桃井章の待ち待ち日記

店に訪れる珍客、賓客、酔客…の人物描写を
桃井章の身辺雑記と共にアップします。

2011・10・30

2011年10月31日 | Weblog
日曜日だけど、今日もマチネとソワレと一日二回公演があるので、でかける前にしっかり食事をしておかないと大変なことになると思って、朝十時にサバの煮付けとチーズオムレツ、それにグリーンサラダと佃煮、韓国海苔、なめこと豆腐の味噌汁でご飯二膳をしっかり食べてからでかける。二時半に開演してしばしうたた寝。起きてからは終わった後の打ち上げの料理を作る為に赤坂の業者専門店へ買い出しにでかける。帰りに九州ラーメン。7時半にソワレ開演。主宰者のAさんに誘われて「リンゴとナイフ」(作演出・江口美喜男)を見る。ちょっとテレビ的に説明過剰の部分もあったが、妙な魅力をもった作品。江口氏は演出は初めてとのことだが、これからの活躍に期待したい。12時前、後片付けを終えて店を出る。少し前から徴候はあったが、左足首に痛風の発作。しばらくして右足カカトにも発作がでて、両方の足に痛みに耐えながら歩くと脂汗が出て来る。一瞬タクシーで帰ろうと思ったが、まだ電車があるとMに云った手前、地下鉄の階段を必死に下りる。でも、乃木坂駅はまだよかった。原宿明治神宮の階段で息が苦しくなる。五反田に着いたらもう殆ど歩行困難。けど、五反田駅から歩いて十分の距離にタクシーを使うことはどうしても認めがたく、無理して歩く。途中、一緒にいたMを先に行かせて、一人でゆっくりゆっくり歩く。いつもは十分の処が30分近くになる。部屋に入って一番にしたことは冷蔵庫に保管してある座薬(ボレタレン50)を挿入すること。薬が効いてくるのを待ちながら「アメリカンビューティ」を見る。この作品、アカデミー賞を取ったらしいが、こんなマニュアックな映画にオスカーを与えるなんて、アメリカ映画はなかなかやるもんだ。★「第三回即興劇の夜」を11/22(火曜・祭日の前日)に開催します。参加希望者は電話(03ー3470ー2252、18時以降)で個人エントリーした上で、当日18時半までにコレドシアターに集合してください。先着30名で〆切。参加費1000円(1ドリンク込み)。籤で二人一組のコンビを組んで出演順を決めた上で、19時から演技を開始していただきます。尚、優勝者二人には別々に2012年度中に当コレドシアターの無料使用権が1日与えられます。奮ってご応募下さい。★コレドプレゼンツ「津森久美子ファドライブ」11月28日(月)6時半開場8時開演・料金三千円(1ドリンク付き)40名様限定・出演 津森久美子(ファディスタ)高柳卓也(ゲスト ファディスタ ギター)月本一史(ポルトガルギター)・予約お問い合わせは03ー3470ー2252コレドシアター(17時以降)★「米本康子ポルトガル写真展・旅の途中」11/24(木)~12/1(木)午後6時より。入場無料。

