午前中にHKから医者に一種の腸炎だと診断され、今日一日薬を飲んで休んだ方がいいと言われたとの電話。金曜土曜日曜と彼女は元々休みだし、この際ゆっくり休めと電話を切る。となると、頼りはTさんだけなんだけど、一番予定が不安定な彼女故、来るまでビクビクもの。案の定、店到着が開店時間の六時ギリギリになるとのメール。だったら俺が1時間早く出てトイレ掃除を含めて開店準備をしておけばいいんだし、それでもいいかと思っていたら、更に六時半になるとのメール。おいおい、イベントの開場時間を過ぎちゃうじゃないか?料理が一度に出たらどうするんだよ?と流石にムカッと来る。でも、ギリギリになって現れたTさんにニコニコっとした笑顔を見せられて、怒りは自然に治まる、というか治めるしかない。でも、このスタッフ問題。今日は誰が来るのか、××曜日は誰も働く人がいないけど、どうするんだ?なんてことをいつもいつも悩んでいなくちゃいけないなんて、65才桃井章のすることじゃない。桃井章はもっともっと他のことに頭と時間を使わなくちゃいけない筈だ。それなのにどうしてこんな目に遭うんだ?とイライラムカムカするストレスが痛風の発作を誘発させる。最近痛風の発作が多すぎるのはそのせいだ。それにこのままじゃいつか精神的に耐えられなくなって爆発する。そうなったら終わりだけど、どうしようもない、と悲観的な気持を抱えて迎えた今日のコレドは九時半までイベント以外のお客さんは髪をショートにして美人度がアップしたＯＬのJ子さんのみ。お蔭で色々と他のお客さんがいたら話せないお喋りも出来たけど、お客さん一人に店の人間が二人という図は不健康だ。でも、しばらくして社長秘書のYさんが桃井特製コロッケを食べに来店。続いて投資コンサル会社に勤めるF子ちゃんが来てくれて不健康状態から脱出した処か、三人とも三十代の魅力的女性が並んだことになり、これはすこぶる良好な健康状態と言いたいのはオンナ好きの桃井だからで、バーカウンターのお客さんがその三人の女性だけだったというのば店の経営者の桃井としては別の意味で不健康状態。★長いことご不便をかけましたが、「コレドシアター」「シアターコレド」「乃木坂コレド」で検索していただいても、コレドのホームページにアクセスできるようになりました。尚、コレドのホームページのアドレスがhttp://www.nogizakacoredo.jpに変わりました。どうぞよろしく。
ストレスが溜まると痛風の発作がでがちだ。夕べから左足の足首に猛烈な痛み。寝る時にボレタレン50(痛み止めの座薬)を入れたのだけど起きたときにまだ痛みが続いている。一日二回までと言われているので昼過ぎまて我慢。いつもなら二三時間で効いて来る筈なのに痛みが続く。医師に処方される痛み止めの中で一番強い薬だと言われているのに、これで痛みがひかないとなるとどうすりゃいいんだ?と足を引きずりつつ店に。今日は二人の魅力的な女性スタッフFKとYさんが働いてくれることになっていることだし、彼女たちの明るい顔で元気づけられようと思ったのに、HKは夕べの暴飲暴食が祟ったとかで胃痛で食事も出来ない有り様、Yさんも芝居の稽古のダンスレッスンがハードが過ぎたのか、いつもの美貌を何処かに置いてきたみたいに虚ろげな顔。二人とも立っているだけで辛そうだ。だからってイベントの飲食サービスが始まっているのに休ませておくわけにはいかない。何とか開演まて働いて貰う。でも、ここが限界。本当はHKも帰りたかったみたいだが、ここは公演を二十日後に控えたYさんを優先。その後、マネージャーのYさん、A芸能を中心に執筆活動を続けるライターのIさん、副編集長のIさん、美人ライターのAさん、映画プロデューサーのHさん、部下三人ときてくれた近所の「IT企業経営」のEさんなどでカウンターがうまって、HKはギリギリまで応対していたが、11時前にダウン。これ以上引き止めておく訳にもいかす帰って貰う。