桃井章の待ち待ち日記

店に訪れる珍客、賓客、酔客…の人物描写を
桃井章の身辺雑記と共にアップします。

2013・6・17

2013年06月18日 | Weblog
夕べパソコンを消す時に何かしてしまったのだろうか?今日パソコンを立ち上げてみたら画面からインターネットに接続する記号やメールする際にクリックするマークなどアイコン?が全て消えてしまっていたのだ。電源を消してもCtrlのキーを押しつつ様々な機能を確かめてみても復元しない。携帯には最近一日百通近くの迷惑メールが入ってくるし、俺の周りのIT機器は65歳初期高齢者が放つエロウィルスに汚染されてしまったのかも知れない‥‥なんて冗談を言っている余裕はなくて、とりあえずバスで出勤途中で携帯メールで日記を書き始めて、それでも終わらなかったので、店についてから料理の準備をしながら続きを打ち続け、開店してからもまだ打ち続けて、何とかオチがついた(いつもオチをつけようとする卑しさは承知してます)と送信した時にちょうど某大企業に勤めるNさんが来店してくれたので、彼なら普段からパソコンを使い慣れているだろうと注文を聞く前に部屋から抱えてきたパソコンを取り出して、直して貰おうとする。でも、小一時間かけても回復不能。理由が何なのか分からないないという。そうならば次にくるパソコンに詳しそうなお客さんに期待していたが、もうすぐ公開される劇場映画の処女作「樹海のふたり」の宣伝活動に全国を飛び回っているY監督や秋に公演する芝居の台本執筆で頭が一杯の作演出家のOさんに相談を持ちかける訳にもいかない。ましてやイチゲンの若い二人組の男性に話を持ちかけたら妙な芝居のイントロっぽい。そんなこんなで?「樹海のふたり」が予想以上に面白い映画だったことを監督を目の前にして喋ったり、最近何故か毎日のように会うことになる近所に住む女性ディレクターのIさんがOさんと旧知の間柄だと知って、だったら彼女を呼び出そうということになり、しばらくして姿を現した彼女と一緒に飲み始めたりしている内にすっかりパソコンのことを忘れていたのだけど、と云うかその間に来店してくれた法律事務所勤務のNさんはパソコンのことなんか詳しくないだろうと特別真剣に相談しなかったのに、一人で暇だったNさんはパソコンをいじり続けていて、しばらくして「桃井さん、直った!」と大声をあげた。うそっとパソコンを覗き込む。するとホントだ。画面にアイコン?が再現されている。人は見かけによらない。そりゃ仕事上でパソコンをいじることはあるだろうけど、個人的に携帯電話も持たないアナログ人間の彼がパソコンを復旧できるとは思いもしなかった。でも今こうして日記をパソコンで書くことが出来るのは偏にNさんのお蔭。今日もまたお客さんに感謝。