2011・10・29

2011年10月30日 | Weblog
夕べもまた3時間しか眠ることが出来なかった。寝る前に必ずトイレにいくのに最長3時間で尿意を覚えて起きてしまう。用を足してベッドに戻って再び眠ろうとしても駄目。長い間粘っていると10分か15分ウトウト出来ても、それ以上は続かない。結局起きてしまうしかなく、ボーッとした頭で俺の一日が始まる。今日は食事前に店から持ち帰った汚れたクロスの洗濯。以前はクリーニングに出していたけど、一枚800円もかかるし、俺がやるしかない。冷凍してあった200グラムのステーキ肉をを解凍して、梅干しステーキを作り、一人で貪り食べてから、今日はマチネ公演があるので、12時半には店へ。フードサービスの用意をした甲斐あって、カレーライス、アラビアータペンネなど10以上のオーダーが入って喜ぶ。公演が始まってから送られてきた「映画芸術」の最新号を開く。先日なくなった原田芳雄さんの追悼特集で、妹がインタビューに答えて芳雄さんとの思い出を語っている。普段と云うかこれまて妹のインタビュー記事を読んでもなんの感慨ももたなかったのに、このインタビューは妹の芳雄さんに対する思いが伝わってきて不覚にも涙がでそうになってしまう。マチネ公演が終了後、その雑誌と作ったばかりのペンネとレバーの赤ワイン煮、冷凍で取り寄せた干しタラのコロッケを持って母の処へ行く。それらの食材をお皿に盛りつけて俺としてはおやつ代わりの食事。今日もまたオバサン同士のお喋りに花を咲かせていたら、店から有名女性脚本家のTさんと売れっ子のH監督さんが直接電話してきて早く来いと云うもんだから、母と別れて店へ急ぐ。他にお客さんは映画監督兼教育評論家のHさん、大阪から東京国際映画祭を見に来たついでに寄ってくれた運送会社の女性社長Yさん、それとスペースを見学にきたイチゲンの若い女性Aさん。Tさんたちが先に帰って一人残ったH監督のことをAさんに紹介すると、H監督は色々と話しかけてくれるが、Aさんは殆ど無視。いくら業界で有名でも世間じゃ映画監督なんて認知度がないんだなと思っていたら、H監督が帰った後で「私、H監督のファンなんです」とAさんが打ち明けてくる。さっきはあまりのことに興奮して恥ずかしくて話すことが出来なかったとか。そう言われて何だか自分のことのように嬉しくなってしまって、俺はその場でH監督に電話するとAさんとの会話を取り持ってしまった。多分、H監督もそれ程までのファンがいて幸せだったに違いない。別に俺はもう映画人ではないのに、妹のことも含めてちょっとだけ映画人っぽい空気を吸った一日。★「第三回即興劇の夜」を11/22(火曜・祭日の前日)に開催します。参加希望者は電話(03ー3470ー2252、18時以降)で個人エントリーした上で、当日18時半までにコレドシアターに集合してください。先着30名で〆切。参加費1000円(1ドリンク込み)。籤で二人一組のコンビを組んで出演順を決めた上で、19時から演技を開始していただきます。尚、優勝者二人には別々に2012年度中に当コレドシアターの無料使用権が1日与えられます。奮ってご応募下さい。★コレドプレゼンツ「津森久美子ファドライブ」11月28日(月)6時半開場8時開演・料金三千円(1ドリンク付き)40名様限定・出演 津森久美子(ファディスタ)高柳卓也(ゲスト ファディスタ ギター)月本一史(ポルトガルギター)・予約お問い合わせは03ー3470ー2252コレドシアター(17時以降)★「米本康子ポルトガル写真展・旅の途中」11/24(木)~12/1(木)午後6時より。入場無料。

2011・10・28

2011年10月29日 | Weblog
もうすぐ64歳になろうとしているのに、いやなろうとしているからか、最近病院が好きになっている。今日は消火器内科で内視鏡検査の結果を聞いた跡、同じメディカルフロアにある心療内科で睡眠障害の治療を受ける日時を予約。その足で今度はかかりつけの眼科医から紹介された隣のビルにあるクリニックで涙目と白内障のセカンドオピニオンを受ける。一旦帰宅して白菜椎茸ネギ油揚げ温泉卵などが入った味噌煮込みうどんとままかり、松前漬けでご飯を二膳食べてから経理事務を終えて銀行に行った帰りに今度は行きつけの整形外科で痛風治療……うーん、これだからどこの病院も老人で一杯で、老人医療費が膨らむって訳かと自分が老人になってみて初めて分かる。でも、こんなに病院が好きなのに、この老人の食欲は旺盛で、六時過ぎに先日イカの刺身を作った時に残しておいた酒醤油漬けのハラワタと足を使ってニンニクたっぷりのイカスミチャーハンを作ってたっぷり食べたにも関わらず、店でもお客さんが残したバケットを片づける時に盗み食い。それだけじゃ足りず、2時すぎに部屋に帰ると、録画してあった「情熱大陸」を見ながら極太のフランクフルトソーセージを2本、きゅうりと大根とサラダ、チーズカナッペなどテーブルに並べ、一人で宴会。一週間前、たった丸一日絶食節食しただけなのに、そのリバウンドがきている。★「第三回即興劇の夜」を11/22(火曜・祭日の前日)に開催します。参加希望者は電話(03ー3470ー2252、18時以降)で個人エントリーした上で、当日18時半までにコレドシアターに集合してください。先着30名で〆切。参加費1000円(1ドリンク込み)。籤で二人一組のコンビを組んで出演順を決めた上で、19時から演技を開始していただきます。尚、優勝者二人には別々に2012年度中に当コレドシアターの無料使用権が1日与えられます。奮ってご応募下さい。★コレドプレゼンツ「津森久美子ファドライブ」11月28日(月)6時半開場8時開演・料金三千円(1ドリンク付き)40名様限定・出演 津森久美子(ファディスタ)高柳卓也(ゲスト ファディスタ ギター)月本一史(ポルトガルギター)・予約お問い合わせは03ー3470ー2252コレドシアター(17時以降)★「米本康子ポルトガル写真展・旅の途中」11/24(木)~12/1(木)午後6時より。入場無料。