もうこうなると、食器やグラスを引き揚げるのに歩くのも辛いが、痛風の痛みなど気にしている場合じゃない。みんなが引き揚げた12時前、お客さんが来ると電話があったので、ゆっくり後片付けしながら待つが、後片付けは何とか終わったものの、お客さんはこない。一時過ぎ、タクシーで帰宅。足が痛かったのでちょうどいい。★長いことご不便をかけましたが、「コレドシアター」「シアターコレド」「乃木坂コレド」で検索していただいても、コレドのホームページにアクセスできるようになりました。尚、コレドのホームページのアドレスがhttp://www.nogizakacoredo.jpに変わりました。どうぞよろしく。
この週末、北アルプスに登っていた社長秘書のYさんから、最近桃井さんの日記は、お金に困った困ったと悩んで、それでも最後は大勢の女性に囲まれて俺は幸せですというパターンばかりてすねと言われ、脚本家志望のHKにも、それは作家としての限界ですかと軽口を叩かれる。別にこの日記は「作家」として勝負しているものではないので「限界」と言われても反論するつもりはないけど、同じパターンと言われると毎日この日記にアクセスしてくれている四百人近い人の為にも気になって、部屋に帰ってからこの一カ月の日記をチェックしてみる。確かに女性に関する話題は多い。色々な女性が登場し、色々な話題を提供してくれている。でも、お金について書いたのは昨日の日記と8/1付けの日記に「お客さんが四人しかいなくてイベントがなかったら首吊りものだ」と書いたことと時々タクシー代を倹約する為に駅に向かって走るという記述があるだけだ。それなのに何故Yさんはそんな印象を持ってしまったのか?うーん、ちょっと気になる。でも、彼女の指摘はともかくこの日記を書く上で僕なりのパターンがあることは否定しない。それは何かというと「食事ネタ」と「時間がないネタ」を中心にして、そこに「母親ネタ」を絡ませたり「映画や芝居や小説ネタ」を入れたり、時には「Yさんとのバーヂャル恋愛物語」や「犯人は誰だ?」なんてエンタテイメントも連続ドラマ風に書いたりして、そして確かに一日に一度は出てくる「女性恋愛ネタ」と来店されたお客さんのイニシャルでの紹介があったりして、これらを色々組み合わせてこの日記を書いているつもりなんだけど、もう毎日連続2850回以上も続けているし、こっちとしてはパターンを出きるだけ感じさせない様に書いているつもりでも読んでいる方々には見えてしまっているのかもしれない、なんてクドクドグチュグチョ思ってしまった今日は全くパターンなしで日記を終わってみよう★長いことご不便をかけましたが、「コレドシアター」「シアターコレド」「乃木坂コレド」で検索していただいても、コレドのホームページにアクセスできるようになりました。尚、コレドのホームページのアドレスがhttp://www.nogizakacoredo.jpに変わりました。どうぞよろしく。
暑さで食欲はあまりなかったけど、週の初めに日和っては不味いと、たっぷり大根おろしのサンマの開き、かぶのにんにく唐がらしペペロンチーノ風、卵入り納豆、焼き海苔、豚汁などでご飯を無理やり二膳たべた後、お店の事務処理は昨日の内に終わっていたので、夏休み中に始めたポルトガル語の復習。もう中級テキストに移っているのだけど、初級テキストをもう一度初めから、読むだけじゃなく文章や単語を実際に書き写すことからやり直している。当然やさしく思える訳で、劣等感の塊でありつつ優越感に満ちていたい俺としては「勉強がススム」でも、こうして本を読んだり字を書いたりすると視力の衰えをひどく感じてしまい、一年前まで通っていた近所の眼科、セカンドオピニオンが必要だと通いだした美人女医、その二人とも同じ診断だったので今日は駅の反対側の別の眼科に行ってみるが、やはり眼鏡は悪くなく、どうしても見づらいというなら白内障の手術をするしかないと同じことをいわれる。なんだか怖くなって日常生活を送るだけなら問題はないからと手術の勧めを断る。