、防音設備を含めての工事なんてことになったら、折角「乃木坂コレドは不滅です!」と永久継続宣言をしたばかりなのにどれだけ費用がかかるのだろうと又気持ちが落ちこみそうになってしまう。おまけに今日は、電車で帰れそうだったけど帰れなくなって、タクシーを拾おうとしたら空車が皆無。道には帰宅難民がウロウロしているし、どうやら当分拾うのは無理そうな形勢だったので小雨降る中歩きだしたら無灯火の自転車にぶつかりそうになり、俺が「きをつけろよ」という前に「危ないだろ、オジサン」と自転車の若い女に叫ばれ、そのまま走り去られるなんてことがあると、人生がとてもとても嫌になります。コレドのホームページのアドレスイベントスペースの使用要項などご参照ください。
[3月の予定]3/23(金)~25(日)演劇集団AutoFocus公演  3/28(水)~29(木)グリーンフラッシュ公演
「4月の予定」4/6(金)~8(日)藤尾京子作演出作品  4/17(火)公演予定あり 4/20(金)乃木坂de575 4/24(火)朗読イベント  4/28(土)~29(日)マサコルト公演


2012・3・22

2012年03月23日 | Weblog
今日は酔った。大体六時から昔俺が脚本家として少しだけ参加していた「俺たちの旅」というテレビドラマのミニ同窓会が行われて、主演俳優のNやヒロインのK、そしてチーフPのOさんやメイン脚本家のKさんやHさんなどがウチの店に集まるなんて嬉しいことがあったら、店主の俺だってカウンターの中はNの後輩に当たるYさんやO君に任せて飲むに決まっている。更に早い時間から最近忙しいのか来店頻度が少なくなった美人CMプロデューサーのMさんが来店、続いて今日に限ってはオリビアより俺を選んでくれた社長秘書のYさん、大阪から上京する時は必ず寄ってくれる運送会社の女性社長のYさん、もう30年以上のつきあいになる女性編集者のYさんなどに囲まれて水を飲んでいる訳にはいかない。更に若くしてオーディオドラマ作家で女性実業家のMちゃん、そして彼女の友人のテレビAのSさんたち美女三人が集ったりされたらグラスがどんどんあいてしまう。それにしても今日のコレドの女性客比率はかなりだった。勿論男性客も法律事務所勤務のNさんや広告会社の法務担当者のSさんや近所の制作会社のプロデューサーのOさんもいたことはいたのだけど、他にも女性演出家のIさんやエディターのMさんもいたりして、女性客で店が占められていた印象が圧倒的なのだ。もうこうなると全員に色目をつかったりドキドキしている余裕はなく、ただアルコールに逃げて要酔うしかない。タクシーで珍しい眠る。起こされて這うようにタクシーから下りて部屋に辿り着く。電気をつける余裕なし。歯を磨くことも無理。そのままベッドインでスリープイン。コレドのホームページのアドレスイベントスペースの使用要項などご参照ください。
[3月の予定]3/23(金)~25(日)演劇集団AutoFocus公演  3/28(水)~29(木)グリーンフラッシュ公演
「4月の予定」4/6(金)~8(日)藤尾京子作演出作品  4/17(火)公演予定あり 4/20(金)乃木坂de575 4/24(火)朗読イベント  4/28(土)~29(日)マサコルト公演


2012・3・21

2012年03月22日 | Weblog
以前にも書いたことがあるけど、俺は目玉焼きが好きだ。というか卵好きで、中でも目玉焼きが特別な御馳走に思えてしまうのは、戦後すぐの生れで、卵が貴重品だった時代に育ったからだろう。今考えるとあまり美味しそうに思えないけど、遠足の時、母におかずは何がいい?と聞かれると、いつも目玉焼きと答えていた覚えがある。蓋を閉めるまではちゃんとした目玉焼きだけど、食べる時には当然黄身は潰れてしまっていて、目玉焼きの原型は留めていないのだけど、黄身がソースと一緒にご飯に染みたのがたまらなく美味しかった。今日も正直いうと目玉焼きを食べようとしたのだけど、ふとご飯が炊きあがったばかりだったので、「贅沢たまごご飯」に変更する。これは以前「四季の味」という料理雑誌で今は亡くなられた森須編集長が紹介していた卵の贅沢な食べ方なのだけど、ご飯が炊けた瞬間に真ん中に卵が納まる程度の穴を開けて、そこに卵を落として蓋を閉める。そして5分位して蓋を開けてみると、卵の白身がご飯に馴染み、黄身は黄身で湯気で程よくトロトロになっているので、それをご飯ごとすくって丼に移して周りに鰹節や刻み海苔をちらしてお醤油をチラッとかけて食べるのだけど、この料理の悲しいことは炊きあがったご飯に一人分しかできないことだ。でも、反対に「あなただけに作った」という特別感が出るのだけど、今日も一緒に朝御飯を食べてくれる人はいないので、自分だけに作って、畳鰯、湯豆腐、大根の味噌汁などで食べる。そういえば今気づいたけど、大根の味噌汁は久しぶりだ。以前一緒に住んでいたMが大根の味噌汁をとことん嫌っていたので自分でも気づかない内に作らなくなっていたのだ。他人と一緒に住むにはその位の配慮は必要だ。同じように彼女が死ぬ程嫌いだった「相棒」というテレビドラマも一緒に住んでいる間は一回も見たことがなかったけど、去年の秋あたりから見るようになり、今日なんて午後からの再放送と最終回スペシャルの二本も録画してしまった。まぁ、そんな風に桃井章の64才の時は進んでいく。コレドのホームページのアドレスイベントスペースの使用要項などご参照ください。
[3月の予定]3/23(金)~25(日)演劇集団AutoFocus公演  3/28(水)~29(木)グリーンフラッシュ公演
「4月の予定」4/6(金)~8(日)藤尾京子作演出作品  4/17(火)公演予定あり 4/20(金)乃木坂de575 4/24(火)朗読イベント  4/28(土)~29(日)マサコルト公演