2011・10・27

2011年10月28日 | Weblog
現在28日金曜日の午後。本当は27日に起きた事柄を日記に書く処なんだが、この一週間頭を占めていた問題が解決したもんだから、そのことを無視して、お客さんの女性脚本家Kさんが台本を書いた芝居を見に行って、自分も書く予定になっている女性二人だけしか出演しない芝居の参考にしたことや、店が終わって部屋に帰った後、麻婆豆腐を作って食べながら録画してあったテレビドラマ「蜜の味」を見て、あまりの面白さに麻婆豆腐の味を忘れてしまったことなどを書く訳にはいかない。天上で神様が大声で「セーフ!」と叫んでいるのが聞こえる……そう、セーフだったのだ。1週間前に検査した大腸の内視鏡検査の結果だ。組織検査の結果、良性のポリープ跡だと判明して、この一週間、もしも悪性だとしたらどうしようとアレコレ考えていたことがバカみたいに思えてきたのだが、同時に万一初期のガンだと分かったらがん保険が何百万円かおりることになっているので、そのお金で店のピンチを救おうという目論見は外れてしまって、今度はそっちで頭痛だ。それにしても俺の体は丈夫に出来ている。痛風やら花粉症やら命に関わらない病気には罹るものの、大病にはトンと縁がない。このまま病気知らずで突然トンカツを食べ終わった時に喉を詰まらせてトン馬にもトン死してくれれば俺の人生トントン拍子なんだけど、そうはうまくトン屋が下ろさないか?★「第三回即興劇の夜」を11/22(火曜・祭日の前日)に開催します。参加希望者は電話(03ー3470ー2252、18時以降)で個人エントリーした上で、当日18時半までにコレドシアターに集合してください。先着30名で〆切。参加費1000円(1ドリンク込み)。籤で二人一組のコンビを組んで出演順を決めた上で、19時から演技を開始していただきます。尚、優勝者二人には別々に2012年度中に当コレドシアターの無料使用権が1日与えられます。奮ってご応募下さい。★コレドプレゼンツ「津森久美子ファドライブ」11月28日(月)6時半開場8時開演・料金三千円(1ドリンク付き)40名様限定・出演 津森久美子(ファディスタ)高柳卓也(ゲスト ファディスタ ギター)月本一史(ポルトガルギター)・予約お問い合わせは03ー3470ー2252コレドシアター(17時以降)★「米本康子ポルトガル写真展・旅の途中」11/24(木)~12/1(木)午後6時より。入場無料。