仕入れして五時過ぎに店。今日から一週間劇団「両面ヒーロー」の公演。幸か不幸か今日は観客数も少なく、フードのオーダーもあまりなかったのでカウンターに坐って、監査法人勤務のEさんやジャズシンガーのYさんとお喋り。しばらくしてFさん、Sさん、Tちゃん、Iさん、Hさんといった女性脚本家の一団が来店。後で男性作家のFさんが駆けつけるまで元脚本家として俺も仲間に加えて貰ってワインを飲みながらの女子トーク。俺がこの五人の女性を妊娠させて全員に五つ子を産ませてみんなで育てたら面白いねと話が弾む。それって俺が生殖能力のある男としてみんなの間に認知されているってことで名誉な限り。他にお客さんは近所の会社のUさんと悠々セカンドライフのSさんの二人きり。魅力的な女性スタッフが働いてくれているにも係わらず、五月六月七月と史上最悪となった去年より月の売上が20％減。そして八月はこのままでいくと去年の同月より30％減になる形勢。だったらせめて経費節減だと終電を逃したら朝まで始発を待ってやれと原稿を書くためにパソコンを持ち込んだけど、ギリギリで終電車に間に合う。ホッとすると同時にパソコンを詰め込んだ鞄が肩に食い込んで痛い。★長いことご不便をかけましたが、「コレドシアター」「シアターコレド」「乃木坂コレド」で検索していただいても、コレドのホームページにアクセスできるようになりました。尚、コレドのホームページのアドレスがhttp://www.nogizakacoredo.jpに変わりました。どうぞよろしく。
この日記の読者というか年に二三度いらっしゃるAさんから昨日メールで最近お母様とのお食事やポルトガル語の勉強についての話題がありませんけど、何かあったんですか?と言ってくる。いえいえ、なにもありません。母はこの一週間避暑に出かけていて老老ランチはお休みだし、ポルトガル語の授業も八月から九月の中旬までは夏休みということで‥‥でも、自分じゃ復習を中心にポルトガル語の勉強はしている。いや、していないと前に進めない。進んだ気になって不完全過去の構文を覚えてみても、挨拶の初歩の決まり文句や数字の数え方を忘れてしまっている。ホント、自分の頭の悪さを呪いたく、年を取って記憶力がなくなったことを恨みたくなる情緒不安定な日曜日。一週間あんなに大勢の人と会ってお喋りしたというのに、今日は誰にも会わない喋れないと思うと人恋しくなって誰かに電話したくなったり街にふらっと出かけたくなったりするのだけど、ギリギリの処でその欲望を抑える。それは何故か?バッターボックスに入ってどんな球でもバットを振った方がいいと口では言っているのに、やっぱり俺は好きな球を待っているのか?あいつの投げて来る外角ストレートが好きなのか、打ちたいのかなどと真夏のギラギラした太陽を浴びながら思う。でも、あまり時間がない。代打でもいいから早くバッターボックスに入らないと試合が終わってしまう。今年は独り暮らしだし、十代の頃から反原発意識に染まった身としては徒にエアコンの世話になるつもりはなく、汗だくでこの夏を乗り切ろうとしているのだけど、さすがにこの夏は暑さ厳しく、水風呂に入っては上半身裸でベランダで風に当たりつつ、ポカリスウェットを飲む時間がかなり占めてしまう。まぁ、それはそれでよし。例え原発なしでも全エネルギーが賄えるとしても、エアコンをギンギンにつけつつ反原発を訴える醜さは俺の人生にあってはならない。あ、でも、バッターボックスに入って絶好球を打つことが出来たら、今書いたことは忘れて二人でエアコンのある生活を享受したいと思っている自分勝手な俺の人生観★長いことご不便をかけましたが、「コレドシアター」「シアターコレド」「乃木坂コレド」で検索していただいても、コレドのホームページにアクセスできるようになりました。尚、コレドのホームページのアドレスがhttp://www.nogizakacoredo.jpに変わりました。どうぞよろしく。
昨日某証券会社の役員秘書のAさんと四時近くまでトコトン飲んでしまったもんだから(多分キャプテンモルガンのプライベートストックをダブルで6杯は飲んだ気がする)、ちょっと、いやかなり二日酔い気味で九時起床。バスタブにお湯をためてゆっくりじっくり汗を流して水を一杯のんで酔いを醒ます。それでもこの日記を書くのが精一杯で、食事抜きで12時過ぎには店へ。今日はあるドキュメンタリー映像作家の追悼上映会兼パーティが3時半からあるので、二日酔いを忘れて(忘れるしかない)パーティの準備。2時にスタッフのTさんイン。今日はみんな少しずつ予定があるので、この後5時にHKがイン、6時にYさんがインするというバタンタッチ式スタッフ編成だ。でも、そのお蔭で一日で三人の魅力的な女性と合法的デイトすることが出来た。パーティは8時過ぎに終了したので、今日は二日酔いだし、働き過ぎたし，適当な処で店を閉めようかと思っていたら、バーにも近所の会社のシングルモルトファンのMさんが銀座の行きつけの店でバイトする女優のOさんたちスタッフと来てくれたのを初めに、広告代理店勤務のSさんとデザイナーのKさんご夫妻、イタリアン家具の店のスタッフHさんとEさんたちがカウンターを埋めてくれたもんだから、いつのまにか二日酔いは忘れて、新しく仕入れたラムのテイスティングを兼ねて今日も飲んでしまったら、漸く食欲も戻ってきて焼き肉が猛烈に食べたくなったけど、近い内に一緒に食べにいこうと話していた※※さんは体調不良で無理、何度か一緒に行ったことのあるSちゃんをこの時間(11時半)から誘うわけにもいかず、店から賞味期限切れの牛肉を強奪して帰って部屋で一人焼き肉。にんにく一杯でちょっと満足、一緒に食べる相手が録画しておいたテレビドラマの主人公でちょっと不満足。★長いことご不便をかけましたが、「コレドシアター」「シアターコレド」「乃木坂コレド」で検索していただいても、コレドのホームページにアクセスできるようになりました。尚、コレドのホームページのアドレスがhttp://www.nogizakacoredo.jpに変わりました。どうぞよろしく。
会津若松には東京で食べる醤油だしに卵で閉じたカツ丼がないという。だったらどんなカツ丼ならあるんだと会津若松出身のスタッフのTさんに聞くと、ソース味にキャベツが添えてあるのだという。それはそれでどんなカツ丼なんだか食べてみたい気がするが、難解な映画理論は知っていても東京のカツ丼を知らない彼女の為に、おまけに今日は彼女一人しかスタッフがいないので媚びへつらう為に自家製のカツ丼を作ってあげようとする。でも、ここで困ったことが判明する。Tさんはダイエット中でお米を食べないというのだ。それじゃカツ皿か?でも、お酒と一緒ならともかく何となくご飯抜きのカツ丼は絵として淋しい。どうしようかとスーバーを廻っていた時に目に入ったのがオクラ。豚カツを切って、その間間に交互にオクラを入れて卵で閉じて刻み海苔をちらし、更に京水菜の上に置いたら色彩的にもきれいなんじゃないかとやってみたらその想像は見事的中。Tさんにも東京のカツ丼風を食べさせることが出来て満足。そして俺はTさんに悪いからご飯一杯のカツ丼を彼女からは隠れて食べたけど、その味には我ながら大満足して、さて開店だと張り切ってみたけど、最初のお客さんの鎌倉の小学校の「同級生」のYさんと美魔女のSさんが八時過ぎに来店してくれるまでノーゲストで、必然的にTさんと合法的デイト。金曜日なのに困った店だ。それでも続いてジャズシンガーのYさん、週刊Aを中心に執筆活動を続けるライターのIさん、秋田のクラスメイトを同伴したいつも妖しい魅力を振りまく歯科医のSさん、いつもは元同僚のFちゃんと一緒のことが多いのに今日はソロ来店してくれたとびきり色っぽい××証券の役員秘書のAさん、更に1時過ぎに美人CMプロデューサーのRさんも顔を出して、最後は彼女とAさんの美女二人が残って、彼女たちの間に体を密着させて座って飲みだした俺は、当然のごとくいつの間にか商売を忘れて四時近くまで。★ホームページのアドレスがhttp://www.nogizakacoredo.jpに変わりました。まだ「コレドシアター」などでは検索ができませんので、コレドシアターのスケジュールその他をお知りになりたい方はこのアドレスを直接入力して下さい。よろしくお願いします。