2011・10・26

2011年10月27日 | Weblog
去年六月にやった「即興劇の夜」では、参加者を二人か三人単位で募集した処、予想以上に応募者が集まって、全員が演技を終えるまでに終電車に間に合うだろうかという程の盛り上がりを見せた。だったらコレドシアターの定番にしようと今年の一月にもやることになり、今度は個人参加で、その橋でクジで見知らぬ人とコンビを組んで、どこに着地するのか分からない即興劇大会(インプロ)を企画して、応募者を募集したのだけど、どういう訳だか応募者が全く集まらない。六月の大会で優勝したW君に理由を聞いてみた処、知らない人と組んでインプロをやるのは、相手がどんな実力の持ち主か分からないし、怖いという。おいおい、それじゃみんながやっているインプロっていうのは相手役の実力やキャラクターが分かっているから成立するものなのか?だったらどんな題をその場で与えられてって、役柄が決まっていたら(例えはどっちかがサドでどっちかがマゾみいたな)物語はある程度進んでいく。後はオチをどうやって作るかだけど、これだっていつも練習していれば、こうなったらこういうオチでとお互いに分かっていくだろうし、やりやすいに決まっている。ウチの店の企画だし、応募者が大勢集まって飲み食いしてくれないと売上にはならないから、個人エントリーではでなく、グループエントリーにしたい処だけど、プロデューサーの俺としては個人エントリーした俳優たちがどうなるのか分からない展開の中で蠢いている姿を見てみたいということで、「第三回即興劇の夜」を11/22(火曜・祭日の前日)に開催します。参加希望者は電話(03ー3470ー2252、18時以降)で個人エントリーした上で、当日18時半までにコレドシアターに集合してください。籤で二人一組のコンビを組んで出演順を決めた上で、19時から演技を開始していただきます。尚、優勝者二人には別々に2012年度中に当コレドシアターの無料使用権が1日与えられます。奮ってご応募下さい。★コレドプレゼンツ「津森久美子ファドライブ」11月28日(月)6時半開場8時開演・料金三千円(1ドリンク付き)40名様限定・出演 津森久美子(ファディスタ)高柳卓也(ゲスト ファディスタ ギター)月本一史(ポルトガルギター)・予約お問い合わせは03ー3470ー2252コレドシアター(17時以降)★「米本康子ポルトガル写真展・旅の途中」11/24(木)~12/1(木)午後6時より。入場無料。

2011・10・25

2011年10月26日 | Weblog
食欲がどうしようもなく凄い。今日は1時開場のイベントがあるので、10時半には店から持ってきた賞味期限の切れた牛肉を使ってニンニクと唐辛子にキムチがたっぷり入った激辛すき焼(つきあわせはきゅうりと茗荷のもずく和え)でご飯を二膳食べてから12時前には店へいく。食欲も凄いけど、眠気も凄い。当然バスの中はポルトガル語をテキストを聞きながら眠っている。イベントが始まって経理事務にかかるものの、途中で睡魔に襲われ、中断してしまう。夕方、ソワレはMとO君に任せて店を出ると、今度は食欲だ。スーパーで買い物をして一旦家まで戻ってテンプラうどんと稲荷寿司を食う。胃袋が満足したので11月末にやる予定のインプロ大会のチラシを作ろうとしていたのだけど、今度は睡魔に襲われる。ベッドで1時間半は寝てしまう。8時半に飛び起きて再びバスに乗って六本木に戻る。さすがに今度は睡魔から逃れることが出来てポルトガル語の勉強が捗った(気がする)。食欲も睡眠も満ち足りて、この調子だったら何時まででも営業できると勇んで店に入ったものの、お客さんはイベントを見に来てくれていた演劇ファンのSさんとしばらくして海外結婚プランナーのNさんご夫妻と漫画家のKさんたちだけで、その方々も11時半にはお帰りになったので、久しぶりに12時閉店で電車で帰ることになる。ホント、ジンクスみたいに25日の給料日はお客さんが少ない。Mが珍しくラーメンを食べたいと云うので、五反田にある支那そば屋へ初めて入る。美味い。満足して部屋でタランチーノの「パルプフィクション」を見ながら寝る。食べちゃ寝て、起きちゃ食べてのタランチーノ。字余り。意味不明★コレドプレゼンツ「津森久美子ファドライブ」11月28日(月)6時半開場8時開演・料金三千円(1ドリンク付き)40名様限定・出演 津森久美子(ファディスタ)高柳卓也(ゲスト ファディスタ ギター)月本一史(ポルトガルギター)・予約お問い合わせは03ー3470ー2252コレドシアター(17時以降)★「米本康子ポルトガル写真展・旅の途中」11/24(木)~12/1(木)午後6時より。入場無料。