お風呂の中である女優さんをイメージした一人芝居の着想が浮かんだ。去年のGWに岡まゆみさんで「かっこうワルツ」という一人芝居をやった後、今年もまた某女優二人の芝居を実現しようとお正月休みの間に台本と悪戦苦闘したけど、他のアクシデントも重なって企画自体がなくなってしまった。まァ、俺としては離婚問題や店の経営危機で芝居ところじゃなかったのだから致し方ないことかと思い込もうとしていだけど、このまま「作家」を終わるのはちょっと辛いと思っていた時にふとアイデアが浮かびあがり、こうなったらどうだ?こうしたらどうだ?とイメージがどんどん膨らみ、バスタブは書斎に化して、裸の俺は作家。でも、風呂から出てワイシャツをまとい、ズボンを履いてしまえば、デスクで俺を待ち構えていたのは、昨日のお金の計算と帳簿付けと顧客名簿の整理、更に給料計算とイベント希望者への契約書の送付、イベントカレンダーの訂正加筆という極めて現実的、実際的作業。百円、二百円が足らない、多すぎると電卓を何度も打ち直し、コインを何度も数え直す。そして今日は四時までに店にいかなくてはならなかったので、二時半には部屋を出てしまう。店についてからも来週イベントをやるNさんに会場使用の説明、今日のスタッフHKとTさんに鳥のから揚げご飯を作ってあげてから赤坂の業者向け食料品店に土曜日のパーティの分を含めての買い出し。そして店に戻ってからはその食材でトリッパ、カレールー、アラビアータソースなどを作る。まぁ、その時点でもう殆ど作家的頭ではなくなっていたけど、一段落してテレビAの関連会社社長のKさんに焼酎を奢って貰って、お兄さんと来店してくれた大阪から出張中のS新聞のUさん，某IT企業のEさんたちとお喋りしている内に、ただの酔っぱらいの飲み屋のオヤジでしかなくなっていた。あれ?、今朝俺はバスタブの中で夢を見ていただけなの?★ホームページのアドレスがhttp://www.nogizakacoredo.jpに変わりました。まだ「コレドシアター」などでは検索ができませんので、コレドシアターのスケジュールその他をお知りになりたい方はこのアドレスを直接入力して下さい。よろしくお願いします。
ちょっと体に異変、というか食欲不振。午前中、ブタの冷しゃぶ＋かいわれと豆腐のサラダ、オクラ納豆、明太子、海苔、さやえんどうの味噌汁というメニューをテーブルに並べたのだけど、このおかずならご飯二膳は絶対、日によっては二膳半となる処なのに、一膳でダウン。二膳目に食べようとしていたオクラ納豆をそのまま飲み込む様に胃袋に収めてしまった。ご飯一膳なんて、急にたまごかけご飯を食べたくなった時しか記憶がない。単なる食欲不振か、それとも体に異変か?おいおい、そんなに食べておいて何が食欲不振だよ?と人によってはいう方がいるかも知れないが、俺にとってはご飯の量が健康のバロメーター。昨日も味噌汁かけご飯しか食べなかったし、今日もその後、店で美人CMプロデューサーのRさんに焼きおにぎりを作ってあげる時についでに自分の分も作って食べただけで、部屋に帰ってからはキムチ冷や奴にしめサバのみで炭水化物はなし。ズボンのベルトも緩くなってきているし、どんどん痩せていく恐怖‥‥なんて書くと、ダイエットしているのに全然痩せない女子の反発を買いそうなんでストップして、今日も昨日に引き続いてRさんの他にも九月にウチで太宰治の朗読イベントをやるAさんたち女優三人組、人妻Iちゃん、そして今日誕生日を迎えた映画評論家のUさんたちと女子ディのモードだったけど、うまくしたもので気づいてみたらモンゴル貿易に携わるTさん、トリニダードトバゴに長いこと仕事でいたSさん、久し振りだったのでお帰りになるまで誰だか分からなかった大手出版社Kの編集局長のDさんたち、近所にあるデザイン会社のKさんたち男性陣にカウンターは占拠されていて、店としてのバランスを維持していた。でも、でも‥‥お客さんスタッフを含めてこんなにいい女たちに囲まれていると、あの人と一緒にいたい、あの人ともっと喋っていたいなんて少年期的恋心体質に自然となってしまう。ちょっと心に異変。★ホームページのアドレスがhttp://www.nogizakacoredo.jpに変わりました。まだ「コレドシアター」などでは検索ができませんので、コレドシアターのスケジュールその他をお知りになりたい方はこのアドレスを直接入力して下さい。よろしくお願いします。
九時過ぎに起きてお風呂にお湯が溜まる間にコーヒー入れて新聞読んでいたら「シリア 日本人死亡の情報」「女性ジャーナリストか」の見出しが飛びこんで来る。それだけでひょっとしてジャーナリトの山本美香さんではないかと直感したのは、以前彼女の戦場からのレポートをテレビで見たことがあったからだ。その時過酷な戦場から送ってくる彼女のレポートはノホホンとソフアにひっくり返っている俺にレポートの域を超えてメッセージとして突き刺さった。そのことに刺激されて彼女の本「戦争を取材する」も手にした。でも、彼女のメッセージは俺の心に突き刺さったけど、だからって俺は何も動かなかった。いや、寧ろ彼女からのメッセージから逃れる様に紛争の悲惨さから目をそらした。だから、後ろめたかった。亡くなった方には悪いけど、山本さんじゃなければいいと思った。でも、しばらくしてニュースで俺の直感が当たったことを知ることになる。途端、俺は風呂に入らなくちゃと思った。どうしてそう思ったのかわからない。俺はとにかくバスタブの中に体を沈めた。思考している様で思考放棄した時間がどの位続いたのだろう?表に置いてあった携帯が鳴って、ついでに時間を見たら1時を過ぎていた。ちょっと慌てる。茅場町にあるT歯科クリニックに3時の予約を入れていたのだ。2時に部屋を出るとなると、食事をゆっくり食べている時間はない。仕方ないから治療が終わったら店が始まるまでにガッシリ食べればいいやと、この日記を書くと部屋を飛び出した。でも、今日の俺は彼女の死がどれだけ影響したのかわからないけど地下鉄の乗り換えを間違えたり買い物を忘れたり一日中ボーッとしていた気がする。店が始まるまでに何か食べるつもりでいたのに、HKには牛皿と岩海苔の味噌汁を作ってあげたのに俺の分は作り忘れて味噌汁ぶっかけご飯ですませてしまうなんて何が変。おまけに今日お店は早い時間から社長秘書のYさん、初めてすき焼きを食べにきてくれたナイスバディのY子さん、母校の教師をやめて大学院に通いだしたMさん，仕事帰りに一杯だけと寄ってくれたF子ちゃんと魅力的な30代女性(あ、Mさんはまだ20代か)がズラッとカウンターを占めて、昨日の夜中とは別の店としか思えない女子デイだったのに、いま一つウキウキ気分になれなかったのは彼女の死があったからか?個人的に親しくもないのに一人の女性が戦場で死んだことでこんなにセンチメンタルになれるものなのか?帰宅して夕刊を広げたら山本美香さんの写真が載っていた。途端、涙が止まらなくなった。本当はご飯を食べるつもりで深夜スーパーで惣菜を買ってきたのに全然手をつけず。気づいてみたら今日の桃井章の胃袋に入ったのば味噌汁ぶっかけご飯のみ。山本美香さんのご冥福をお祈りします★ホームページのアドレスがhttp://www.nogizakacoredo.jpに変わりました。まだ「コレドシアター」などでは検索ができませんので、コレドシアターのスケジュールその他をお知りになりたい方はこのアドレスを直接入力して下さい。よろしくお願いします。