2011・10・24

2011年10月25日 | Weblog
冷蔵庫にお目当ての食料品がある場合はともかく、冷蔵庫には特別なものはなく、且つ一人で朝御飯を食べようとすると、普通の人なら手を抜きたくなるだろうが、桃井章は忙しいにも関わらず粘る。今日も冷蔵庫の中には卵と牛乳と賞味期限の切れた納豆と同じくチーズ、野菜室にはオクラとしめじとネギ、それにもやししか見当たらなかった。いや、それだけあれば充分だろと云う声もあるだろうけど、肉か魚がないともの足らなく思えてしまうのは俺の贅沢病か?でも、卵がメインとなると、どうしても安っぽくなる。挽き肉でもあればオムレツにでもするのに……と独り言を言いかけて、そうだ、納豆があるじゃないか?だったら久しぶりに納豆オムレツを作ってみよう。納豆だけじゃなくて、中にチーズや刻んだオクラとネギを入れたらかなりボリューム感が出てくる。それにニンニクと唐辛子の入ったもやしとしめじのペペロンチーノ風炒めを添えよう。スープは乾燥しじみと若布だ。と云うことで、30分後にはかなり豪華っぽいプレートが出来上がって、一人ご満悦。でも、それが終わると今度はお店の料理。今日は週明けでかなりのメニューを作らなくてはならないので一人営業の時と同じに3時過ぎに店へ。内視鏡検査の時に絶食を強いられた反動か、やたらと食欲が旺盛で、普段だとお店の料理は見飽きているので食欲が湧かないのに今日は出来上がったアラビアータペンネとトリッパを開店前に試食を兼ねてちゃんと食べる。美味い。でも、今日はここで俺の食欲はストップ。テレビで六時以後に食事をすると太ると言っていたのが気になっていたのか?別に太ったっていいのにと思うのに、何故かそれ以後部屋に帰ってからも食欲をストップさせてしまった俺って、ホント何かに影響されやすい人間だ。★コレドプレゼンツ「津森久美子ファドライブ」11月28日(月)6時半開場8時開演・料金三千円(1ドリンク付き)40名様限定・出演 津森久美子(ファディスタ)高柳卓也(ゲスト ファディスタ ギター)月本一史(ポルトガルギター)・予約お問い合わせは03ー3470ー2252コレドシアター(17時以降)★「米本康子ポルトガル写真展・旅の途中」11/24(木)~12/1(木)午後6時より。入場無料。

2011・10・23

2011年10月24日 | Weblog
今日も「毛皮のマリー」の公演が昼夜二回あるので、部屋を11時半に出てお店に12時半に入る。一昨日昨日とどうもフードのオーダーがないと思っていたら、客席にテーブルを全く置いてない。覚書にテーブルは出来る限り置いてくれと書いてあるのに時々こういうことが起こる。観客にしてみれば何処で食べていいのか分からないし、オーダーする訳がない。ドリンクだって手に持ったままだ。今回は見過ごすしかなかったけど、主宰者は芝居の内容だけじゃなく観客や店のことも少しは考えてほしいものだ。そんな訳で早く入ったにも関わらず手持ち無沙汰のまま、後はMに任せて母の処にサバ寿司を持って行き、一緒に食べる。母は食べ終わると貰い物のどら焼やシュークリームを出してくるもんだから、また一緒に食べる。母がまた元の食欲に戻ったみたいで安心する。5時過ぎに部屋をでて、店へ戻る。夜の公演もオーダーはあまりなかったし、終わった後もなさそうだったので、Mには帰って貰って俺一人でやることにする。9時終演、10時半撤収終了。本当は下北沢か新宿に飲みに行きたい気分だったが、今は千円でも倹約して今月末に控える家賃の更新(来月分の家賃と合わせて120万)に備えなくてはならないので、諦めて大人しく帰り、一人しゃぶしゃぶしながら熱燗。★コレドプレゼンツ「津森久美子ファドライブ」11月28日(月)6時半開場8時開演・料金三千円(1ドリンク付き)40名様限定・出演 津森久美子(ファディスタ)高柳卓也(ゲスト ファディスタ ギター)月本一史(ポルトガルギター)・予約お問い合わせは03ー3470ー2252コレドシアター(17時以降)★「米本康子ポルトガル写真展・旅の途中」11/24(木)~12/1(木)午後6時より。入場無料。

2011・10・22

2011年10月23日 | Weblog
昨日受けた大腸の内視鏡検査の余波は今日もまだ続いている。約二日間桃井的には絶食状態だったので、その反動で食べ過ぎてしまって、お腹がパンパンに張ってズボンのベルトが閉めにくくなったりしているのだけど、それより何より検査が終わった後、俺の大腸の写真を見ながら美人女医が云った一言「この黒点が気になるので組織検査に廻しました」云々。確かに写真を見ると胡麻みたいな黒い点々が粘膜についている。初期のガンだったらがん保険が200万下りて店のピンチを救えるのだけど、なんてバカな思いが過ったが、結果は一週間後だ。でも、とにかく疲れた。半日の間に20回以上排便すると体力的にしんどくて、その日は横になっていたかったのだが、今日バイトを頼んでおいたO君が予定が入って駄目になったので、殆ど這うように部屋を出る。店は金土日と寺山修司作の「毛皮のマリー」。予約は60人近く入っているそうだし、料理の注文が殺到したら肉体的にしんどいし、どうしようと思っていたけど、観客数の割りにはドリンクを含めてオーダー数は少なくてて、ホッとするやら拍子抜けするやら。バーカウンターは金曜日なのに(だからか)暇。それでも11月に近所の公園で「大いわき祭」をやる映画監督兼教育評論家のHさんの一党が2時近くまで。閉店後、ラーメンを食べたくて六本木まで歩くが、目当てのラーメン屋は超満員で順番待ち。仕方なく近所でたこ焼きを買って部屋で食べようとタクシーに乗ろうとしたのだけど、こっちも空車はない。そんなバカな、いつも六本木交差点は空車で一杯じゃないかと喚いてみても、土砂降りの雨と金曜日が重なったのが原因か飯倉交差点まで歩いても空車はなし。頭にきて麻布十番まで一人黙々と歩くが、駄目。びしょ濡れになりながら古川橋まできた時に漸く一台の空車に救われたけど、大腸の内視鏡検査で疲れ果てたと云うのに、帰りまでこんな重労働を課すなんて、神様よ、なんか俺に恨みでもあるんかい?と毒づきながら、部屋で一人醒めたたこ焼きを食べて寝たのが4時半で、それなのに8時過ぎにはトイレに行きたくて起きてしまう。神様から様を省いて、神よ、てめえには情けってもんがねえのかって呻くと、もう眠ることは出来なくて、サバの干物を焼いて、卵入り納豆と韓国乗りと佃煮、それに若布とネギの味噌汁を用意して一人で朝御飯。けど、それでも今日はマチネ公演もあって12時半までに店に行かなくてはならなく、結果時間がギリギリになってしまって、8時に起こしてくれたことを神サマに感謝した今日、バーカウンターのお客さんは、大阪勤務になっても上京するたびに店に寄ってくれるS新聞社のUさん、今日の芝居を見に来てそのまま飲んで行ってくれたSさん、昨日に引き続いて映画監督兼教育評論家のHさん、プロデューサーのKさん、来年は80歳になられるという元日活のスクリプターで脚本家でもあるSさんと新人女性脚本家のOさん、それとどんな店か分からずフラッと入ってきたのにSさんたちと共通の知り合いがいて長い時間いることになった近所に住むTさんという美人。昨日一昨日と完全禁酒だったけど、今日は解禁とばかりに部屋で「酔心米極」をグイグイ飲む。この日本酒、かなりいける★コレドプレゼンツ「津森久美子ファドライブ」11月28日(月)6時半開場8時開演・料金三千円(1ドリンク付き)40名様限定・出演 津森久美子(ファディスタ)高柳卓也(ゲスト ファディスタ ギター)月本一史(ポルトガルギター)・予約お問い合わせは03ー3470ー2252コレドシアター(17時以降)★「米本康子ポルトガル写真展・旅の途中」11/24(木)~12/1(木)午後6時より。入場無料。

2011・10・21

2011年10月22日 | Weblog
という訳で昨日からの続きの日記を書いているんだけど、俺のトイレ直行便物語は8時にマグコロールという水薬を飲み、10時にソルダナ錠とラキソデート液を飲んでから頻繁になった。店を2時過ぎに出るまでに4回、タクシーの中は堪えたけど、部屋に着くなた直行し、3時半に一旦ベッドに入ってからも一度。でも、直行便の時間表が細かくなるのはそれからだった。一時間ほど仮眠して病院の指示通り5時に起きてからマグコロールパックP100グラムを1800㎖の水にとかしてでかけるまでに飲まなくてはならない。ホボ2リットルのペットボトル一本分を3時間の間に飲むのだ。かなりきつい。でも、とにかく飲む。お代りする。これで400㎖。これを後4回半かよとうんざりしていると急激な便意。凄い下剤だ。昨日から直行便を続けているのと固形分は殆どとってないので便は殆ど水便だ。でも、便意にはかわりない。これが絶え間なく襲ってくる。下痢気味の体質なので排便は日常的だが、30分に一度のトイレ行は非日常だし、さすがにそれだけで疲れる。おまけに空腹と睡眠不足。夕べの6時にお粥を食べてから何も食べてない。水ばかり飲んでいる。でも、今はその普通の水さえも駄目で、残りのマグコロールと格闘する。何とか8時半までに飲み終えて、更に最後の直行便を終えて病院に向かったのだが、途中で便意に襲われ、病院で受付を済ませたらトイレ直行便。待っている間にまた便意。そして美人検査技師に検査前の問診を受けて出来たら便を見せて下さいと言われると、普通ならこんな美女にウンコなんて見せられるかと思うだろうに、今日はもうすぐにでも出ますからとトイレで排便すると、その美女を呼んで自分の便を見せてしまう。うーん、こうして恥の意識がだんだんなくなっていくのは、次に控える内視鏡検査への予行演習か?そう、いよいよだ。お尻の肛門部分に穴のあいたパンツをはき、診察台にお尻を突き出して寝る。実際に検査するのは美人女医でなくて、美人検査技師だったが、この時ばかりは彼女が美人であることを呪ったことはない。必死にプレイであることをイメージする。マゾ男がサド女に折檻されるプレイだ。でも、駄目。痛さの前では性的な想像力なんてなんの役にもたたない。糞だ。そう、クソなのだ。クソの問題なのだ。麻酔はしない主義の病院みたいで、俺はうめき声をあげ続ける。そんなに長い時間だった筈はないが、俺には永遠に続く拷問としか思えなかった。そしてやっと検査が終わって、診察室に呼ばれるとその映像を見ながら美人女医は……また勿体ぶってここで「続く」です。土曜日と日曜日は昼の2時から公演があるので、もうでかけなくてはなりません。ではまた明日。★コレドプレゼンツ「津森久美子ファドライブ」11月28日(月)6時半開場8時開演・料金三千円(1ドリンク付き)40名様限定・出演 津森久美子(ファディスタ)高柳卓也(ゲスト ファディスタ ギター)月本一史(ポルトガルギター)・予約お問い合わせは03ー3470ー2252コレドシアター(17時以降)★「米本康子ポルトガル写真展・旅の途中」11/24(木)~12/1(木)午後6時より。入場無料。
★コレドプレゼンツ「津森久美子ファドライブ」11月28日(月)6時半開場8時開演・料金三千円(1ドリンク付き)40名様限定・出演 津森久美子(ファディスタ)高柳卓也(ゲスト ファディスタ ギター)月本一史(ポルトガルギター)・予約お問い合わせは03ー3470ー2252コレドシアター(17時以降)★「米本康子ポルトガル写真展・旅の途中」11/24(木)~12/1(木)午後6時より。入場無料。